世界遺産を見たい!「萩・津和野と厳島神社2泊3日の旅」2日目中編(岩国 錦帯橋編)
バスは岩国の街へ。
日本三名橋と呼ばれる錦帯橋。とっても美しい名をもつこの橋は、5連のアーチから構成され200mの長さで、大きな河川 錦川にかかる。洪水対策で作られたこの橋は、もともと1673年に作られたそう。すっかり晴れ渡った空の下、その5連のアーチが山あいの川沿いに見えてきた。
バスは、錦帯橋の横から河川敷へ、バスが何台も停められる駐車場がジャリの河川敷に広がる。そこから昼食場所へ移動。今日の昼食は「岩国寿司とうどん」。四角くかたどった押し寿司で、岩国の名産れんこんをふんだんに、それに玉子もたっぷり使っている、ちょっと大阪より堅めな感じだ。
付け合わせで、氷でつめたく締まったうどんとともにさっぱりとした昼食だ。
さて昼食もそこそこに、錦帯橋を渡ることに。
(ツアーだと時間の制限もあるしね)
木造で一切釘を使っていない高い技術力が、270年以上も維持できたと驚き。前に見える山の頂に、岩国城が見える。カツカツと靴が橋床の木を叩く優しい音が、とっても心地よい。見渡す青空、橋から見下ろす川のせせらぎがこの風景を美しく演出してくれる。
キレイに橋の写真を撮ろうとする私をさっさと残して先に進む家人の足取りも、風景に溶け込んで軽やかだ。
橋を渡って岩国の城下町を散策。古い屋敷がわずかにその姿を残し、大きな噴水のある吉香公園が印象的だ。川の堤防から降りて、川沿いの散策道を歩くと桜並木が。
〝春は満開になると壮観だろうなぁ〟
そんなすてきな風景が目に浮かぶ。
堤防下のベンチに腰をかけ、見るともなしに川の悠々たる流れを追い、そして橋を見上げて昼下がりのひとときを過ごす。あわただしいツアーの中でちょっと心に余裕の出来た時間だった。
さぁいよいよ、世界遺産「宮島」へ出発だ!
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