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2008年10月の31件の記事

2008年10月31日 (金)

久しぶりの爆笑オンエアバトル

って言っても公開録画を観に行ったわけではありません。

NHKのお笑い番組、「爆笑オンエアバトル」〝オンバト〟久しぶりに放送見ました。
以前は渋谷まで公開録画をよく観に行ってTV放送も毎週観ていたんですけどね。いつのまにか縁遠くなっちゃいました。で、今週のオンエア獲得の5組は以下でした。
(ハイキングウォーキングが385点 6位で、惜しくもオンエアならずでした。)

【オンエア5組】

流れ星(505点)

「悪いマナー」って話で電車の中のヘッドフォン騒音なんかのネタ、マナーマンというスーパーヒーローも出てきて。
無傷の19連勝新記録だそうで、タカトシの記録更新ですって。流れ星もすっかりこの番組の重鎮になった感じですね。

ギャロップ(505点)

深夜の海外通販番組、妙に浮いたキャラと声の吹替のギャップをネタに、オーバー500。たぶん初めて見ました、ギャロップ。
面白かったです。

ラバーガール(489点)

世界ではばたく日本人「バッド職人」を演じるヒネくれキャラの大水くんと、それをインタビューする飛永くんとのすれ違いイライラ?コントは相変わらず。さすが面白いけどちょっとパターン化?

佐久間一行(441点)

コント「海ダイジェスト」、コントといっても一人ですから。荷物ネタは面白いですね。

チョップリン(397点)

いたずら電話コント、相変わらずの無骨なすれ違いネタです。このヌルさ、けっこう好きだったりします、マニアック?

・・・・・・・・・・・・・・・・・
レッドカーペットだとあっという間にネタが終わっちゃうけど、このくらいの長さでお笑い楽しむのも良いですね。
しかし。
早いもんですね、明日からもう11月。 (不忍池)

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2008年10月30日 (木)

失うこと、そしてリアルに見えてきたこと。「リアル」8巻

井上雄彦著 リアル 8巻、買って読みました。

井上氏得意のバスケット漫画、バスケと言っても車いすバスケ、ちょっと重い題材なだけに「スラムダンク」テイストを期待してはいけない。

野宮、高橋、戸川。
3人の失ったモノ、そして失ったが故に見えてきたモノ。
そのリアル=現実を直視して、彼らは何を得るのだろうか。

今回は、敗戦をきっかけに再スタートするタイガースの話から始まり、リハビリで闘う高橋の葛藤を追いながら、そして。
どうせ泣くなら やりたいことをやれば
夏美の言葉に、職を失った野宮の打ち込む姿を描いている。

一人一人の人物が痛々しいまでのリアルを感じるこの漫画。
次巻までの発売待ちが長いのが、難点。(あらすじ忘れちゃうんで・・)

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2008年10月29日 (水)

〝錦秋の奥只見湖遊覧と清津峡〟紅葉を楽しみました!

10月25日(土)読売旅行の日帰りバスツアーで清津峡と奥只見の紅葉を見てきました。

朝、8時40分に本庄駅武蔵野銀行前に集合、家人とともにバスの到着を待つ。
天気は今にも降り出しそうなどんよりとした曇り空、昨日までの雨雲を引きずっているかのよう。
今回の日帰りバス旅行は新潟県。埼玉から群馬を通過して新潟へ、高速自動車道をひた走る。
ツアーの参加者は20人ちょっと、60歳前後のおばさまが中心といったところ。横と後ろの席に6名のおばさまグループが座るが、おばさまたちはずっと賑やかにおばさまトーク炸裂しっぱなし、そしてお互いの食べ物・お菓子を分け合い飛び交う。

我々はといえば、家人と黙っておばさまトークをBGMに外の景色をぼんやり眺めて・・・。
高速から見る群馬の山並みはまだ色つき始めた位だが、関越トンネルを抜けると新潟越後の国、徐々に山並みも色鮮やかになってくる。冬はスキー客でにぎわう塩沢石打インターを降り、バスは一路、山へと登っていく。

Blog8073 バスは清津峡の手前、おもやドライブインで停車、そこからマイクロバスに乗り換えて清津峡に到着。
色鮮やかに染まった紅葉に囲まれた、山間の宿場町という風情。
街並みを通り過ぎると、清流が見えてきた。上信越高原国立公園に選定された清津峡は、日本三大渓谷のひとつ。(後2つは黒部渓谷と上杉峡)

Blog8081 以前は切り立った岸壁を通っていった遊歩道は、事故があって危険のため一時立ち入り閉鎖になったそうだが、是非みたい、見て貰いたいという声で、全長750mの歩道トンネルをつくり、4ヶ所の見晴所からは雄大な渓谷美を見られるようになったそうだ。
長~いトンネル内には飽きられないように清津峡の四季をパネルやビデオで紹介していたり、イルミネーションされてたりしてる。

Blog7073 清津川上流の激しい流れで浸食され、川の両側は「柱状節理」と呼ばれる柱状の岩が露わになって、豪壮な景観美を見せてくれる。岸壁に張り付くような緑が紅葉し、下に流れる清津川の清流とのコントラストがすばらしい。見晴所の手すりに並んで多くの観光客がその迫り来る迫力に見入っている。

Blog8079 鑑賞見晴所一番奥の4ヶ所目、トンネルの終点に「パノラマステーション」がある。V字に切り立った渓谷美が目に飛び込んでくる。実際ここまで歩いてくるのは、20分くらい?ちょっと上り坂なんでゆっくりあるいて30分、高齢の人にはちょっときついかも。無料の望遠鏡も置いてあります。もちろん歩き疲れた人のためのベンチ椅子も。

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Blog8080 清津峡をあとに、マイクロバスで再びおもやドライブインまで戻り、そこで昼食をとる。バスの中で添乗員が昼食と出発時間の案内をする。
「・・・ご飯はおかわり1杯200円になりますので・・うんにゃら・・・」
そこでおばさまたちがブツブツ言い出す。
「おかわりは200円だってさ」
「そうそうお米美味しいものねぇ」
「でもさぁ今時おかわりは無料(ただ)ねぇ」
「ほんと、バイキングだったらいくらでも食べられるし」
「ちょっと200円って高くない?」
「高い~高い~」
添乗員の説明もそっちのけでおばさまトークがバスの中溢れる。

Blog8078 でもさ。
あんたっちおかわりする気?そんなに食べられるの?なんだかんだ言って結局は〝お腹いっぱい~〟とか言ってさ、それこそいらぬ心配じゃん・・。
おばさまたちは、清津峡の売店で買ったお菓子をまたまた回し くちゃくちゃ食べながら、爆裂中。
お昼は和食膳、さくらますのハーブ煮をメインに地の山菜が並ぶ、こういうのが美味しいと思う歳になったと感慨。
ちなみに、おばさまたちがおかわりしたかどうかは不明(早々に食べ終わって席を立ったので・・)

食事を終えてバスは次の奥只見へと向かう。
再び関越自動車道、塩沢石打インターまで戻り、小出インターで降りる。
そこからシルバーラインと呼ばれるつづら折りの山道とトンネルが続く。もともと奥只見ダムの建設のために造られた道だそうで、岩肌露わなトンネル内も狭く、バスの行き交えない場所もあり、停まって譲り合うことしきり。いくつものトンネルを過ぎる度に山並みの紅葉はその鮮やかさを増していく。

Blog8077 いよいよ奥只見ダムへと到着。すばらしい紅葉がパノラマのように360度に広がる。多くの観光バスと観光客の乗用車が並ぶのも頷ける。ここ奥只見は新潟県魚沼市(コシヒカリのお米で有名)にあり、越後三山只見国定公園内にある。
どんよりとした重い雲だったのが残念だったけど、紅葉のタイミングはまさに今がピークといった感じ。

Blog8075 ここから奥只見湖を遊覧船で。奥只見湖はダムの建設で出来た日本一の貯水を誇る人工湖。かつては36世帯があった集落も今は水の下。300人乗りの大型遊覧船「ファンタジア号」の乗り込む。今が旬の紅葉に彩られた、2000m級の山々に囲まれた湖に、船は出帆、とても美しい景色が右に左にと次々にあらわれる。

Blog8076 ただ。
寒い。出帆時は多くの人が一番上の船上デッキで風景を楽しむも、一人また一人と下の船室へ。いつのまにか人もぽつりぽつりと。
ふと気づくとわが家人もいない・・。ちゃっかり一人で下に暖を取りに行ったらしい(一言くらい言えよ~)
そんな家人なんかを無視して風景を楽しむこと40分。船は銀山平乗船場へと到着。意地を張って?のデッキ鑑賞ですっかり身も冷え込んだ身体を早々にバスに乗り込んで温める。

銀山平から再びシルバーラインを通ってインターへと戻る。
おばさまたちはまた銀山平でお菓子を買い込んだらしく食べ回し始めた。イカの匂いがきつい。バス独特の匂いとイカの匂いが混ざった時、なぜか子供の頃のバス酔いを思い浮かんでしまう。しかも山の中のくねくねした道だし。

シルバーラインも終わりにさしかかった頃、一人のおばさまが仲間に問いかける。
「シルバーラインってなぜそう呼ぶのかしら?」
「不思議よね~、シルバーって名前。」
「きっとお年寄りが多く通りからよ」(シルバー=老人)
「そうか、老人の道ってこと?」

おいおい。
今、出発した場所、もう忘れたの?
銀山平、〝銀〟山平だよ、〝銀〟!!
だれか一人位気付よ。こういうことってありません?、もう教えて上げたいくらい。でもおばさまたちの中では「老人通り」で決着したらしく、話題は次へと移っていった。
もう間近でこのトークが出発時から炸裂しているせいか、家人とは一切バスの中の会話無し。

日もすっかり暮れかかった頃、バスはインターから高速へ、一路埼玉へと向かうのだった。さすがのおばさまたちも疲れたせいか、喋りっぱなし食べっぱなしのその口を産卵の鮭のようにぱっくり開けて眠りはじめていた。

「錦秋の奥只見湖遊覧と清津峡」(読売旅行)8,980円でした。
ただおばさまたちがぼやいていた、
「旅行費は安いんだけどさぁ、お土産とか食べ物買ったりするのが旅行費以上にかかってね~」
そりゃ、あんたちが悪い。

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2008年10月28日 (火)

藤龍祭「お笑いライブ」に行ってきました!

Blog8084 10/26(日) 高崎健康福祉大の第6回藤龍祭のイベントお笑いライブを観に行ってきました!出演は、ペナルティ、ブラックマヨネーズ、まちゃまちゃ、あべこうじ、もうすぐ中学生、そしてお笑いじゃないんだけど吉本のアイドルユニット「ヨシモトグラビア・エージェンシー」が出演。
開場が午後5時からなので、家を4時過ぎに出て学校に4時半に到着。ここ4年~5年位?は欠かさず見てきた藤龍祭のお笑いライブだけど、今回はいつもと違う会場。4年生大学の体育館は初めて。短大の方が広いんじゃないの?って感じです。

Blog8083 もう何十人かが並んでいます。席はS席、A席、B席と分けられているけど、その枠内では先着順。後ろに並んだ女連れはあべこうじ目当てだって会話してる。なんとあべこうじ、今日3つめの学園祭、働かせるなぁ、さすが吉本。
 開場も不慣れな運営のためか、列が入り乱れて混乱。不満の声も聞こえながら会場に入ると、広い体育館の前半分くらいに、席を集中して並べられている。微妙なこじんまり、ミニライブって感じ。

6時開演。まずは司会のポテト少年団の一人(名前忘れたスマン)が登場、軽い前説っぽいのをやってからYGE(吉本・グラビア・エージェンシー)が登場。16名のユニットだけど、4名がステージに。きっと残り12名も4名ずつ分かれて全国に営業に出ていると思われる、お疲れ。
セカンドシングルを披露、モチロンくちパク。終わったあとのインタビューで、歌の披露の時に使ったマイクを後ろポケットに突っ込んで、違うマイクで受け答え。もう自ら、このマイクは音が入っていませんってバラしたようなもん、こういうのがオモロー(ひねくれ者だから。。)

さて次は〝もうすぐ中学生〟最近はレッドカーペットでも人気の彼は、登場すると黄色い歓声。いやたいしたモンです。あまりネタも膨らまないみたいで、一通りやったら、テレビでは見せない裏側の様子をやってみたりしていました。〝タメになるね~〟〝タメになるよ~〟

次は〝あべこうじ〟うざいキャラでマシンガントーク。けっこうウケていました。場慣れもしていて、中だるみすることなく15分突っ走りました。

そして〝まちゃまちゃ〟以前ほどの露出度はないけど、毒舌トークは相変わらず。多少自虐ネタも混ぜながらもちょっと後半はパワーダウンかな。基本的に好きだけどね。

お次は〝ブラックマヨネーズ〟ベテランの域にいる二人は安定感さすが。お約束のハゲとブツブツのネタ責めです。アドレブの強さもあって、会場は盛り上がっていました。

最後は〝ペナルティ〟ご存じワッキーとヒデのコンビ。漫才形式でもコントを混ぜながら。日本昔話「桃太郎」でおばあさんは「芝刈り機」!お約束です!

ブラックマヨネーズ、ペナルティはさすがだけど、自分的にはどれも爆笑できずイマイチだったかな、ちょっと残念。

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2008年10月27日 (月)

失うことを恐れた時、人は強くなれる。「ICHI」

329862view001 勝新太郎が確立し、北野武もそのオマージュとしたその強烈な存在感、座頭市。
それを綾瀬はるかが女座頭市として演じると聞いて、アイドル映画なの?という疑問を感じながら、映画を観ました。

見た率直の感想は、これもアリかな、ということ。

329862view013 男の座頭市に比べ、力強さ、不気味さが弱いのだけど、目の見えないという心許なさは、女のICHIの方に感じることが出来た。
今まではその強さゆえ映画の中での非現実に英雄的見方をしてしまうが、どんなに強いとはいえ目の見えぬハンディは現実では拭えず、今回のその頼りなさ心細さを前面に出した座頭市=綾瀬ICHIの設定は新鮮であった。

329862view016 また藤平十馬という刀を抜けぬ武士とのコンビを組み対比させることで、ICHIの危うさも強調させて見せた。
危ういだけでは危険なだけ、本当の強さとは言えない。
ICHIはそれを知った時、強さに凄みが出たように思う。

そして。
十馬自身も、守るべきもの、それを失うことを恐れた時。
彼の心は本当の強さを持つことが出来た。

329862view008_2 「何斬るかわかんないよ、見えないんだからさ・・」

ICHIの殺陣シーンは賛否両論あるみたいだけど、うつむきがちに構えながらゾクッとする冷たさ、クールさを感じてカッコイイと思った。(別に綾瀬はるかさんのファンじゃないよ)

リサ・ジェラルドの奏でる音楽もICHIの世界観にあってファンタジックでした。

「ICHI」 6.5点 ★★★☆

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2008年10月26日 (日)

叙情詩は語る相手によって美しく浄化された「落下の王国」

330871view001 ちょっと昔の話。
映画がまだ無声トーキーだった頃。
5歳の少女、アレキサンドリア(カサンティカ・アンタルー)は家業のオレンジ収穫を手伝って木から落ち、左腕を骨折して入院してたが、ひょんな事で、ロイ(リー・ペイス)と出逢う。ロイは映画のスタントマン、撮影中に橋から落ちて大怪我を負ってベッドから動けない。しかも恋人に振られてしまい。。。

330871view005 「叙情詩を聞かせてあげる」
そんな傷心のロイは、無邪気なアレキサンドリアに物語を語り出す。
それはロイが考え出した空想のお話。物語は、悪の支配者 総督オウディアスへの5人+1精霊の復讐劇。世界を駆けめぐるその広大なストーリーにアレキサンドリアはすっかり夢中。そんなアレキサンドリアを利用して、失望のロイは自殺を図るが・・。

330871view003 とにかく無邪気なアレキサンドリアのお茶目ッぷりが憎めない。この少女の笑顔・泣き顔・困った顔の純粋無垢にまいってしまうでしょう、きっと。
そして。
ロイの語る物語の映像美がとにかく目を見張るほど。CGとかに頼らずの13の世界遺産と24ヶ国のロケは、まさに自然の美しさ、世界中を旅しているかのよう。世界の絶景とそして世界遺産の好きな(自分みたいな)人間は、スクリーンに目が釘付け状態かも。

330871view004 ロイの苦悩によって話は色々と悪い方向に進むけど、最後はとっても優しい気持ちになれます。良い終わり方でした。無声トーキーという1900年代初めの頃という設定も渋いです。
ただこの映画、あまり多くの映画館では上映しないみたいなのがちょっと残念です。今回は、群馬県伊勢崎のMovix伊勢崎で観てきました。

「落下の王国」 7.5点 ★★★☆

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2008年10月25日 (土)

美しいメロディーがオルタナのリズムに乗って。〝King George〟Dover

スペインマドリッド出身のオルタナロックバンド「DOVER」は、ヴォーカル・ギターのLlanos姉妹を中心とした4人組。ヒットシングル〝King George〟はスペインのグラミー賞を受賞、POPで甘いヴォーカルで始まり、いきなり轟音ギターが激しく掻き鳴らし、リズム隊が疾走するカッコイイ曲。
しっかりとしたメロディーラインを歌い上げていて、あくまでもメロディーの美しさを失っていない。日本じゃ売れていないみたいだけど、意外に日本人好みと思ったんだけどな。
HMVの試聴コーナーで初めて聴いた時、ちょっと感動しちゃった曲です。

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〝King George〟

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2008年10月24日 (金)

一つ一つの魂が結集、第一幕が閉じる「BECK」34巻(最終巻)

コユキの歌声が嵐のグレイトフル・サウンドのステージに響く。

日本中のロック少年の魂を刺激し続けた「BECK」も最終巻。
想い出のグレイトフル・サウンド・フェスは、嵐の様相を呈す。中止を睨みながら、心配そうにステージを見守るスタッフ。
しかしそんな悪天候にもかかわらず、BECKのメンバー5名の、ひとりひとりの思いが高揚し、融合を始める。

さぁ歌って、これは君の歌だよ
エディが遺したメッセージは、今 コユキが会場のオーディエンスとともに共有する。
素晴らしいエピローグだ。
最後まで青春の青々しさをそのテイストに残したロック少年少女のためのコミックでした。

BECK 34巻 8点 ★★★★

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2008年10月23日 (木)

手紙だから時間を隔てて伝えられる愛・・。「P.S.アイラヴユー」

329668view005 冒頭、いきなりの激しい夫婦喧嘩のシーンから始まります。
互いをなじり合い、物を投げつけたりします。痛々しい始まり。
そして唐突に夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)の死を追悼するシーンへ。
その場に集まった人々はジェリーの死を悲しみながらも明るく語る一夜を過ごす。
しかし妻ホリー(ヒラリー・スワンク)は何日経っても家に閉じ籠もったままで、その悲しみから立ち直れない。
そんなホリーに一通の手紙が届く。

329668view001 死んだ夫からなぜか10通の手紙が届く。
落ち込む妻への励ますためのメッセージがそこにあった。
そして文末に一言書き添えられてる、〝PS,I Love You〟

その手紙に書かれたメッセージに従って旅行に出かけたり行動する妻。
そして最後の10通目の手紙に書かれたメッセージこそ・・・。

329668view006 妻が立ち直るのに時間のかかる人だと知っていての夫の行動。
そうでなければ、やっと忘れられそうなのに、また思い出してしまう苦しさを与えるだけの仕打ちになってしまう。
愛する人・身近な人の死は、時が解決してくれるしかないのです。
彼のとった行動は、フィクションなので美しく書かれていますし、確かに感動しますが、相手の〝今の〟様子が見えていない状態での夫の遺した行動、どうなんでしょうか。

329668view007 そうはいっても とっても暖かい映画です。〝死〟のシーンをあえて見せずに、明るく妻を励ます、愛を語るジェリーの姿を観客に見せ続けたのが、よい演出でした。
結婚の時にぶつかった母ともその後のやりとりは心温まります。
脇役のデニースとシャロンがすてきな友情を見せたことも。
特にデニーズは笑いを誘います。
「独身?」「あなたはゲイ?」「働いてる?」お約束の質問攻めに失笑。

アイルランドの美しい自然と、暖かな唄の包まれた映画です。
最後の終わり方は色々な意見もあるでしょうが、あれで良かったと思います。

「P.S.アイラヴユー」 6点 ★★★

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2008年10月22日 (水)

かつて世界を旅するTVは貴重だった。「兼高かおる 世界の旅」

子どもの時にぼんやり見ていたテレビの映像が時々思い出す。
日曜の朝、何気なく流れている世界の、街の様子の映像が、見るともなしに目に入る。
世界の遠さを感じて、実感がほとんど無い、全然別の世界のことのように。

兼高かおる 世界の旅

世界地図帳を広げる、地球儀をぐるりと回してみる。
世界は遠いっていっても、定規でわずか30センチの距離でしかない。
今よ~く考えると、世界ってこんなモンなんだな、そう思えてくる。

兼高かおるさんは、本名兼高ローズさんというそうで、父親がインド人だとか。
知らなかったが、この「世界の旅」の番組は、30年も続いたんだそう。すごい。
兼高さんはすでに80歳になられている。

今は気軽に世界旅行に行けるし、ゴージャスな旅行も貧乏旅行も自分スタイルで行ける時代になった。とっても嬉しいことだ。でも当時、日本を出ることすら大変な時代にこれだけ世界に足跡を残されたこと、世界160カ国を取材、世界を180周した計算だとか。

この番組では、レポーター、ナレーター、プロデューサー兼ディレクターをされていて、ほとんど兼高さんが作った番組だったと言えるね。
このテーマ曲と一緒に、ちょっと懐かしく思い出したので・・・。

「兼高かおる 世界の旅」オープニングテーマ」

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2008年10月21日 (火)

秋吉台人気の夏みかんソフトクリーム、梨ソフトも!

この前の山口への旅行の時に秋吉台で賞味したソフトクリーム。
秋吉台で有名らしいです、夏みかんのソフトクリーム。
それにこの地方の特産、梨のソフトもありました。
これは秋芳洞の入り口にあったお店で買ったところです。
それぞれ300円です。

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家人と夏みかんと梨を一個ずつ買ってみることに。
さぁ記念に撮影しようと、置けないモンだから家人に両手で持って貰いました。
撮ろうとして「おや?」
梨の方が、てっぺんがありません・・。

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「???」
一瞬、戸惑う私。そこで家人が一言。

だって美味しそうだから食べちゃった
んも~、写真撮るくらい我慢してよ~。

私は夏みかんを食べたけど、梨は家人が全部食べたので味は不明。。。
悔しいです」(ザブングル)

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2008年10月20日 (月)

〝神の目〟から逃れられず〝起動〟が始まる。「イーグル・アイ」

冒頭のシーンでいきなりのテロリスト掃討作戦、予想していた内容と違う展開に戸惑いながらも、話は平凡な市民の生活へと移っていく。

330921view010 兄の突然の死、その時を境に主人公のひとりジェリー・ショー(シャイア・ラブーフ)は選ばれた人となった。そしてもうひとりの選ばれた主人公、シングルマザーのレイチェル(ミシェル・モナハン)は、演奏旅行に出かけた愛する息子の命を脅迫され、ジェリーとともに行動することとなる。まったく接点の無かった二人は目的は知らされず、ただ黒幕の〝命令に従うのみ〟なのだ。

330921view005 先の読めない緊張感、二転三転する展開、常に〝誰か〟に見張られている恐怖。そして常に走り続ける疾走感。

黒幕の正体が途中で判明して、う~ん納得。
〝選ばれし人たち〟の理由も、色々と貼られた伏線や謎も、もつれた紐がほどけるように解けていきます。

330921view001 でも。
最後に黒幕が仕掛けた陰謀=神の審判は、黒幕の正体が分かると〝らしくない情緒的演出〟を感じました。だってそれまでのダイレクトな手段・プロセスからは別の人のような手間のかけ方。〝Fの時にFinal〟ってこと?これも進化なのかな。

あと。
迫力は感じるんだけど、カメラの撮り方の影響で、なにが起きているのか分かり難いカーアクションが残念。
え、どうしたの、どっちの車がどうなったの?考えている間に次に進んでいきました。なんか取り残された感じ。それに車の破壊のされ方が痛々しすぎます。
(自分的に、ちょっとやり過ぎかなと・・ヒキましたヨ)

330921view009 つねにデジタル機器が身の回りにある現代は、24時間気の抜く時間もないと言うことを警告したかったのか。
「いつ〝選ばれた〟自分の携帯に〝彼女〟アリアから電話がかかってくるか」

最後に。
映画のキャッチフレーズ「全人類に警告。」
これは「全アメリカ人に警告。」じゃないの?そんな印象を受けました。

「イーグル・アイ」 7点 ★★★☆

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2008年10月19日 (日)

旅ストーリーは突然に。そんな上高地のお話。(本編)

家人の思いつきで始まった上高地日帰りの旅。

関越自動車道藤岡ジャンクションから高速に乗って上信自動車道松本インターまで、そこから1時間、沢渡駐車場まで行って、シャトルバスに乗り換える。(上高地は自然保護のためマイカー規制だからね)

Blog7373 ということで上高地に着きました。バスを上高地の入り口、大正池で降りる。バス停を降りて大正池ホテルの横を池畔へと下る。遥か穂高連峰を望む風景が目に飛び込む。池の水面にその絶景が映り込む。水面には鴨たちがゆったりと泳ぐ。すばらしい景色が目の前に広がる。

Blog7375 足を田代橋、そして河童橋へとのばす。澄んだ水を滔々と讃える梓川に沿った散策路を自然の息吹を感じながら歩く。大正池から河童橋まではメインの散策路のためか、人で賑わう。大手旅行会社の旗について行くツアー客も多く見受けられる。いずれも早足でさっさかと進んでいく。

Dscf7339  田代橋、帝国ホテルへと繋がる道を通り過ぎると川の左手には山荘、ロッジが続く。川の堤防をテクテクと進んでいくと、その先に人で賑わう橋が見えてくる。
有名な河童橋だ。
橋上と袂には多くの観光客がたむろし記念撮影をしている。想像していたよりもこじんまりした河童橋は、渡る人の動きでゆさゆさと揺れる。橋の上から見える穂高の山並みが美しい。

Blog7374ちょうど、お昼時、朝も抜いての散策でお腹も空きました。食堂をいくつか物色するもどこも満席。
「待とうか?」
家人に訊くと
「外で肉まん買おう。」
ということで、肉まんとコロッケを買って、梓川の河原で河童橋を観ながら、ぱくり。
雲一つ無い青空の下、穂高の山もキレイに見えてとってもステキな風景だ。
(やっぱ来て良かったかな。)

Blog7376 腹ごしらえもして、上高地ビジターセンターへ。
ビジターセンターで上高地の自然を紹介するシアターで椅子に座って休憩がてら鑑賞。
その後明神池へ。この河童橋から歩いて70分位の場所にある。ちょっと躊躇しながらも、足はテクテクと明神池に向かう。自然豊かな散策路は所々にとってもステキな風景を見せてくれる。

Blog7372 しかし。
明神池は遠かった。なかなか着かない。明神池方面からは、登山姿の人たちが次から次へとやってくる。その人達とすれ違いながら、まだ着かない、まだ着かないと心の中で呪文のように唱えながら、どうにか明神橋まで到着。河童橋よりもずっと立派な橋でした。でもこの遠さのせいか、観光客はほとんど見かけず。

Blog7377 明神橋を渡って池に向かうと穂高神社?
「え?明神池に入るのに拝観料?300円とるの?」
なんかシャクだけど、ここまで来て見ないわけにはいかず・・・。拝観料を払って池へ。針葉樹林に囲まれた明神池は、一の池、二の池を木板で渡して歩道としている。

Blog7371 明神池を出て、川の畔で一休み、さて河童橋まで戻ろう。疲れた体を起こす。
今度は来た時と反対側の道で戻ることとする。木道が森の中を縫うように走る。こつこつと木の音をたてながら戻る。自然豊かな道はどこも素晴らしく美しいが、今はとにかく早く河童橋まで着きたい。

Blog7369 来た時と反対側は登山姿の人たちはまったく見かけず、ほとんど行き交う人もいない。本当に静かな道だ。
 と、ふと前を見ると、野生の猿がこっちに向かって歩いてくる。我々をみても別に気にすることもなく、そして何事もないようにすれ違っていく。

Blog7370 そんなこともありながら、どうにか河童橋まで着いたのが午後4時前。
ベンチで一休みして帰りのバスに乗ろうとバスターミナルへ向かう。と林道の中に人混みとその前にプラカードを持つおじさん。そのプラカードに「沢渡行きバス最終列」と。
なんとバスに乗り込むまで1時間待ちだと・・・。
いやもう、疲れた足と体に最後の試練が。サスガ秋の3連休、最終日の上高地。
どうにかバスに乗り込んだのが5時前、夕暮れの上高地を下るようにバスは降りていく。

とっても疲れたけど、本当にキレイな上高地でした。夜のしじま、北アルプスの連なる山影の上に、煌煌と光る十五夜満月のお月様がとっても印象的でした。

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2008年10月18日 (土)

旅ストーリーは突然に。そんな上高地のお話。(序章)

13日(月)のこと、その日は体育の日、そんな休日のお話。

家人は休日だけど仕事に行くって前の日から言っていた。子どもも出かけるようだ。
久しぶりの誰もいない一人っきりの休日、おもいっきりグータラできる♪
(っていつもグータラだが・・)
たまったDVD観たりとか、CD聴いたりとか。
ギターも弾いてなかったし、う~んやっぱ寝てようかなぁ(ワクワク)
怠け者の妄想が膨らむ。

〝とっても良い天気〟、朝7時にぼんやり目が覚めリビングへ。
目ボケ眼の自分に家人が声をかけてきた。
「出かけるよ」
(おぉ?早い仕事だな。)
「・・・うん、いってらっしゃ・・」

(何いってんのよ)という表情を、家人は浮かべて言葉をつなげる。
「良い天気だからさ。出かけるよ」
「へ?」(仕事行くんじゃないの?)
起きたてで脳みそがまだレム状態の自分は言葉が詰まる。
そんな様子も一切気にせずに家人は言葉を続ける。

「どこに行こうかな♪ 日光の紅葉かな。」
「に、に・・、日光?遠いね・・大変だね」
「大変って、あんたが運転すんのよ」
「へ?」
(この時点で夢のグータラ休日計画はもろくも崩れ去った・・)

「・・・あの~、いや、日光だと混むし、道はクネクネで疲れるし・・・」
「そうかな~、じゃ上高地か。」
(きっと家人は私が運転で疲れるってより、自分が横に乗っていてクネクネの道は疲れるって、そっちを心配したようだ・・でも上高地の方が運転楽そうだ。)
「そっちのほうが、高速でまだ楽だよ、きっと」
「じゃ、行くよ」
サスガに結論が早い。
決まると行動が早い家人に急かされて、着替えて出発までわずか20分。
朝食も抜きだよ、はや~!

休日出勤して仕事を処理しようと思っていた家人も天気の良さに会社に行く気を失せたそうだ・・。しかし・・。そんなもんですか。
ということで、わずか1分足らずで決まった上高地日帰りの旅は、明日アップです・・。

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2008年10月17日 (金)

熱いキスこそスパイ最高の武器と知れ!「ゲット・スマート」

329859view001 アメリカ人が喜びそうなアクション・スパイ・コメディ活劇って感じです。
まさに米国の時代劇ドラマみたいな。王道のストーリーで安心して観られます。
愉快!痛快!ってやつですね♪

マックスウェル・スマート(スティーヴ・カレル)は凄腕の分析官。しかし彼の夢は事務職ではなく現場で活躍するエージェント。だがその機会が与えられない悶々とした日々。
そんなある日、彼の本部が突然襲撃を受ける。緊急事態を受け、身元の割れていないマックスはエージェント86として、今回の事件の極秘任務に就くことに。そしてパートナーに選ばれたのは・・・。

329859view003 この映画、とにかくストーリーのテンポが良いです。ポンポン、ハイハイって感じで気持ちよく話が進んでいきます。

真面目な仏頂面のマックスがトボけたギャグを連発するのが憎めない。紳士っぽいけど変な人。ちょっとミスタービーンを思い出してしまいました。変な顔で演技をしないビーンって感じかな。最初は〝そんなに可笑しくないや~〟って感じで彼のギャグに醒めてみていたのが、徐々に馴れて?来たのかツボにはまってきます。
自分的には、ロシアでロープで燃えさかるビルからの脱出の小ネタ、飛行機の中での小ネタが結構好きです♪

ハードアクションも危機一髪の救出作戦も、カッコよくこなすんだけど、最後はお約束のギャグを最後に入れなきゃ気がすまぬ、このアメンリカンジョーク。

329859view002 エージェント99(アン・ハサウェイ)はとってもキレイな人ですね。この映画で初めて観ましたが。アクションもカッコイイし、セクシーだし。ダンスの時は息を呑む美しさでした。アンジョリーナ・ジョリーとはまた別の魅力あるアクション女優でした。

それから「HEROES」のマシ・オカさん出ています、今米国で一番有名な日本人俳優ですよね?きっと。ちょっとオタクな科学者の役でしたが、こっちの役も良い味出してました。

たぶん予告編で想像するよりも本編の方がずっと面白いですよ、この映画は。

「ゲット・スマート」 7.5点 ★★★★

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2008年10月16日 (木)

他人と共有できない希望を求め。。村上龍の短編集「空港にて」

都会では人が多ければ多いほど孤独になれる場所がある。

「コンビニ」「居酒屋」「公園」「カラオケルーム」「披露宴会場」「クリスマスのホテルラウンジバー」「駅前」・・・そして「空港」。
この8つの場所を舞台とした8編の短編集。

いずれも人の集まる場所である。しかしここほど孤独な場所はない。他人の声・音が消え、自分の思念が重く支配する。街の風景、周りの情景がモノトーンのように醒めて目に映り、自分は回顧の思いに捕らわれていく。そこに確かな未来を見出そうとし、その光の先を、眩しそうに目を細めながらおぼろげに手探りをする。

村上龍のドライな書き方が淡泊に情景を描き、それにリアリティを感じることが出来る短編集だ。希望の光が見えてきそうな作品から現状に希望を捨ててしまったような作品まで。
そんな中で、表題の「空港にて」「駅前にて」「カラオケルームにて」とか好きな作品だ。

何気なく過ごしている日々、周りの情景を一度スローモーションのように観察してみると見えなかった思いが脳裏に描かれるかもしれない。
本当に短編なのであっという間に読んでしまう読みやすさだ。

「空港にて」村上龍 7点 ★★★☆

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2008年10月15日 (水)

落ちこぼれ応援団が自分の為に応援をする物語「フレフレ少女」

Furefure07_large 純粋に王道の青春映画を堪能しました。
小説の中の恋愛に夢中の文学少女 百山桃子(新垣結衣)が、偶然出会った超高校級の野球部エースに恋をして、彼に近づきたいためにマネージャー、ソフトボール部とチャレンジしてみるがどれもだめ。
ということで偶然知った応援部。これから彼を近くで応援できる!っていう不純な動機で始めたんだけど・・・。
しかしその応援部、なんと廃部寸前、たった一人の。
入部の動機を訊かれて「オシニンの精神に憧れて・・」
桃子の視線の先に「押忍」と書かれ壁に掛けられた額縁が・・・。

Furefure08_large まずは人数集め。
合唱部から〝音痴〟と笑われた男、吹奏楽部で浮きまくったドラマー、そんな者達をとにかく集めた桃子は、応援団の団長になってしまった。

でも所詮は寄せ集め、落ちこぼれの応援団。
相手にされない応援団に試練が始まった。OBの厳しい合宿練習の日々。
不純の動機も揺らいだ桃子は挫折寸前に。でも。

「まだ誰も応援していない、このままじゃ辞められない」
そんな団長、桃子の気持ちがダメ団員達を奮い立たせ出す。

Furefure02_large とにかく一つのことにがむしゃらに頑張ってやり遂げた時の達成感、その汗。美しいですね。ダメ団員達がへなちょこぶりを発揮しながらも、なんとか成長していくのもこの手の映画の王道。その応援姿も徐々に絵になってきて、一つ一つの動作も凛々しく様になって〝おぉ〟っと目を見張る。
ラストに来てちょっと感動しちゃいました、うん。

〝応援をする〟って軽々しくできない、
〝手を抜いた応援〟って応援される側からすればお見通しだもんね。
応援すること、そのための覚悟。とっても大切なんだな。

学ラン・ハチマキ姿の百山桃子がキリリとカッコよくて輝いて見えたのは、彼女が〝応援団〟として努力し成長してきたのを観たから。〝ああ、青春って良いな〟、そんなストレート直球の映画です。

「フレフレ少女」 6点 ★★★

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2008年10月14日 (火)

鎌倉の四季を感じ、家族の絆を想う。「海街diary 2 真昼の月」

海街diary 2 真昼の月」は吉田秋生さん著によるコミックで、文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した「海街diary 1 蝉時雨のやむ頃」の続編。

お話は 鎌倉で暮らす3姉妹、幸、佳乃、千佳が、あるきっかけで異母妹のすずと出逢い、一緒に生活することになる。四季豊かな鎌倉 極楽寺の街で、彼女たちの色々な人との繋がり家族の絆を味わい深く描いている漫画の枠を超えた秀作。

今回は「花底蛇」、「二人静」、「桜の花の満開の下」、「真昼の月」の4篇。
いずれも季節を感じるタイトルで、この辺りから吉田さんの瑞々しい感性を感じる。花底蛇は〝かていのじゃ〟と読むそうで、美しいものの下に恐ろしいものが潜んでいるという中国の故事だそうだ(本作9頁)。

花底蛇」「二人静」そして「桜の花の満開の下」は、末子〝すず〟からの視点のお話。最後の「真夏の月」は長姉〝幸〟の視点のお話です。
最後の「真夏の月」は映画のような構成で、親と子、姉と妹、男と女の心情を、真夏の月と梅の実とにかぶせながら繊細に描き、話に深みを持たせている。
何度も読みたくなるような佳作だ。

月刊Flowersに不定期で連載しているそうだが、こういう作品はじっくりと仕上げて欲しいな、そんな感じです。吉田秋生さんは、歴史に残る漫画家だと思う。

「海街diary 2 真昼の月」 9点 ★★★★☆

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2008年10月13日 (月)

ちょっとだけ運の悪い父と子の普通?の生活「たみおのしあわせ」

ご存知「時効警察」のコンビによる結婚狂想曲を描くは熊本課長こと岩松了さん。

080415_tamio_newmain おくて男の息子〝民男〟(オダギリジョー)
女性運の悪い?父親〝伸男〟(原田芳雄)
世間にちょっと臆病なこの父子が、結婚騒動に振りまわされる。

淡々として、どこか醒めてしまっている民男の結婚を願う伸男、その願いが叶って結婚相手がどうにか見つかるのが、美女〝瞳〟(麻生久美子)。しかしこの瞳は、どこか世間ずれしていて変わった不思議ちゃん。

080415_tamio_sub1 でもまぁ。よかったよかったと。
これで民男には内緒の仲の宮地さん(大竹しのぶ)と堂々と付き合えるはずだった伸男の前に現れたのが、家の持ち主 透さん(小林薫)。伸男の義弟の透は、ひっそりと日本に帰ってきていて屋根裏にこっそりと棲んでいたんだけど、いつのまにか伸男の恋人宮地さんといい仲に。しかも隣接の病院を老人の逢い引きの館にしてしまった。訳分からん。

結婚式までなんだかんだとありながらその当日。
民男と伸男に、それぞれにショッキングな出来事が。父子がお互いに胸に秘めながらも、沈黙を破るように意外な行動をとってしまう。

080415_tamio_sub2 あの〝往年の名画をパロディーにしたような〟ラストシーン。
テロップが夏の訪れを告げる。バスから降りてくる和服の母(妻)の姿を、父と子は生い茂る草藪の中へと追っていく。
なんとも不思議なエンディング。

静岡ののんびりした田舎で撮影したことも功を奏してか、ペースダウンした素朴な民男と瞳、そして伸男たち。
世間のスピードについていかない彼らのマイペースを表したかったのが、ミスドのシーンだったのでは?携帯に夢中になっている客たちに囲まれて、民男と瞳は客席の柱に付いている鍵付き小窓扉に興味をもって店員に尋ねる、その周囲とのすれ違い。
この独特の世界観にどこまでついていけるかが、この映画を面白いと思うかの境目では?

忌野清志郎がちょい役で「ケータイしたくなくなるような話をしろ!」となじるシーンが出てくる。良い味出してる。親と子、男と女、意思疎通のすれ違い、その悲喜こもごもから、この映画の面白みも感じることが出来る。

透明感あるオダジョーも麻生さんも良い感じです。原田さんはさすが!
途中まで付いてこれれば、面白いと思う、途中で付いてけなくなったら・・・。
時効警察のキャストも出てきたりするけど、時効警察のテイストはほとんど出てきませんよ、ねんのため。

「たみおのしあわせ」 6.5点 ★★★☆

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2008年10月12日 (日)

今夜は14番目の月

時々このブログにコメント書いていただいているVINOさん(ほげげ商会さんのリンクからいけます)から教えていただいたんだけど、明日が十五夜。そうすっと今夜は14番目の月。

むかし会社の同僚で、ユーミンの「14番目の月」が好きだった人がいた。その人が退職するときに、話した言葉が忘れられない。もう15年も昔のことだけどね・・。

それまでユーミンの唄ってそんなに興味がなかったけど、それから聴くようになった。
今が頂点じゃなくって、明日頂点に昇る、今に満足しないで明日に。
そういう気持ちでいたいな♪

今日はステキなお月様が見られると良いな。満ちる一日前のお月様。

松任谷由実/14番目の月

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2008年10月11日 (土)

「代数の問題に見せかけて微分積分の問題」容疑者Xの献身

330418view001 この事件の謎解きになったキーワード。
「代数の問題に見せかけて実は微分積分の問題」

そしてこのキーワードはこの映画自体のキーワードでもあるのだ。
主人公が福山雅治のガレリオの映画に思わせて、実は堤真一と松雪泰子のすれ違いの悲恋ドラマなのだ。

330418view004 天才的といわれたその論理的思考で、この事件をいくつもパズルのように証拠とアリバイとを張り巡らせ、捜査の攪乱をさせる容疑者X。もはや揺るぎないアリバイをつきつけられてしまった捜査陣。もはや迷宮入りかと思わせたその時。
容疑者Xのこぼした言葉がよみがえる。
〝代数の問題に見せかけて微分積分の問題だ・・〟

330418view006  容疑者Xの思い詰めた心の葛藤。論理的思考で片付けられない人間の業が出口の見えぬ愛に落ちていく。その人の暗いやりきれなさを演じた〝石神〟こと堤真一。

 そしてある事件からその偏愛の重さが負担になり、思い悩む。
元に戻れないその事実に、髪も乱れ 心がやつれていく。その薄倖の女性を演じた〝花岡〟こと松雪泰子。

この二人の演技がこの映画の魅力そのものになった。

330418view005「君はいつまでも若々しくていいなぁ」
報われぬ愛に心の吐露のように吐いた言葉、そのしわ深くうつむいた表情。
大学に残れるほどの優秀な頭脳を持ちながら、家の経済的事情で研究の道を閉ざしたその天才は、冷たい風にその背を丸め、彼自身が絶望した街の中へと消えていく。

330418view003 このままではこの愛におぼれたまま自分を見失うと恐れた石神は最後の手段に。
しかしそれこそ石神が取りたかった〝愛の表現〟そのものではなかったか。
自己の行為に代償=愛の見返り=を求めてしまった非論理的行為(=花岡への恋)に、彼は終止符を打ちたかったのではないか。

獄中の寝床で、天井のシミと傷を見つめながら、四色問題を解く石神は、その呪縛ともなった全てから はたして解放されたのだろうか。

330418view002_2 そして。
完璧と思われたこの石神のシナリオが、Xの残した言葉によって湯川(福山雅治)の前に暴かれてしまい、湯川の口から真実を知った花岡の溢れる涙を、石神がみた時。

受け入れることの出来なかった思い、受け入れて貰えなかった思い。凄まじいばかりの激情がぶつかる。二人に慟哭と嗚咽の涙。まさにクライマックス、圧巻の演技に観る者の胸に熱いものがこみ上げてくる。息を呑む瞬間。

とにかく堤と松雪の演技に圧倒された。
ただダンカンの配役も否定はしたくないが、この前観たばかりの「純喫茶磯辺」で女性に絡むエロオヤジの印象が強すぎて・・。今回もエロオヤジに見えてしょうがなかった。
その点、松雪は「DMC」のデスレコードのドS女社長の印象を見事払拭した!さすがだ?

「容疑者Xの献身」 8点 ★★★★

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2008年10月10日 (金)

こんが~りパリパリで、つめた~い焼アイスは津和野のグルメ

Dscf7054 津和野で見かけた、プチグルメ。

「焼アイス」

津和野の沙羅の木という昼食をとったお店の外に大きな看板が。
看板には「津和野焼きアイスができるまで」という説明も。やはりお客様も〝どうやってつくるのかしら〟って疑問に応えてなのか。

限定商品らしいこのアイスは1個300円。

看板通り、注文するとすぐに出てきました。

  

Dscf7056 こんがりと焼けたパン地に挟まれたアイス。

パリッと暖かいパンの中に、つめた~いアイスの甘さ!

もっとすぐにアイスが溶けてしまうかと思ったけど、そんなにベトベトにならずにアイスの食感もしっかりとしていました。

「プリオッシュ」というパンが香ばしく美味、たしかに美味しいです!

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2008年10月 9日 (木)

この味も金メダル級?きたじまのメンチカツサンド@羽田空港

Dscf7011羽田空港グルメ?ということで、有名らしいメンチカツサンド。

西日暮里のきたじま(北島商店)のメンチカツってことで、ご存知オリンピック金メダリストの北島康介選手の実家の商品。
西日暮里のお店の前には並ぶ客が多いらしい、人気のサンド。
味は、あっさり系のメンチカツで美味しいです。4きれがパックに入っていてボリューム感あるけど、あっさりしているので重くなかったですね。
特別美味しい!!って訳じゃないけど普通に美味い、って感想。

手荷物検査を受けて入場した後、離着陸する飛行機を眺めながら、 金メダルの味を堪能しました。
1パック 680円

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2008年10月 8日 (水)

世界遺産を見たい!「萩・津和野と厳島神社2泊3日の旅」3日目(広島編)

Blog7312 2泊3日の旅行もいよいよ最終日。
早いものです、あっという間の3日間。
天気は上々、気分も上々、広島はじゃけんの~。って感じで、すべった朝も目覚めも良い感じです。今日の広島は、飛行機のフライト時間までフリー。ということで、コートホテル広島での朝食バイキングもそこそこに、チェックアウトして市街へと。

Blog7311 目指すは世界遺産の「原爆ドーム」
大きなビルが建ち並ぶ相生通りへと出ると、さっそく路面電車に乗り込む。いったん広島駅まで行って、荷物をロッカーに預けて、再び路面電車に乗り込み、原爆ドーム・平和記念公園へと向かう。
路面電車はかなりの本数が走っていて、停車駅で前の電車が出発するのを待ち状態のも見受けられる。乗客が乗り込んで来るのも待ってあげたりと、暖か味あるのんびりモードだ。

Blog7308 原爆ドーム前で降りると、外壁・鉄骨が剥き出しになったドームが目に飛び込んできた。被爆前は「広島県産業奨励館」として美術展が盛んに行われたところであったそうだ。
あの痛々しい産業奨励館だけが、いつまでも、おそるべき原爆のことを後世に訴えかけてくれるだろう」と記した日記(白血病で亡くなった女子高生)によって取り壊されずに残ったらしい。

Dscf7242 遺す・・・。

間近で見るドームは痛々しく、崩れ落ちそうな壁から飛び出した鉄筋はあてもなくくねるように空をさす。爆心近くで被災したこの建物がこのような形で残ったこと。人間の愚行を後世の時代に残したその姿は、青空の下に眩しいほどだった。

Blog7310 祈り・・・。

平和記念公園を歩いていく。
原爆死没者慰霊碑を掃除し献花しているおばさん達に遭遇。きっと毎日ここで被災者のために祈りを捧げているのだろう。慰霊碑の向こうに平和を願い続ける「平和の灯」の炎が揺らぎ、さらにその遠くにドームがその姿を見せる。

Blog7309 刻む・・・。

平和記念資料館には多くの記録と遺品が。その中の一品。原爆被災の際に遺った腕時計。その投下の時間、時計が壊れその時間で止まった。止まったままだ。いつまでもその被災の時間を刻んだままの腕時計。それは時計の「時を刻む」という役目を見事に果たしてもいる。

原爆被爆という事実を重く受け止める、痛みと悲しみを忘れることなく遺すべき文化遺産である。

そうだ、ここは広島じゃなくてヒロシマなのだ。

・・・・・・

Blog7313 さて そろそろ広島を、そしてこの旅を終える時間が近づいてきた。
広島の思い出にお昼はまたまたお好み焼きに挑戦(またかい・・・)。
広島駅に戻って、駅前の「ひろしまお好み物語駅前広場」ビルへと向かう。26のお好み焼き屋さんが集まった屋台村である。エレベータで6Fまで上がるとそこは昭和40年代のレトロな雰囲気が漂う屋台街が再現されている。

Blog7314 そこで「SOZO」という大盛りの大根おろしをの載せることで有名なお好み焼き屋へ。若いお兄さんが店主の元気なお店は手際よくお好み焼きを焼いてくれた。
そばがこぼれるように、その上にネギが山盛りでのっていて。さらのこれでもかという大根おろしのてんこ盛り。このボリューム感。山陽の旅最後を飾る食事にふさわしいかも。

さてお腹を満たした後は、広島駅からリムジンバスで広島空港まで向かい、そこから羽田までのフライトは行きとは異なっての順調。羽田に着いたのは夕方4時前でそこから自宅までは、以前にブログで書いたとおりだよ。
(見習いバスの運転手活躍の「旅行から帰ってきました♪」編を参考されたし!)

毎日この旅行記を読んでくれた奇特な人、もしいたとしたら本当に感謝です。たまに読んでくれた優しい人、ありがたいことです。たまたま読んでくれた人も・・・。

世界遺産に触れた旅、とっても想い出深い旅になりました♪

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2008年10月 7日 (火)

世界遺産を見たい!「萩・津和野と厳島神社2泊3日の旅」2日目後編(安芸の宮島編)

バスは山陽自動車道を走り広島県へと戻ってきた。
柳原バスガイドも舌好調だ。
「は~い♪」
宮島のエピソードを紹介しながら、バスから瀬戸内海が見えてきた。
「は~い♪島の方を見てください~、赤い鳥居が見えますか~?は~い♪」

瀬戸内海に宮島、そして鳥居がうっすらと見てた。
安芸の宮島。
日本三景のひとつであり、世界遺産である。

Blog7308 バスは宮島口のフェリー乗り場近くに駐まり、ツアー客はフェリーに乗り込む。
我々の乗船した宮島松大観光船は、海に浮かぶ赤い鳥居の先にある宮島へと出航。家人とともにフェリーの最上階デッキに立ち瀬戸内海の潮風を気持ちよく受けながら、目の前に広がる海と宮島の風景を楽しむ。10分ちょっとの船旅。
(気持ちいい潮風だなぁ)

Blog7306 宮島に着くとおみやげ屋さんのおばさまガイドが厳島神社まで案内をしてくれる。すると島内に600頭はいると言われる鹿が、観光路のそこかしこに我が物顔で歩いている。
(お?!ガンくれてやがる、この鹿野郎・・)
しかし侮るな!道には鹿の糞攻撃があちこちに・・。
まさに〝お鹿様〟状態。。

そして。
さすがに世界遺産。外国からの観光客が多いのが目をひく。外国人ツアーグループもあちらいこちらで見受けられる。何語か分からん(英語でも聞き分けられん・・)説明に、妙に納得する外国人ツアー、〝お~わんだふる!〟って顔で盛り上がって写真撮ってる。

〝鹿と外人さん〟が幅をきかす独特の雰囲気を醸し出してる宮島。
それを横目にフェリー桟橋から厳島神社までの参道を進むが、たくさんのお土産物屋が並ぶ。モミジまんじゅうとアナゴ丼ののぼりや看板がとにかく目立つ。

Blog7309 海岸線の参道から厳島神社の鳥居、そしてそれをくぐってさらに進むと。
海に浮かぶ赤い大鳥居が見えてきた。太陽を背に、輝く海にそそり立つその姿は幽玄であり圧巻だ!

鳥居の高さは16メートル。なぜ海の上に鳥居を立ててしまおうと考えたのか。その発想に古代人の夢と信仰心を感じる。

Blog7311 厳島神社は、平安後期に当時権勢を誇った平清盛によって現在の社殿を造営されたとのこと。その後も時の権力者によって崇敬を受け続けた。海の上に建てると言うことで台風などの被害は何度もうけ倒壊しているそうだ。その度に修復工事を行っていて、修復することを前提に建てられている社殿というのも、その割り切り方がなにかすごい。

Blog7312 海上に建つその社は朱に彩られ、美しい空間を作っている。そこかしこに美を感じる奥行きがあり、その先に海が広がる。
これを建立した人々は、確かにこの神社の水害風害を分かっていたのだろうけど、この空間の儚い美しさ心奪われ、壊れやすい現世の儚さをここに重ねていたのだろうか。
そんな時空を超えた想いがよぎる。

Blog7307 安芸の宮島。厳島神社を散策した後、今日の宿、広島市内へと向かう。
さすがに山陽の大都市、広島。今までの風景とは異なり、夕刻の渋滞ラッシュの中、バスは市街地をゆっくりと進み、いくつかの橋を渡り、陽も落ちかけた時刻に宿泊先へと到着。
「コートホテル広島」

Blog7314 今夜の食事は各自フリーと言うことで、広島名物のお好み焼きを食べに行くことにした。宿泊地の銀山町から徒歩8分くらい。広島繁華街 八丁堀にある「お好み村」ビルへと出かけた。広く区画整理された道路の脇に並ぶビル街はさすがに人口114万人を擁する、山陰山陽地区唯一の政令指定都市だ。

お好み村ビルに入ると、けっこうな賑わい。
お好み焼きのお店が軒を並べている。「文ちゃん」という店に入った。

Blog7313 手際よく鉄板の上で焼くお好み焼きはもちろん広島風。麺の入ったお好み焼きだ。店主のおばちゃん「文ちゃん」が手際よく焼いているのが見ていて気持ちいい。
味は関東のお好み焼きより薄味で、ソースを加えて味をととのえていただく。

家人に訊く。
「ねぇ味薄くない、うまい?どう?」
家人はビールで喉を潤しては、お好み焼きを食べながら答える。
「・・・関西は薄味だから。」
〝いいから食ってろ〟ってオーラを醸し出してる。
「・・・・・」
黙ってソースを垂らして、パクリ。うん、良い感じ♪

ごちそうさまでした!
さあ、いよいよ明日は広島市内散策だ。

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2008年10月 6日 (月)

世界遺産を見たい!「萩・津和野と厳島神社2泊3日の旅」2日目中編(岩国 錦帯橋編)

Dscf7198 バスは岩国の街へ。
日本三名橋と呼ばれる錦帯橋。とっても美しい名をもつこの橋は、5連のアーチから構成され200mの長さで、大きな河川 錦川にかかる。洪水対策で作られたこの橋は、もともと1673年に作られたそう。すっかり晴れ渡った空の下、その5連のアーチが山あいの川沿いに見えてきた。

Dscf7180 バスは、錦帯橋の横から河川敷へ、バスが何台も停められる駐車場がジャリの河川敷に広がる。そこから昼食場所へ移動。今日の昼食は「岩国寿司とうどん」。四角くかたどった押し寿司で、岩国の名産れんこんをふんだんに、それに玉子もたっぷり使っている、ちょっと大阪より堅めな感じだ。
付け合わせで、氷でつめたく締まったうどんとともにさっぱりとした昼食だ。

Dscf7182 さて昼食もそこそこに、錦帯橋を渡ることに。
(ツアーだと時間の制限もあるしね)
木造で一切釘を使っていない高い技術力が、270年以上も維持できたと驚き。前に見える山の頂に、岩国城が見える。カツカツと靴が橋床の木を叩く優しい音が、とっても心地よい。見渡す青空、橋から見下ろす川のせせらぎがこの風景を美しく演出してくれる。
キレイに橋の写真を撮ろうとする私をさっさと残して先に進む家人の足取りも、風景に溶け込んで軽やかだ。

Dscf7187 橋を渡って岩国の城下町を散策。古い屋敷がわずかにその姿を残し、大きな噴水のある吉香公園が印象的だ。川の堤防から降りて、川沿いの散策道を歩くと桜並木が。
〝春は満開になると壮観だろうなぁ〟
そんなすてきな風景が目に浮かぶ。
堤防下のベンチに腰をかけ、見るともなしに川の悠々たる流れを追い、そして橋を見上げて昼下がりのひとときを過ごす。あわただしいツアーの中でちょっと心に余裕の出来た時間だった。

さぁいよいよ、世界遺産「宮島」へ出発だ!

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2008年10月 5日 (日)

世界遺産を見たい!「萩・津和野と厳島神社2泊3日の旅」2日目前編(秋芳洞編)

Dscf7133_3 二日目の朝。
昨日は早朝(と言うより深夜)に起きて移動だったので、途中目を覚ますことなく朝までぐっすりと寝てしまった。
起きて、ホテルの部屋のカーテンを開けると昨日と打って変わって気持ちの良い天気、萩の街に秋の朝日が降り注ぐ。家人も静かに咥えタバコで紫煙をたゆらせながら、史跡の街並みを見下ろす。

Dscf7134_2 ホテルの1Fに「萩の台所 とれたて市場」とのぼりが掲げられて商品が並ぶ朝市は、土産を買う宿泊客で賑わっている。海産物から土地の野菜から、もちろんお菓子お饅頭といった定番のお土産がそろっている。色々と物色しながら朝食会場が開くのを待つ。
ホテルを出発するのは8時。

Dscf7148 今日は、萩から西に下って秋吉台へ。
バスは萩の街並みから緑豊かな山間部へ、そして見晴らしの良い高台へと。
国定公園である秋吉台は、カルスト台地で有名。カルストは石灰石とか水に溶けやすい岩石で構成された地形。広がる緑の丘陵のあちらこちらにポツンと白い岩が飛び出している。なんとも奇妙な風景が幾重にも起伏する丘陵に続く。

Dscf7168 そして次は、東洋最大級の鍾乳洞、秋芳洞。
今回は黒谷口から秋芳洞入口へ下るルート(下りコース)だそう。秋吉台の地下100mに広がる地底の世界は、地底人の存在すら真実味を感じてしまうほどの巨大な空洞。その想像以上の大きさに驚きの感嘆の声しか出てこない。今まで富士山麓とか飛騨とか、いくつか全国の鍾乳洞を見てきたが、はっきり言ってのそれらの比ではない。もう別格の存在感。地下に流れる川は、やがて大きな池となり、そしてまた下流へと地底に響かせながら流れていく。

Dscf7173 この言葉を失う位の地底世界、その圧倒的迫力を表現できる撮影が出来なかったのが本当に残念だ。
40分ほどの地底探検は終わりを告げ、わき水が涌出する山の裂け目から、地上へと戻ってきた。

逆から入り口にたどり着いた形で、秋芳洞入り口の土産物屋通りを歩く。鍾乳洞の石が1個100円で売られている。そんなもんなんだな。

うちの家人は、この秋芳洞が今回の旅でのベストポイントだそうだ。
自然の偉大さに後ろ髪を引かれながらも、バスは秋吉台を後にした。
(まだまだ続く)

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2008年10月 4日 (土)

世界遺産を見たい!「萩・津和野と厳島神社2泊3日の旅」1日目後編(萩・城下町編)

Dscf7067 古都 津和野を出た頃から雨も上がってきた。バスはすぐに山口県へと入り国道9号線、そして262号線の山道を通り萩へとはいる。

山口に入った時点で、柳原バスガイドが、〝山口県にはいるとガードレールの色が白から夏みかん色のオレンジに変わりますよ~は~い♪〟というような話をしたのは覚えていたが、あとは睡魔に身を任せたらしい。うとうと気分で松陰神社へと到着。

Dscf7068_2 ここは維新の偉人、吉田松陰を祀る神社。罪人としてその生涯を終えた吉田松陰が神となっているだけでも凄いことだ。(西郷隆盛もそうだけど)
神社の鳥居をくぐると、すぐに時代を感じる木造平屋の「松下村塾」が見える。今も実存しているだけでも涙ものだ。ここで幕末の危機を案じ語られ、近代日本の歴史が作られたと思うと感動、ひとり興奮する。(ひそかに日本史好き)
座敷の奥に門下四天王と言われた高杉晋作、久坂玄瑞、入江九一、吉田稔麿はじめ門下生の肖像画が飾られる。

NHK大河ドラマ「花神」から明治維新、長州藩に強い興味を持っただけにこうやって実際に触れると感慨深い。いつまでも見ていたい気分だ。

Dscf7088 ここから武家屋敷並ぶ城下町界隈へはすぐ。
キレイに区画された街並みに、木戸孝允旧宅、高杉晋作生誕地、名家が軒を並べる。
特に有名なのが、菊屋横町。
なまこ壁の美しいこの横町は「日本の道百選」の一つに選ばれている。
  

Dscf7096タイムトリップしたかのような面影を残した情緒溢れる道が目の前からその先にのびる。   

  

  

  

  

Dscf7104 ツアー一行は自由散策をした後、バスに戻って今日の宿、萩グランドホテル天空へ。
建物の上に円形のラウンジなのだろうか、ランドマークになっているホテルだ。
正面玄関から入るといきなり朝市のような風景、地元野菜や海産物が並んでいる。その横を通って2階へエスカレーターで上がってフロントという感じ。

部屋にはいると、奥様は楽しそうにお約束?のキャリーバッグからビール缶を早速取り出して冷蔵庫に冷やし出す。今回持参したのは500ml缶2缶と350ml2缶のようだ。(今回チョット少なめ?)などと横目でちらりとチェック。

Dscf7114 まだ夕方6時前の早い時間、外も十分明るいので、萩市内を散策することに。
さすがに歴史の町 萩。
あちらこちらに史跡が・・。
萩の藩校 明倫館の当時?の姿を偲ぶことの出来る明倫小学校の白壁を歩く頃には、そろそろ日も沈みかけてきた。

さて、ホテルへの帰りかけに地元のスーパーで、うちの奥様は缶ビールを4本追加購入。そうかやはり少なかったか・・、などと感心しながら買い物を見ていると・・、
ホレ!という感じでビール缶の入ったPP袋を私に突き出す。

やっぱり、わたし、持たされた・・。

Dscf7129 夕食はバイキング形式。
シラスが山盛り出ていたのが驚きました。海辺の街って事で海産物多かったですね。当たり前だろうけど納豆とか無かったです。

で、インパクトあったのがフグ刺し。
バイキングでフグ刺しっていうのは、サスガ山口って感じです。
もちろん奥様と5皿ほど食べました。

奥様、生ビールとフグ刺しで舌鼓。で、部屋に戻ってからも買ってきたビールのプルトップをプシューっと開けて、ごくりと満喫。女は黙ってビールって感じです・・。
(それでいいのか?・・・きっと良いと思います、はい。)

(二日目に続く)

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2008年10月 3日 (金)

世界遺産が見たい!「萩・津和野と厳島神社2泊3日の旅」1日目前編(津和野編)

Dscf7007 まだ夜が明けない早朝4時前に家を出発。家から40分ほど離れたJR籠原駅から羽田空港行きの高速リムジンバスに乗り込む。と、ウトウトと浅い眠りのまま空港へとバスは進む。
始発の籠原駅南口から熊谷駅南口、森林公園駅北口そして坂戸駅南口へと乗客を乗せていくにつれ、徐々に空も白々と明け、車窓からの風景は朝を告げる。

今日は曇り空だ。
お台場のレインボーブリッジを通り過ぎる頃には目もバッチリと覚めてきた。
羽田空港が見えてきた。7時10分、第二ターミナル。予定より少し早めの到着。

Dscf7024 羽田空港からのフライトは2回目だけど、たぶん国内線は初めてだと思う。
羽田から広島へ8:15発の広島行ANA673便。予定通り乗り込むも、離陸待ちの飛行機が連なり、滑走路で10分弱の順番待ち。
そして広島空港上空でも雷雨の関係で様子を見るようなアナウンス。機内の窓から見下ろす風景は、地上は厚い雲に覆われている。どうにか30分遅れで機は広島空港に着陸。
さあ、山陰・山陽の旅の始まりだ!

Dscf7028 空は小雨模様。さっきまで雷が落ちていたとか。徐々に天気も回復か。
広島空港からバスに乗り換えて、広島から島根へと出発。今回のバスはなんとバスガイドさんが同乗していた!懐かしのバスガイドトーク、柳原可奈子を彷彿させるような、あんな感じの喋り口。

  
「津和野は何県かご存じですか~、は~い、山口じゃないんですよね、うん、島根県。は~い♪」
にこやかに自分の言葉にうなずき納得する柳原ガイドさんのお話がBGMのように車中に流れる中、バスは高速道路を進んでいくのだった。

さて、最初の訪問地の津和野まで約2時間、雨も小雨になったり少し強くなったりと、安定しない空模様の下、バスは高速道路をひたすら疾走する。

Dscf7034  「山陰の小京都」津和野は鯉の街で有名。小雨降る津和野は、山合いにある川沿いの城下町。
 バスは午後1時前の到着、ここで昼食をとって、街並みを散策となる。お昼をとるお店「沙羅の木」のガイドさんに案内されて殿町通りへと。往年の鳳啓介を彷彿させるような軽妙洒脱な語りが始まる。(写真の白半袖シャツのおじさんね)
「え!この堀がですがネ、え! なんと鯉が、え!」

この通りの情緒には少しだけ相応しくない気もする啓介おじさんのせっかちな早口説明に耳を傾けながら。。。
Dscf7040でも。
小雨はしっとりとしたこの古(いにしえ)の街にとっても似合っていて情緒たっぷり。
なまこ壁に堀が続くこの通りは、この町で一番有名な通り。

堀をのぞくとたくさんの鯉がその顔を見せる。人口より多い?とか言われる鯉はみな一様にメタボである。堀には堰があり、行動範囲が限られているので運動不足だとか・・・。太った鯉たちを同情の視線を送りながら、身につまされる話をきく。水流とかもっとあると良いのかもね。
そうそう、ここの鯉はそもそも江戸時代に非常食用で買われていたとか。だから一杯いるんだね。今は食べないだろうけど、観光資源だし。

Dscf7052 さて、お昼はうずめ飯。
 うずめ飯とは島根県の郷土料理、江戸の質素倹約の時代に役人から贅沢を隠したアイデア料理というこのうずめ飯、一見すると白米にワサビがちょこっと乗っているだけ。この白米に専用のだし汁をかけて箸でかき混ぜると・・。
 山菜・野菜、魚肉練り物(かまぼこ?)、高野豆腐、海苔色々が白米の下に隠されていてそれが混ざって出てくるという手品みたいな料理。
これが結構美味しい!色々な具も美味しいんだけど、ワサビとだし汁がポイントなんだよね、きっと。

ということで次の目的地、山口県萩へ。(続く)

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2008年10月 2日 (木)

天網恢々疎にして漏らさず

世間を賑わしていますね~、大相撲。
暴行致死から朝青龍のヒールぶり、大麻問題から今度は八百長ですか。
まぁ八百長は以前から言われ続けていることですので、今更・・・て感じですが。
ああ、あとyoshikiを怒らせた記念撮影事件も。

国技と言われるけど、どれもなんか潔くないなぁ、って感じですね。
言い訳ばかりが多くないですか?国技の力士ってわけだから、悪ければあっさり認めて謝る位の潔さをもって欲しいですなぁ。

あと、相変わらずの政治家の失言問題。
一時は減ったかもしれないけど、また増えた、っていうよりマスコミ!
マスコミのレベルの低さというより軽率さって言うのかな、年々落ちるなぁ・・。
こんなことをニュースにするより、もっと伝えるべき話題がある筈だよ。

天網恢々(てんもうかいかい)、疎(そ)にして漏らさず。
(偉そうに書いてしまって、すいまめ~ん♪)

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2008年10月 1日 (水)

名盤の旅~「スリーピング・ジプシー」秋の夜長に優しい唄を聴き流して「アントニオの歌」

マイケル・フランクスを初めて聴いたのが、今からウン十年前。

まだ高校生だった自分は、当時良く見ていたNHKの「レッツゴーヤング」(古~)。
そこで登場してきて、自ら弾き語りで唄った「アントニオの歌」
とっても衝撃だったのよ。

囁くように唱い、そのメロディーはとってもシックで印象的。
ジャズっぽいボサノヴァというジャンルを認識して聴いた訳じゃないけど、高校生の胸にズシンときたです。

しかし。
今思うと、「レッツゴーヤング」ってアイドル番組だったけど。
サンディーズとか言って、太川陽介とか五十嵐由紀とか香坂みゆき、渋谷哲平・・。
石川ひとみとか歌っていたなぁ。
で、時々場違いな海外からのミュージシャンが出たりして。

もしレッツゴーヤングに、マイケル・フランクスが出なければ、出会わなかった曲かも?
秋の夜長にしっとりと聴ける曲だな。改めて思う。

Antonio's Song - Michael Franks -

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スリーピング・ジプシー マイケル・フランクス

1. 淑女の想い 
2. イッツ・ユー 
3. 嵐の中で 
4. カレワ・ルスデス 
5. ブルーにならないで 
6. アントニオの歌 (虹を綴って) 
7. チェイン・リアクション 
8. はるかなるブラジルの地
(1977)

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