歴史に触れなくちゃね!南国 沖縄の2泊3日の旅です。(一日目前編)
11月23日(日)
藤岡インターチェンジ「ららん藤岡」から羽田行きのリムジンバスに乗り込む。
朝5.35。さすがに寒い早朝。
仮眠をとりながら時々目を外に向けると、バスから見える風景が徐々に明るくなっていく。羽田空港へは8:00前に到着、受付を終えて空港の中で朝食を取りながらフライトを待つ。
羽田9:00発 JAL909に乗り込む。さぁいよいよ!沖縄2泊3日の旅の始まりだ!
しばらくして飛行機は富士山を横に見ながら順調に南西へ。やがて視界に雲と海が広がる。
〝きれいに富士山が見える♪〟ちょっと得した気分。
沖縄が近づくと席で上着を脱いで半袖となる。準備はOK。
そして那覇11:45着。
天気は雲が多いようだけど晴れ間が見える。機からでると南国の熱気が。
〝メンソーレ沖縄〟
空港の待合いロビーで添乗員さんが到着をお待ちかね。
今回のツアーは参加者は多くてバスも3号車まで。でも実際に3台連なって行動するんじゃなくて、あくまでも3号車単独での移動となる。添乗員さんも3号車だけの添乗員さん。
沖縄の太陽を浴びながら、3日間お世話になるバスまで移動。さすがに陽射しは強い。バスはと言うと今回もバスガイドさん付きです。宮古島出身だそう。で、バスの最前席前のパネルに沖縄の地図を貼って、今日行くポイントをあらかじめマーク、細かく説明してくれる。ガイドさんの手作りで、こういう案内は初めて。良く分かるし 好評のようです。
さて第一日目の予定は・・。
ひめゆりの塔、平和記念公園、そして万座毛で、宿泊先のホテルみゆきビーチです。
バスの車窓から見える街並みは、石の町。本土とは異なります。街路樹も南国の樹木で異国ムードがたっぷり。でも日本語表示なのが妙に安心感あります。
■■ひめゆりの塔■■
最初の「ひめゆりの塔」まで、空港からバスで1時間もかからずに到着。バスで移動中に、沖縄の歴史を教えてくれました。
特に第二次大戦の戦場としていかに多くの犠牲が出たか。人命もモチロンだけど、地形が変わってしまったほどの休む間もなく降り注ぐ艦砲射撃、キレイな珊瑚礁もその多くが失われた。ある村では一般人のほとんどが、砲撃と地上戦で戦死をしてしまったそうだ。
ひめゆりの塔は映画にもなってその名は知られているけど、実情は意外に知らない。
女学生学徒が戦地の病院で赤十字のように奉仕したイメージではなく、戦場の最前線で砲撃の下を潜るように死傷者に接した。
そして最後は死臭と糞尿の匂いが充満する壕に、立て籠もっていたところを、国際法上禁止されていた毒ガス攻撃を米軍に受け、苦しみ悶えながら命を失ったのは知られていない事実だそう。
近くにあるひめゆり平和記念館には、女学生学徒として招集され命を失った多くの子ども達の墓碑銘が、ひんやりとした館内を霊安室のようにしてある。痛々しいばかりの歴史の真実に圧倒され、言葉すら出ない。沖縄はOKINAWAとして多くを失った歴史をもっているのだ。
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