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2008年6月10日 (火)

何も言う事なしです、大笑いしましょ!「ザ・マジック・アワー」

「ギャングのボスの女を寝取った代償に、伝説の殺し屋を5日以内に見つけなければ殺される。」
窮地に立たされたバーの支配人がとったアイデアは、売れない俳優を殺し屋に仕立てて。
騙された俳優は、知らずに殺し屋を演じ続け。。。

映画の予告編でも出てきた、デラ富樫とボスの初めて会うシーン。
(売れない俳優(佐藤浩市)が、殺し屋になりきって、ナイフを舐めるシーンね・・)
このくだりが・・。これはもう、思いだしても笑ってしまいますよ~!
勘違いと騙しとが微妙に食い違い、ときにかみ合う。
そのマが実におもろい。
これだけ笑った映画は最近はないです。
皆、3枚目を楽しんでいるかのような演技に好感が持てます。

もちろん、爆笑の場面ばかりじゃないです。
売れない役者の、悲哀の裏方現場。
かつての映画に自分のルーツを求め、その世界にカタルシスに染まる。
レトロっぽい街作りなのに、なりきらなかった洒落な港町「守加護(すかご)」を舞台に繰り広げられるギャング闘争。
・・・それらがスパイスになってます。

「観て良かった!」絶対にそう思える映画。
普段はどんなコメディーもすんとも笑わぬツレをも、笑い転げさせました(驚)
劇場で他の人と爆笑してね。

一番輝いているその一瞬=〝マジック・アワー〟なのですね!
この映画を観ている瞬間もまさにマジック・アワー、三谷さんはそう言わせたいのでしょう。

そう、スクリーンに写る、港町「すかご」を舞台に、みんな輝いています!

「ザ・マジック・アワー」 9点 ★★★★☆

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