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2005年12月 5日 (月)

まさに『一触即発』衝撃の和式プログレ「四人囃子」

荒削りだけど満ち溢れる緊張感!まさに一触即発だ!

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一触即発 / 四人囃子

1. 〔h∧maebe□〕 
2. 空と雲 
3. おまつり(やっぱりおまつりのある街へ行ったら泣いてしまった) 
4. 一触即発 
5. ピンポン玉の嘆き
 

高校時代に聴いた。衝撃だった。プログレは洋楽だと思っていた。シンセを使うバンドは知っていた。ファー・イーストも悪くない。だけど私の中ではプログレではなかった。
森園勝敏のギターフレーズにしびれた、なんてかっこいいんだろう。アルバムタイトル曲「一触即発」。この1曲に全てのエッセンスが凝縮されている。
 出だしと最後の部分、タイトなリズムを刻むドラムに乗って、キーボードとギターのかぶる所がなんて美しいんだろうと、聴き惚れてしまう。
ギター、ドラミング、ベース、キーボード、どれをとっても秀逸な演奏で、無駄がない。詞はメンバーではない、末松康生さんという方が担当、まるでキング・クリムゾンとピート・シンフィールドみたい。
 ジャケットに描かれたイラストは、象の鼻に掴まる猿、そして裏ジャケには、その象が亀の甲に乗っている。まさに古代インドの宇宙観そのもの。意味は深い。

セカンド・アルバムの「ゴールデン・ピクニックス」の方が、アルバムとしての完成度は高いし、一般には聴きやすいと思う。だけどリアル・タイムに聴いたものとして、このアルバム「一触即発」の衝撃度は何者もかなわないのだ。

30年前に日本にこんな最高のプログレバンドがあったと言うことを、もっと誇りに持って良いと思う。2枚目が出て、森園さんは四人囃子を脱退、ここで私の中の四人囃子は終わってしまったのだ。

四人囃子に酔う、森園に神を見た! (08年4月ライブレポート)

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