男のプライド渋く?魅せてくれます。特命係長 只野仁 最後の劇場版
人気深夜テレビの劇場版。最後の劇場版って今まであったの?
テレビは何度か観たことあります。原作は柳沢きみおさんのコミック。こちらも何度か読みました。
昼間はさえない窓際係長 只野仁は、実は会長の特命を受け、会社の危機を救い、悪を倒すスーパーヒーローってお話。昼はさえなく同僚からはキモがられ、でも夜はどんな闇の敵も女たちにも無敵状態。そのギャップが面白い設定です。
で。今回の映画化。相も変わらず、バカバカしいギャグに、たっぷりのお色気、激しいベッドシーンはお約束のようです。今回はアクションにも磨きがかかっていて、サスガって感じだし、赤井英和の役どころも渋く泣かせます(赤井さんのシーン、印象的なのがいくつかありますよ!)、それにテーマは結構高い位置?にあるようですが・・・。例のお約束が、全てをB級映画にしてくれます。
と言ってつまらない訳じゃないです。自分は楽しめました。
あまり深く考えずに楽しむ映画だと思います。
時には笑って、寒いギャグにはひいて。シリアスなテーマに考え、渋い演技に泣き、お色気シーンにドキドキして、アクションにハラハラ。そして最後は面白かったよ!とすっきり。こんな感じに割り切って楽しむ映画です。あまり親密じゃない関係で一緒に行くと微妙な空気になってしまう危険性?もはらんでおります、はい。
特命係長 只野仁 最後の劇場版 6.5点 ★★★
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