地球の歩き方「2015ともだちランド」あります。「20世紀少年<第2章> 最後の希望」
浦沢直樹氏の名作漫画の実写版第2章。
前作第1章で「血の大みそか」事件で かたや英雄となり、かたやテロリストグループとなってしまった、かつての幼なじみ同士。いよいよ「ともだち」は日本全体を掌握することになる。そのファシズムに似た支配の怖さを感じていく。
日本は顔も出せない新興宗教の教祖に心奪われて救世主扱いしてしまうのか。
そこまで自分の目を信じられなくなってしまうのか、幼稚な世相、あり得ない設定が実写版になると一層感じてしまう点が、映画に感情移入しきれない要因なのかもしれない。
とにかくオッチョ(トヨエツ)がカッコいい。(かなでさんブログ参照)。演技もセリフもその存在感そのものが原作のオッチョのイメージそのものだ。あと、カンナ(平愛梨)も素晴らしい存在感で、この二人を中心に第2章が繰り広げられた。そして二人が再会する教会でオッチョがカンナをその身を挺して守る。「カンナは俺たちの最後の希望だ」
あと狂気のある役どころ、小池栄子は素晴らしいですね。特に好きな役者というわけではありませんが、この何作かで見せる演技のすばらしさは感心します。ともだちランドの歩き方、怖すぎ・・。
あとは小泉響子役の木南晴夏も第2章の欠かせない存在感です。なんだかんだ言って観ちゃいました。
「20世紀少年<第2章> 最後の希望」 6.5点 ★★★☆
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