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2008年8月 4日 (月)

芭蕉は遠く、そして松島は美しく。東北の旅2日目(7/27)

Blog6417 そして朝が来た。
東北の旅2日目が始まった。
かなりぐったりと熟睡したらしい。目を覚ますと家人は一風呂浴びてきた後らしく、朝から風呂上がりの一杯を楽しんでいた。テーブルには戦勝品のように並んだビール空き缶が・・。自分も体調も良くなったようなので十和田湖温泉を楽しむべくお風呂へ。
Blog6415  風呂から上がって、朝の十和田湖畔を散策することにした、朝6時。フロントロビーの横を抜けて外庭へと出る。目の前が十和田湖だ。朝もやのかかった湖畔は幻想的な風景。向い岸がうっすらと、そしてその山並みが白く溶け込んでいる。湖畔沿いをその風景に混ざり込むかのように、家人とトボトボと歩くと(ああ、青森まで遠くにきたなぁ)としみじみ。
Blog6416 標高400mの山高く、深く水をたたえるカルデラ湖。湖畔のさざ波が、かよわい音を響かせながら、ゆっくりと押し寄せては引いていく。うん、体調は昨日より良くなった感じ。少しほっとした。
 このホテルは宿泊棟側が秋田県、庭が青森県と、ホテルの敷地中を県境が通っている。ちょっと驚き。ちょうど県を跨ったところから1ショット。

Blog6420  ホテルに戻ると朝食バイキング。昨日と同じ会場だ。ヘルシーおかずの美味しいバイキングだなと思いながら、窓から見える十和田湖を眺めながら朝食を済ます。当初は、ホテルを出発した後の最初の観光目的地は奥入瀬だったけど、先日の地震で奥入瀬で落石事故が続き、現在通行止め。ということで予定は十和田湖畔の散策に変わった。

Blog6421 一行はおみやげ売店の駐車場に停めて、高村光太郎氏作の〝乙女の像〟で集合撮影。ここで自由行動となるが、十和田神社以外は特に行くところもなく、ぶらぶらと朝の森の参道を森林浴宜敷散策をする。木洩れ日の中で森林から浮き出たような社は、普段は参拝する人もほとんど居ないだろうと思われるような雰囲気。

Blog6422  前を歩くツアー客家族連れが話をしている。
「十和田湖って日本で何番目に大きい湖?」
「一番は琵琶湖でしょ、2番目はどこかな?浜名湖?いやちがう」
「十和田湖は3番目かな」
「う~ん、分からないな・・」

その話題を別のツアーグループも引き継ぐように話し始めた。
「2番目は霞ヶ浦でしょ?3番目は北海道にあったと思うよ」
「支笏湖?じゃ十和田湖は4番目かな」
ということでこの時の話題では4番目に落ち着いた感じだ。

で後で調べたら、十和田湖は12番目だとさ。
1位 琵琶湖 2位 霞ヶ浦 3位 サロマ湖 4位 猪苗代湖 5位 中海 ・・・。
ちなみに支笏湖は8位で、浜名湖は10位。

Blog6423 さて一行は次の目的地、発荷峠へ向かうためにバスに乗り込む。発荷峠は十和田湖を一望できる風光明媚な峠。朝はもやのあった十和田湖も、この時間になるともやも弱まり、十和田湖が美しく見渡せた。湖畔の先、遠くに八甲田山もその姿を見せてくれた。家人もこの風景の美しさに言葉少なに唸っていました。

Blog6424 バスに乗っていくと、また体がだるくなってくる。まだ完治していない。うとうとと眠るでもなく、目を閉じてぐったりとバスの揺れに身を任せてる。次は大湯のりんごの里 平塚果樹園。さすがりんごの産地、りんごに関する色々なお土産が豊富にそろっているには見事。駐車場には美味しい地下水とそれを見守る観音様が立っている。秋田の高山地帯とはいえ、この日は暑いのでツアー一行はそこに涼を求めて集まる。そしてみな持参のペットボトルに水を詰めていた。

途中、鹿角(秋田県)の道の駅で各自自由昼食をとって、バスは一路松島へと向かう。秋田から宮城へ3時間を超えるバス移動、もちろん私は車中でぐったりと休ませてもらった。家人は黙って車窓から外の風景を眺めている。

Blog6433 やがてバスは松島に到着。車内では何度も添乗員から松島の見所の説明を受けていた。日本三景の松島は土産物屋や食堂が、多くの観光客で賑わっていた。「松島や ああ松島や 松島や」の句が芭蕉作と広く知られていたが、実際は江戸後期の狂歌師・田原坊が作ったものらしい。ただあまりに絶景なので句が浮かばず、という話だけは本当らしい。

Blog6426 まずは松島湾を遊覧船で島を巡る。船は出発するとすぐにかもめの大群が餌をもとめて追ってきた。点在する島々、空にはかもめが飛び回っている。子供達がかもめに餌付けする。それを見ながら〝ああ、これが松島なのだ。〟そう感じた。海風が心地よい。陽射しはなく心地よい。やがて船は奇形奇岩を巡って約40分ほどまわって船着き場へと戻る。

Blog6430 次はどこにいくか。時間も限られているので、瑞巌寺にした。遊覧船船着き場から道路を挟んで山門が見える。瑞巌寺はその寺内は国宝に指定されている。長く格式ある山門からの参道を歩き、瑞巌寺へと。
瑞巌寺のその中は来賓を迎え入れていた迎賓館の様相。ここの間は誰が泊まっていた、誰が使っていた。そしてここは明治天皇が泊まられた部屋だというのもある。歴史的に重要な位置づけだったんだな、と実感。

Blog6432 さてバスの集合時間もあと少し。ただどうしてもしておきたいことがあった。それは生牡蠣を食べること!バスに戻る途中、一人前500円で生牡蠣を食べられる食堂に入る。2人前を頼んで、生牡蠣が目の前に出されるや、時間もないのであわてて食べる。うん美味い!!いや土地の生もの、これに勝る美味さはない!
・・と食べ終わって気がついた・・・写真を撮れ忘れた。ホント残念。

Blog6428 あわててバスに乗り込むとまもなくバスは古川駅に向かう。ここから新幹線にまた乗り換えて帰るのだ。本当に駆け足の東北4県を跨ぐ2日間だった。体も徐々によくなりかけたけど、終わって安心したらまたぐったりしてしまった。降りる駅に着いて家人から「ほら着いたよ」と冷たく起こされボーとした頭で、今度は軽くなったキャリーバックを引きながら新幹線の駅の階段を下りていくのだった。

そして心の中で戒めるのだった。
健康のため冷房は抑えめに、そして奥様のビールを控えめに

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コメント

いいですね~東北:*:.。.:*(´∀`*)*:.。.:*:
あのお土産のカレーとキャラメルに、このような血と汗と涙の物語があるとはつゆ知らず、ぺロリとたいらげてしまいました。

それにしても、ビールが美味しそうですw←感想!?

投稿: なち | 2008年8月 6日 (水) 21時27分

師匠の冷たいカレーネタがずっと頭にあってお土産カレーを発見したら「これは師匠だ!」ともう決めますた。・・ただキャラメルは・・実は熱にうなされ、なぜあれを買ったのか今でも記憶が定かでは・・。

十和田湖の夜の想い出=缶ビールのタブを開ける音を、遠のく意識の中で聞いていました・・。

投稿: lastsmile | 2008年8月 6日 (水) 22時45分

東北ってなかなか縁がなくて、いつかは十和田湖とか
行ってみたいと思ってるんですよ。
うらやましーです^^

松島だけは去年いったんですけれどね。
東京からは日帰り組もおられましたが、こちらからだと
飛行機になるので、なかなかです。

投稿: Vino | 2008年8月 7日 (木) 18時28分

松島に行かれましたか!松島も狭いようで、色々と見所が多いところですよね。
私も東北ってなじみが無くて、白神山地とか宮沢賢治とかミステリアスな幻想的な世界に感じてます。味わった不思議感は、熱のせいか、それとも・・。

vinoさんの富士山の登頂の様子、大家さんの「記録」で読ませていただきました。
生々しい記録でした。いやぁ大変でしたね。あらためてお疲れ様でした。筋肉痛完治なによりです!

投稿: lastsmile | 2008年8月 7日 (木) 20時36分

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