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2007年5月17日 (木)

バベル

最近、映画に少しはまっている。MOVIX伊勢崎で、また2本観てきました。最初が「バベル」。
話題の作品だ。特に菊地凛子に注目。モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に4つのストーリーが同時進行し、そしてそれが一つに結びついていく。という展開。モロッコでの銃の発砲から話が始まる。・・・しかし始まって30分もしないうちに自分の中で重い何かが出てきた。不必要と思える(小児偏向性的嗜好を伺える)性的表現、生理的現象に不快感はぬぐえない。銃の重罪を訴えているようで、それでも必要性を訴えてしまうアメリカ的エクキューズがそこにある。

そんな中で菊地凛子はその存在感が大きい。「こんな女子高生が日本にいるって偏見だよ!」と不快感を補ってあまりあるそのスクリーンでの存在感は衝撃的。
ただそれだけしか感じなかった。4つの話がそれぞれ虚しくて・・、なにか消化不良のまま終わって、「・・で、どうなったの?」とつっこみを入れたくなる感じ。良い役者が多かったのにね・・。

サチエ(菊地凛子)がいたからそれでも5点/10点かなぁ。

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