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2007年7月15日 (日)

伊勢崎ライヴ喫茶「SONGS」

群馬県伊勢崎にある、ライヴ喫茶「SONGS」で「LIVE☆PROGRESSIVE」コンサートが行われた。ここは以前に、高崎の金澤屋 金澤さんから紹介されて足を運んだけどお店がやっていなかったところで、今回そのこともあって金澤屋さん経由で無料入場チケットを戴いた。

17:30会場、オーナーの池田さんとお話をする。今回のチケットを戴いたお礼、今日のコンサートのことなど。あと池田さん自作のCDを一枚購入(500円)。池田さんの話ではトリの「FOMALHAUT」が巧い、って話。とても楽しみ。
Song070715

18時になってコンサートは始まる。今日の出演は6バンドだ。プログレって言うくらいだから皆巧いんだろうな。って期待は高まる。さて最初のバンド?T&Iが登場。おや、これってバンド演奏じゃなくて、前衛即興演奏。無音のトランペット演奏に不規則に叩く金属板音が重なる。う~ん、これは少々ついて行けない・・・。

続いてのバンドは、オーナー池田さんのミジンコZ。池田さんのレスポールギターがうなりを上げる。さすがに巧い!音楽としてはプログレっていうよりも、人間椅子に近い耽美的&ヘヴィーな音。メンバーそれぞれのテクのレヴェルも高い。
ところがこの後に続く人たちが・・・。バンドではない。前衛演劇パフォーマンスとったものや、前衛即興、ギターエフォクト&レコーダーを多用したギター即興演奏。いずれもバンドとは言えない。。。3番目から5番目まで私としては少々ついて行けない時間が過ぎていく。

時間も9時を過ぎてきた。個々の演奏時間が長いって訳ではないが、演奏準備に結構時間がかかっているのでやむを得ない。ただついて行けない気持ちがものすごく時間を長く感じさせる。本来なら帰ってしまうところだけど、オーナーの池田さんが「トリのFOMALHAUTが巧い!」という言葉だけを期待に残っていた。そしていよいよFOMALHAUTの登場だ。

女性ヴォーカルの鈴木あかねさんは、セッティング間は眼鏡をかけていたけど、いざ演奏が始まると眼鏡を外して別人のように輝きだした、と曲が始まり、唄声が出たその瞬間。彼女の声が会場を覆う。
 その豊かな声量ときれいな声が観客の耳に届く。マジ巧い!バンドはキーボード担当のリーダーを始め、ギター・ベース・ドラムとトランペット(コーラス・笛も)の6名編成だが、全員が一緒になって演奏するのは、全体の半分くらい。キーボードと唄、ギターと唄、ベースと唄、といったパターンも多く、その間他のメンバーはその場で座っておとなしく聴いている。せっかくのバンド演奏なのに・・、と想いながら、鈴木あかねさんの歌声に酔いしれる。とても心地よい響きのある歌声だ。

 時間は11時にならんとしている。もう始まって5時間がたった計算だ。出演者の6組?のうちバンド演奏が2組のみで、物足りない気持ちだったけど、それなりに楽しめたライヴだった。最後に池田さんから、「是非バンドで出てくださいね!」とお願いされた。まあ、メンバーとも相談してみようかな。

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