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2008年10月26日 (日)

叙情詩は語る相手によって美しく浄化された「落下の王国」

330871view001 ちょっと昔の話。
映画がまだ無声トーキーだった頃。
5歳の少女、アレキサンドリア(カサンティカ・アンタルー)は家業のオレンジ収穫を手伝って木から落ち、左腕を骨折して入院してたが、ひょんな事で、ロイ(リー・ペイス)と出逢う。ロイは映画のスタントマン、撮影中に橋から落ちて大怪我を負ってベッドから動けない。しかも恋人に振られてしまい。。。

330871view005 「叙情詩を聞かせてあげる」
そんな傷心のロイは、無邪気なアレキサンドリアに物語を語り出す。
それはロイが考え出した空想のお話。物語は、悪の支配者 総督オウディアスへの5人+1精霊の復讐劇。世界を駆けめぐるその広大なストーリーにアレキサンドリアはすっかり夢中。そんなアレキサンドリアを利用して、失望のロイは自殺を図るが・・。

330871view003 とにかく無邪気なアレキサンドリアのお茶目ッぷりが憎めない。この少女の笑顔・泣き顔・困った顔の純粋無垢にまいってしまうでしょう、きっと。
そして。
ロイの語る物語の映像美がとにかく目を見張るほど。CGとかに頼らずの13の世界遺産と24ヶ国のロケは、まさに自然の美しさ、世界中を旅しているかのよう。世界の絶景とそして世界遺産の好きな(自分みたいな)人間は、スクリーンに目が釘付け状態かも。

330871view004 ロイの苦悩によって話は色々と悪い方向に進むけど、最後はとっても優しい気持ちになれます。良い終わり方でした。無声トーキーという1900年代初めの頃という設定も渋いです。
ただこの映画、あまり多くの映画館では上映しないみたいなのがちょっと残念です。今回は、群馬県伊勢崎のMovix伊勢崎で観てきました。

「落下の王国」 7.5点 ★★★☆

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