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2008年7月25日 (金)

火車とは生前に悪事をした亡者をのせて地獄に運ぶ・・ 「火車」

ある日突然、銀行員の婚約者がその姿を消す。しかも一切の痕跡も残さず・・。
なぜ彼女は姿を消さなければならなかったのか。

求職中の刑事は、親戚にあたるその銀行員に相談され、人探しを依頼される。
しかし探せば探すほど、その人は見えなくなっていく。

山本周五郎賞。
93年度版 このミステリーがおもしろい 2位
1992文春ベスト10 1位
文春二十世紀傑作ミステリーベスト10 国内部門 2位

輝かしい人気を誇る本書は、ミステリー史に残る傑作だけど、なんと587頁にも及ぶ大作で、今まで手を付けなかった。しかし読んでみて、まさしく引き込まれる面白さだった。
心の奥に潜む翳りを否定できずにいる寂しさもまた人間なのだな、と感慨深い。

ミステリーなのであまり内容は書きたくないけど、未読の人がいたら、是非お薦めしたい本だ。ページ数は多いけど、無駄な部分が無く、サクサクと話が進むので一気に読んでしまう感じ。これが名作なんだな、と実感です。

「火車」 宮部みゆき著

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