« 恐怖のGW混雑まっただ中!「立山黒部アルペンルートと爽やか上高地2日間」の旅 その2(白馬編) | トップページ | 仙台市内を「お仕事で!」歩きました・・(その1)宮城球場発見! »

2009年5月22日 (金)

恐怖のGW混雑まっただ中!「立山黒部アルペンルートと爽やか上高地2日間」

恐怖のGW混雑まっただ中!「立山黒部アルペンルートと爽やか上高地2日間」の旅 その3(アルペンルート編)

Dscf4289 さて、いよいよこの旅のメイン、立山黒部アルペンルートです、ムヒョ~!!
朝早くから落ち着く間もなく支度させられて、妙なテンション・・。白馬村を後にしてバスは大町温泉郷へとはいり、出発点の扇沢駅へと山を登っていきます。
扇沢駅は標高1400m、5月とはいえサブイデス。

いちおう。アルペンルートのおさらいね。
長野県大町側からはまずは【扇沢駅】→トロリーバス(トンネル)16分→【黒部ダム】~徒歩15分~【黒部湖】→ケーブルカー(トンネル)5分→【黒部平】→ロープウェイ7分→【大観峰】→トロリーバス(トンネル)10分→【室堂】→高原バス50分→【美女平】→ケーブルカー7分→立山駅着・・・。

Dscf4290 ふーーっ、これだけ乗り継いで北アルプス・立山連峰を越えていきます。
扇沢駅についてびっくり、すでにもの凄い車が駐車場から溢れて路上駐車・・。そして駅の切符売り場には長~い人の列が。訊くと最終列の人が切符を買えるまで2時間近くかかるそう。まだ朝8時前なのに・・。

最初のトロリーバスに乗るのも一苦労。何台もつながるトロリーバスにやっとの思いで乗り込むも、都内の通勤ラッシュ並み。乗った後も入り口から乗客が無理矢理積み込まれてギュウギュウ状態。むぎゅー状態で闇のトンネルをバスは進みます。そしてやっとの思いで黒部ダムに到着。

Dscf4300

【黒部ダムより黒部湖を望む】
黒部ダムの上をてくてく歩いて黒部湖駅まで。バスから降りた多くの人たちが一路黒部湖駅に向かいます。途中ダムからの光景をのぞき込んだり、記念撮影したり。まだ雪解け水がないので、ダムの放水もなければ、黒部湖の水量もまだまだって感じでした。

Dscf4308 黒部湖駅で並んでいると待ち時間を利用して、駅員さんがアルペンルートの説明をしてくれます。説明慣れたおじさんの話はとっても面白く、行列客の笑いをしっかりと取っていました。並んでいる大変さも忘れるくらいのトーク上手!最後はアルペンルートの本も販売してしっかりと売れてました。

Dscf4310 そんな中、ケーブルカーへ詰め込まれていく観光客。乗り場までぎっしりと並べさせ、ケーブルカー到着次第、またまたギュウギュウ詰めで運ばれていきます。もはや観光ではなく、出荷ですよ。出荷。我々は市場へ出荷される鶏状態で、コケコケ騒ぎながら次のポイントへ運ばれます。

Dscf4338

黒部平からの眺望
黒部平に到着。
四方を囲む雪山の峰の絶景に、ラッシュ乗車の疲れも少し癒されます。添乗員にここの出発時間と集合場所の連絡を確認してから、それまでビューポイントの周囲をくるりと回る。中の売店とか休憩場所は人がいっぱい。

Dscf4327 黒部平に雪だるま発見。
とってもかわいいのが並んで、連邦を眺めています。

Dscf4335 これも係の人が作ったみたい。
愛嬌たっぷりに観光客を迎えてくれてます。

Dscf4346 次のロープウェイは個人で来るとなんと1時間20分待ち!ポイントごとに1時間半~2時間待ちとますます長く続きます。個人出来たら、はたして今日中に山の反対側までつくんだろうか、などど思いながら、ツアーで良かったと、ロープウェイに乗車して大観峰へと向かいます。

Dscf4348

黒部平からロープウェイ
あいにくの曇り空、そして真っ白な雪の世界。ロープウェイは見える世界は白く幻想的でした。

Dscf4361 大観峰はさらに大変な人人人・・。世の中、ホントに不景気なんだろうか?などと人ごとのように思いながら、行きたいところに動くのもままなりません。売店の商品を見るなんて至難の業です。周りから聞こえてくる言葉も国際色豊。とにかく外に出ると。黒部の山々と黒部湖が。

Dscf4351

大観峰から黒部湖
湖水が深いエメラルドグリーンに見えるなんて、なんか宝石のよう。

Dscf4377 そしていよいよ立山アルペンルートの頂点、室堂へ。標高2450m。立山連峰(3015m)が目の前です。しかしあいにくの天気は曇り。空の雲と周囲の雪山で、外は白一色の世界です。雪のなかをサクサクと散策です。

Dscf4378

室堂パノラマロード
大雪壁 大谷と別のルートは、連邦が見渡せる雪の上を歩く道です。ずっと点のようにつながる観光客の姿も、ここではまばらでした。

Dscf4368

雪の大谷
これが有名な「雪の大谷」。
4月~6月の間、高いところでは20mにも及ぶ雪の壁の道路を歩きます。切りだった雪の壁が圧倒的な存在。しかしこれだけ切り出すのも大変だろうなぁ。これを観るだけでもこのラッシュルート体験も無駄ではなかったか(たぶん・・)

あとは下るのみです。
高原バスは、切りだった「雪の大谷」を走り抜け、一路富山側の美女平へと向かいます。50分走った頃には雪景色もなく、雲に覆われた幻想的な世界の美女平。

Dscf4388

美女平
ここはバス停もあったりケーブルカーの駅もあったり。
売店、展望台や休憩所もあったりと、アルペンルートの拠点でもあります。

Dscf4399 ここからケーブルカーで立山駅まで降りてアルペンルートは終わります。曇り空でGWシーズンの混雑も残念だったものの、室堂の「雪の大谷」や立山連峰の絶景に雄大な迫力を感じました。

 

 

帰りは富山から日本海側の北陸自動車道を経て、中央自動車道、上信越自動車道、関越自動車道で帰ってきました。帰路は何度も渋滞に飲み込まれながらも夜10時過ぎに無事帰ってきました。いやホントにGWの高速道路は混んでますよ。これは学習しました。

阪急トラピックス
立山黒部アルペンルートと爽やか上高地2日間 21,980円

|

« 恐怖のGW混雑まっただ中!「立山黒部アルペンルートと爽やか上高地2日間」の旅 その2(白馬編) | トップページ | 仙台市内を「お仕事で!」歩きました・・(その1)宮城球場発見! »