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2005年8月12日 (金)

8月12日(5)グローバルコモン2

続いて、北米・中米・南米の各国が揃う、グローバル・コモン2へと向かう。
コモン1からすぐ近くに見えるパビリオンがある。「カナダ館」だ。

カナダ館のパビリオンは、建物の正面に大きくオブジェで飾られている、カエデの葉(メープル・リーフ)が印象的だ。
入場待ちの人も並んでいる。20分待ちだそうだ。
テク人と呼ばれる、背中に液晶ディスプレイを背負ったカナダ人のパフォーマンスが、列に並ぶ人を飽きさせない。シアター形式のパビリオンのようだ。
案内するガイド役のカナダ人が、次に入館する人たちを相手に、パビリオンの説明をしている。その案内が、さらに後ろに並ぶ人たちにも聞こえてくる。他のパビリオンと違って、ガイド一人一人が個性的だ。その説明を聞いているだけでも、待つ時間を長く感じさせない。

さぁ我々の番だ。
楽しく説明を受けながら入場。建物内部は外壁に沿って通路になっている。
そしてその通路が1回目のシアターでもある。外側に向かっての壁が目の細かいワイヤーで作られていて、岩壁のようなデコボコした自然体のスクリーンになっている。
面白い作りだ。

やがて映像が始まる。
雪が降りそそぐような映像が、ワイヤー壁面スクリーンに映し出される。平面でない、粗雑なデコボコスクリーンだからこその、幻想的な映像、光の織りなす世界が体験出来る。
皆この世界に魅入られた様に、壁を見つめている。

映像が終わると、我々は奥へと案内される。
くるりと回って、中心ホールへと入った。そして今度はここから映像を見る。面白い仕掛けになっている。カナダの大自然だけでなく、そこで生活する人たちを活き活きと映し出している。ただ同じ映像なので少々飽きてきた。
それでも一見の価値のあるパビリオンだった。斗樹は気に入ったようだ。

次に見えるパビリオンは、「国際赤十字・赤新月館」。
ここは人気のパビリオンだ。もの凄い待ち行列に圧倒される。従ってパス。

鳥のキャラクターがパビリオンに大きく書かれた、「中米共同館」。
中に入ると南国トロピカルな雰囲気が我々を包む。海に囲まれた国々の、海の砂が展示され、入場者に触らせてくれる。南米の砂を直に触る体験できた。
感想は・・・、う~ん、普通の砂だった。

さて、期待のアメリカ館は、並ぶ人が多い。30分待ちだ。

斗樹、どうする?
アメリカ館は見たい。
じゃ、夜 すいてからにするかい。」
そうしよう。」
ここは今日の最後に来る事とした。

 次は「アンデス共同館」。
私は昔から、アンデスという地方に深い興味をもっていた。あのフォークロア音楽、そしてサイモン&ガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」。

入口までのエントランスに、正面外壁から霧が降りそそぐ。
この暑い中並ぶのに、涼が取れて嬉しい限り。館内へ入ると緩いスロープの坂があり、その坂の壁面にそれぞれの参加国が紹介、展示されている。坂を上に登るとスクリーンにアンデス地方の歴史紹介が映し出されている
。素朴だが、自然環境を訴えるパビリオンだと思う。
もう少し、フォークロア関連があれば良かったのだけど、少々残念。

アルゼンチン館」へと入ると、個人的にサッカー関連の展示が目に入る。
アルゼンチン・ブルーが目に鮮やかだ。アルゼンチンの展示を一通り見て、パビリオンを後にする。後で知った事だが、1時間に1回、タンゴのライブがあるということ。そうとは知らず、見逃していたのは残念だった。

次に入ろうとしたドミニカ館は、なぜか閉まっていたので今回はパス。

コモン2もほぼ一周してきた。
ドミニカ館から少し離れたところに、つつじ池と呼ばれる自然の池を前に「メキシコ館」が立っている。
次はここに入ることとする。

入口周辺は、人の通る道でもあるが、池とパビリオンに挟まれて道幅は狭くなっている。尚かつメキシコ館のスタッフが路上パフォーマンスをしているので、人がひしめき合っている感じ。この炎天下で少々落ち着かない場所だ。とにかく並んで入ろう。
それほど待たなくても入れそうだ。


実はさほど期待していなかったメキシコ館だった。しかし私にとって、今回の地球博パビリオンでは5本の指に入るくらい、素晴らしいパビリオンとなった。

入ると薄暗い厳かな空気が我々を迎える。
入口にスモークが上からたかれ、その霧がカーテンの様に、外と内なる世界との境界線を演出しているようだ。通り抜けると緩やかな勾配になった通路に展示品がセンス良く並んでいる。

このセンスが抜群に良い。

メキシコの自然の、その美しさに浸りながら、坂道を歩いていくと、アステカ文化の歴史が厳かにあらわれてくる。貴重な石像「羽毛のある蛇」の他、その文化の重みを感じる石像、遺跡の数々に感動を覚える。
演出のすばらしさに引き込まれていく。
館内は仕切のない開放感ある吹き抜けの空間なのに、雑然とせず、独自の世界観・神秘性を見せてくれる。子供向けの、足下のパネル(キーワード)を踏むと目の前のスクリーン映像が変わるものや、楽しい展示もあって面白い。
まさに万博ならでは。
(写真は9月の時のメキシコ館前のパフォーマンス)

続いて我々は、「OECD館」へと入る。
広い館内に環境問題についてのパネル・展示がある。今、時間は4時半をまわっている。はやいものだ。次の事前予約までの時間が気になる。

グローバル・コモン2の最後に、「キューバ館」に寄っていく。
コモン2の入口にあるキューバ館は、コロニアル様式のとても立派なパビリオン、内部も広くて、異文化を感じる。ただ展示は少ないようだ。一回りして外に出る。

建物外の階段に腰を下ろして話をする人、休憩している人が絵になっている。
まるでカリブのリゾート地のよう。
これは外から見るパビリオンかな。そんな感想を持った。北米・中米・南米と多様な文化が体験出来たグローバル・コモン2もそろそろ時間だ。グローバル・ループへ出て、来た方向へと戻る。

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