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2005年9月 4日 (日)

ブラックジャックによろしく

がんで死ぬということ。がんと闘うということ。

ブラックジャックによろしく」というコミックがあることは、TVドラマ化されたことで知っていた。しかしTVもコミックも見ていなかった。ふとしたことで古本屋で見かけた「ブラックジャックによろしく」1巻100円。手にとって買ってみた。リアリティーある内容で、読み進むほど引き込まれる。そして10巻までまとめて買ってしまった。

 5巻から始まる「がん医療編」。この話は、何度読んでも目頭が熱くなって、熱いものがこみあげてくる。斉藤研修医が、庄司先生宇佐美先生の狭間に苦悶する姿は、日本のがん治療の現状なんだなと訴えてくる。
そこに児玉さん内海さん、二人の“がんと闘う生き様”と医師の関わり方、そして辻本さん

 あの辻本さんの姿が、最後になればなるほど神々しく見えてくる。作者・佐藤秀峰先生の見事な書き上げだ。
 生きること、そして死ぬこと、逝くもの、遺(のこ)るもの。
実は私も20年以上前に、母はがんに患い、最後は看取ることが出来なかった。
(その時は職場の皆さんに本当にお世話になりました。感謝!)
それとこの話が重なってしまうから一層の感情移入をしてしまったのかもしれない。だからこそ辻本さんの長男・良彦君の言葉、辻本さんに最後に送った言葉は、昔の私の言葉でもある。

僕は お母さんを 絶対に忘れないよ・・・

 でてくる人物が、漫画の世界ではないリアリティーをもって存在している。だれもかっこよくなくて、でもだれも嫌いにはなれない、人間くさい。その描き方は本当に素晴らしい。児玉さん、内海さんのエピソードも印象深く、考えさせられる。「人を救う」ということって何だろう、と考えさせられる。

 ドラマはみていないからそちらは何とも言えないけど、コミックの5巻から始まる8巻までの「がん医療編」は、見る機会があれば、是非!とお奨めしたいデス。

(ちょっと重い話になったかな。でも感動するよ。)

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