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2008年10月15日 (水)

落ちこぼれ応援団が自分の為に応援をする物語「フレフレ少女」

Furefure07_large 純粋に王道の青春映画を堪能しました。
小説の中の恋愛に夢中の文学少女 百山桃子(新垣結衣)が、偶然出会った超高校級の野球部エースに恋をして、彼に近づきたいためにマネージャー、ソフトボール部とチャレンジしてみるがどれもだめ。
ということで偶然知った応援部。これから彼を近くで応援できる!っていう不純な動機で始めたんだけど・・・。
しかしその応援部、なんと廃部寸前、たった一人の。
入部の動機を訊かれて「オシニンの精神に憧れて・・」
桃子の視線の先に「押忍」と書かれ壁に掛けられた額縁が・・・。

Furefure08_large まずは人数集め。
合唱部から〝音痴〟と笑われた男、吹奏楽部で浮きまくったドラマー、そんな者達をとにかく集めた桃子は、応援団の団長になってしまった。

でも所詮は寄せ集め、落ちこぼれの応援団。
相手にされない応援団に試練が始まった。OBの厳しい合宿練習の日々。
不純の動機も揺らいだ桃子は挫折寸前に。でも。

「まだ誰も応援していない、このままじゃ辞められない」
そんな団長、桃子の気持ちがダメ団員達を奮い立たせ出す。

Furefure02_large とにかく一つのことにがむしゃらに頑張ってやり遂げた時の達成感、その汗。美しいですね。ダメ団員達がへなちょこぶりを発揮しながらも、なんとか成長していくのもこの手の映画の王道。その応援姿も徐々に絵になってきて、一つ一つの動作も凛々しく様になって〝おぉ〟っと目を見張る。
ラストに来てちょっと感動しちゃいました、うん。

〝応援をする〟って軽々しくできない、
〝手を抜いた応援〟って応援される側からすればお見通しだもんね。
応援すること、そのための覚悟。とっても大切なんだな。

学ラン・ハチマキ姿の百山桃子がキリリとカッコよくて輝いて見えたのは、彼女が〝応援団〟として努力し成長してきたのを観たから。〝ああ、青春って良いな〟、そんなストレート直球の映画です。

「フレフレ少女」 6点 ★★★

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