「雨の京都の花めぐりと伊勢おかげ横丁」を熟女ガイドにエスコートされ・・。その5「2日目 早朝の本願寺編」
京都と伊勢ツアー二日目の朝。
ガイドブックを見ていて、宿泊先近くの東本願寺が5時50分から、西本願寺が5時半から見学が可能と言うことで、家人と日の出とともに早起きして出かけました。天気はまずまず、少し風が強い感じです。
まずは京都第二タワーホテルから歩いて3~4分くらい。東本願寺です。
信長との対応姿勢で分裂したままの東西の本願寺。東本願寺は信長に対して強硬派だった教如が勢力を大きくした本願寺教団だそう。厳かな空気で凛となる。現在お堂は修復作業中でした。
続いて西の本願寺へ。
早朝の、まだ人通りの少ない街並み・商店街を歩いて進みます。そして歩いて10分くらい。西本願寺は信長に対して穏健派。でも信長没後、江戸時代に入っても、徳川家康の策智で本願寺を東西に分裂したままにすることで、その力を抑えていたらしいです。
寺院に入ると、十数人が声を合わせて読経する声が境内に響いていました。早朝の空気が厳かな気持ちになってきます。お堂に入って中にはいると、読経している僧侶が前にずらりと並んで、それを一般見学者が、座ってきいてました。
お堂の長い廊下を黙々と歩いていると、この本願寺の大きさを実感します。装飾も質素ながら立派な様式です。堂内を見学してから境内へと戻りました。すっかりと日も昇ってきたようです。7時近くになってきました。そろそろホテルに戻ります。
今日は、京都から離れ、三重県伊勢へと向かいます。長躯のバスの中で、あのバスガイドさんの話を聞きながらの旅となります。昨日は京都に入ってからは、バス旅行のガイドと言うよりも「最近の若いガイドはマナーが・・」と小言ばかりの、おばあさんの茶飲み愚痴になってしまっていました。
「若い子に支給される制服はネェ、ピンクでかわいいんですよ。いや別にねぇ、私は別に欲しくはないですよ。でもねぇ・・。そうやって分けるってどう思います?お客さん」
あのぉ・・別に良いんですけど・・。そんなガイドさんも車中からの説明に飽きてくると、地元の歌の紹介だと称して「木曽節」とか「琵琶湖周航の歌」とかエコーを効かせて歌ったりしてましたが、今日はどんなパフォーマンスが見られるのでしょうか。
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