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2005年8月13日 (土)

8月13日(4)コモン3 イタリア館


自転車タクシーでのスナップ


 (Photo: ryuu dohさん)

企業パビリオンゾーンBからグローバル・ループへ。少し歩くと、コモン1あたりに自転車タクシー乗り場がある。ここから自転車タクシーに乗ってコモン3まで移動することにした。乗り場にはすでに2組ほど待っている。しかしそれほど待つことなく、我々の乗る自転車タクシーがやってきた。すっかりと日に焼け太くなった足で自転車のペダルをこぐ学生アルバイト。

「大学生ですか?」
「ええ、そうですよ。」
「沢山の人出ですよね。」

今日の混み具合を訊く。お盆休みだけど予想した程の入場者数ではないようだ。

15万人ってとこじゃないですか。18万人超えると自転車走れなくなってきますよ。」

この話題がツボになったか、彼は色々と語り出した。7月の海の日の20万人突破の時がいかに凄かったかを訊いたりしているうちに、自転車タクシーはコモン3へと到着。
            

さて、どこからまわろう。最初は少し並ぶような所から行こうか。ということでイタリア館に決まる。現在20分待ちほど。パビリオンの外壁を囲むように列は出来ている。列の最後尾を探して並ぶ、と列は進み出す。比較的列は動いている。イタリア館は今回の万博に国宝級のブロンズ像「踊るサテュロス」を目玉として持っていている。

入場すると、照明を落とした落ち着いた空間が現れる。右手に広がる水面は、穏やかに落ち着いた青を映している。奥に浮かぶ、青の球体のオブジェが不思議な空間を演出する。左手は通路で、その壁には自転車が吊り掛けてあって、モータスポーツなんかも展示されている。水辺の椅子に腰掛けてしばしこの空間を堪能する。照明が変化し、飽きは来ない。



イタリア館内に入ると涼しげな空間に癒される。
                  


サテュロスの部屋の前に、光の影を利用して顔が浮かび上がる。

通路を先に進むと、「踊るサテュロス」の部屋だ。最初にサテュオス像の発見に至る紹介映像が流れる。ふむふむ、近年シチリア島沖で漁船によって引き揚げられたそうだが、2,400年以上も昔のもの。もちろん映像撮影は禁止、触ってもだめだ。サテュオスの展示されている部屋の前にある、照明のライトアップによる影でサテュオスの顔を表現した造形に、ほぉ~と感心する。こういうセンスの良さがイタリアだ。
                         ブロンズ像「踊るサテュオス」は部屋の真ん中にあって、それをぐるりと廻るように観覧の通路がある。見る時間は特に制限が無く、いつまでもここにいて見ていても構わないようだ。歴史を感じるブロンズ像は、その汚れにも歴史の重みを感じて、尊くすらある。なにせ2,400年も前のものだそうだ。日本じゃまだ縄文時代から弥生時代の、そんな大昔に、こんなものを作っていたとは、たいしたものと感心する。ブロンズ像の存在感に圧倒された部屋だった。
 最後のエリアには、チョコレートで出来たワーゲン車やイタリア彫刻、イタリア建築など、見所一杯のイタリアの伝統と文化を知ることの出来る場所となって、チョコの甘い香りに包まれながら、ここでイタリア館は終わる。センスの良さと、文化の圧倒さを感じた。 

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