かつて世界を旅するTVは貴重だった。「兼高かおる 世界の旅」
子どもの時にぼんやり見ていたテレビの映像が時々思い出す。
日曜の朝、何気なく流れている世界の、街の様子の映像が、見るともなしに目に入る。
世界の遠さを感じて、実感がほとんど無い、全然別の世界のことのように。
「兼高かおる 世界の旅」
世界地図帳を広げる、地球儀をぐるりと回してみる。
世界は遠いっていっても、定規でわずか30センチの距離でしかない。
今よ~く考えると、世界ってこんなモンなんだな、そう思えてくる。
兼高かおるさんは、本名兼高ローズさんというそうで、父親がインド人だとか。
知らなかったが、この「世界の旅」の番組は、30年も続いたんだそう。すごい。
兼高さんはすでに80歳になられている。
今は気軽に世界旅行に行けるし、ゴージャスな旅行も貧乏旅行も自分スタイルで行ける時代になった。とっても嬉しいことだ。でも当時、日本を出ることすら大変な時代にこれだけ世界に足跡を残されたこと、世界160カ国を取材、世界を180周した計算だとか。
この番組では、レポーター、ナレーター、プロデューサー兼ディレクターをされていて、ほとんど兼高さんが作った番組だったと言えるね。
このテーマ曲と一緒に、ちょっと懐かしく思い出したので・・・。
「兼高かおる 世界の旅」オープニングテーマ」
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