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2009年6月の30件の記事

2009年6月30日 (火)

上野不忍、梅雨(あめ)のあとさき・・雨あがり・・。

Dscf5898 雨の上がった不忍池では、体操をする人たちが。地元のラジオ体操同好会みたいな感じかな?体操が終わると「お疲れさま~」って感じで、みなさん三々五々散会していきました。大きな木を囲むように集まって、身体を動かす。
ああ、自分も運動しなくちゃ・・。

 
池の東南部分、蓮池と呼ばれるところは、すっかり蓮が水面を覆っています。とっても蓮の緑がキレイです。

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Dscf5902 蓮の葉に雨の滴が溜まっています。やがてこれも天に帰って行くでしょう。徐々に水滴も中央に集まって、ころんと珠玉のようになっていくはずです。

蓮の葉もこうしてみるとお皿のようですね。とっても大切なものを包んでくれそうな。蓮が大切にされてきたのが、なんとなく理解できます。

雨の上がって静かになった池の上を、滑るように鴨のつがいが泳いでいきます。とっても優しい光景でした。

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紫陽花の色も鮮やかです。青紫のガクアジサイは、蓮池をバックに。

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ピンクの紫陽花は、ボート池をバックに。池の畔を歩く人、ベンチで池を眺める人、もちろん紫陽花を楽しんでいる人もいます。(こうして写真を撮ってる人も若干ですが・・)

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鳩も羽を休めて。

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ツツジも最後の鮮やかな色を魅せてくれました。雨に濡れてその花びらも瑞々しいです。ちょっとここから出ると東京の喧噪の街並。だからこそ、この一瞬がここち良いのですね。
今日で6月も終わり。夏の文月、稲の穂が含む月から来てるとも言われてるそうですが。いずれにしても暑くなりそうです。

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2009年6月29日 (月)

上野不忍、梅雨(あめ)のあとさき・・雨降って。

Dscf5835 水無月6月。
強い雨が、朝からふっていました。
アスファルトに打ちたたく雨が溜まって朝の通勤の足元を遮るかのよう。
傘を持つ手も気も重そうになってきます。

そして私は、この上野恩賜公園を通り抜けて、不忍池へと通ります。

蓮の葉漂う池面に、容赦なく打ち付ける雨の滴を浴びるように、鴨がいました。天の恵みを喜んでいるかのように毛繕いをしている鴨に寛ぎを感じます。

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新緑の中に映える紫陽花も雨に煙ってぼんやりと浮かび上がります。この雨が上がると一層の鮮やかな緑を讃えるんだろうけど、今はただこの強い雨に身を任せています。

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蓮の葉の緑が雨に濡れてとってもキレイです。この雨の時期を過ぎれば蓮も開花の時期、それを待つかのように蓮は静かです。

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紫陽花の葉の緑に雨の滴が玉のように。瑞々しい瞬間、生命力の瑞々しさを感じてしまう瞬間、これが自分は好きです。そして雨は天へと帰って行きます・・。

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2009年6月28日 (日)

ナバホラーメン@6月のラーメン(締め切り間近・・)

6月も終わりかけてきた昼下がり。
ナバホへと行ってきました。ええ、CD借りっぱなしなんでお詫びもかねて。
今日も忙しそうにしていました、大繁盛。
「お店暇ですよ~会社の人にも来るように言ってね~。」
マスターのロシェpapaくんにすっかりはめられたのか。

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Dscf5786 「渋いのを」とのリクエストに、持参したのは。「cure jazz」~UA×菊地成孔のコラボの一枚(会社の同僚よへー君の音源、Thanks)。異色のコラボによる癒しのJAZZ。スタンダードな曲のアレンジが秀逸な一枚。「オーバー・ザ・レインボー」、JAZZの名曲「チュニジアの夜」がかっこいい。

Dscf5794 そしてロッド・スチュワートのバラードベスト。意外に名曲揃いだし、聞いたことのある曲が並ぶ。ああ男だぜぇ・・。そんなロンリーな味わいを感じさせてくれたりします。という話も忙しそうなのでろくに出来ず。

 
 
今日は6月の限定ラーメンを戴きました。
らぁ☆パスタ \890
「冷製ジェノベーゼの麺とサルサソースハーブグリルチキンを添えて」

ホント一見パスタだけども、ジェノベーゼを混ぜた?麺の独特の味わい。盛り沢山の野菜もまた季節野菜で美味しい。
「自分もエルビスのように死ぬ」といってたマイケル・ジャクソン。偶然にもこの写真のバックがそのエルビス。

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スリラーの時は本当にオーラがあって華があった。何やっても格好良かった。徐々に肌が白くなるにつれ、偽りの仮面を被った貴公子はその自分の世界へと籠もってしまったのか。合掌。そしてこの、とっても美味しい らぁ☆パスタを彼に捧ぐ。
(勝手に捧げちゃった、ロシェpapaくん)

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ナバホ ホワイト
群馬県高崎市鞘町24 TEL&FAX : 027-322-6029
http://roche.gunmablog.net/index_2.html

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2009年6月27日 (土)

浜松・静岡行脚の旅その4「静岡 イタリアンな饗宴の巻」

Dscf5703 静岡駅前に采配を手にした家康像を発見。さすが家康のお膝元の駿府。今日は全社の受注管理システム・経理システムの見直しの打ち合わせで静岡本社まで来ました。仙台の事務所勤務のK教授もここで合流。あとはシステムを統括してくれてるFさんと3人で改善プランの詰めです。

Dscf5741 K教授がハイテンションなのは、今日の打ち合わせもさることながら、本社経理のOさんが出産による退社で、お別れ会を開こうとしてるため。たぶん本心はいやいやながらも、私をお誘いいただいて、今日はOさんと仲良し同期のMさん、それにK教授と私の4人でランチです。

Dscf5728 打ち合わせも上の空のまま午前が終了、さっそくにやにやしているK教授はOさんの元へ、急かされ誘われ、静岡駅周辺のイタリアンレストラン、リストランテ・スペーゼと向かいました。席に着いた4人が注文したのは、ランチAコースです。

Dscf5712_2コース内容は、前菜盛合せ・スープ・パスタ・デザート・コーヒーです。まずは前菜が運ばれてきます。生ハムにマリネ風、トマトの前菜でとっても美味しい一品。美女2名を前にしてK教授は舌好調、満面の笑顔で会社システムの会話に花が咲きます。

Dscf5718オニオン系のスープ。すっきりとしてました。この美女2名は全社部門から来る伝票を統括してまとめている人。システム構築には2人の意見も貴重なのは分かりますが、それ以上にK教授のノリにもはや乗り遅れて、話を聞くことに徹しましょう。時々ツッコミはいれますが。

 

メインのパスタは、トマト系と塩系の2つからえらぶんだっけかな。忘れましたが・・。自分はこのトマト系。濃厚トマトがまったりと絡んで深い味です。こんなお店ではタバスコなんてかけませんよ、念のため。ちょっと辛みは寂しかったモノの美味しかったデス。

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最後はデザート。見た目から甘くて美味しそう。危険なシメになりそう。Oさんから在職中のお礼と言うことで、K教授と私にプレゼントいただきました。とっても上品なハンカチです。お礼の手紙も添えられて。いやぁうれしいですが、こっちが手ぶらだったんで恥ずかしい。

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そんなこんなで静岡の打ち合わせも無事?終わり、関東へと帰路に向かいます。(実際は東京事務所へ向かったんですが)とってもキレイな夕焼けを新幹線車中から眺め、ご満足のK教授が楽しげに話す今日の饗宴に相づちウチながらも一路東京へと向かいました。

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おまけ画像。
これは静岡駅周辺の床屋のウインドーに書かれたアーノルド・パーマーと青木プロ。思わずにやりとしてパーマでもかけようかなって思っちゃうんですかね。床屋のマスターの洒落に乾杯。

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2009年6月26日 (金)

浜松・静岡行脚の旅その3「駿府公園」

前日夜、浜松から移動して静岡に入りました。
そして次の日早朝の駿府城址を散策してきました。

駿府城は、1585年 徳川家康が築城し、江戸に移るまでの4年と大御所となってから10年過ごしたそうです。平成元年に静岡市制100周年を記念して『巽櫓(たつみやぐら)』、続いて平成8年3月には『東御門』が復元されたそうです。

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東御門は、駿府城ニノ丸の東に位置する主要な出入口。この門は堅固な守りの実践的な門で、戦国時代の面影を残しています。朝の東御門は、学生達の通学路にもなっていて、多くの自転車や徒歩の学生が行き交っています。生活の一部になっているんですね。

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巽櫓南門は花が咲き誇っていました。この櫓は、駿府城ニノ丸の東南角に設けられた三層ニ重の隅櫓だそうで、十二支であらわした巽(辰巳)の方角に位置することから「巽櫓」と呼ばれたんだとか。平面櫓ながらもかなり堅い守り、家康公の性格でしょうか。

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実はコノ植物、「北関東独特の植物で他の地区では見たことない!」とツレに断言してしまった植物です、はい。しっかりと東海地方の静岡で見ました。もちろん内緒です。まぁ色々とありますね。そんなものです。ちなみにコレは何という植物なんでしょうか。

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堀に沿って「家康公の散歩道」というのを発見。東海道中膝栗毛の弥次喜多もいました(銅像)。作者の十返舎一九は静岡市出身で、弥次さんは静岡市、喜多さんも静岡市(元清水市)だとか。

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これは現代の弥次さん喜多さんか。銅像のタイトルは「再会」久しぶりの再会に驚き喜ぶ中年男性ってことですかね。ただ同じような体型でのリアクションが面白いです。「おお、貫禄ついたな」お互いの変わり果てた姿に言葉を失ってるようにも。

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静岡市役所の「本館」です。『あおい塔』と呼ばれる塔屋が印象的な、昭和9年建設の建物だとか。スパニッシュ調の趣深い建物ですね。『あおい塔』という名前はモザイクタイル張りのドームが、ライトアップされて青く浮かび上がったところからだそうです。

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Dscf5695 静岡県知事選挙間近・・ということで。ポスター掲示板も用意されていました。が、某地方局のカメラマンの姿が。よく見ると、掲示板の下に『領収書』を開いて置いて、撮影中・・。んん?いったいこれは何の撮影か。ちょっと危険な黒い香りが?

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2009年6月25日 (木)

浜松・静岡行脚の旅その2「浜松で地元の美味しい魚のお店」

Dscf5618 さて浜松での仕事も終了(早!一体何をしたの??)。え?浜松で何をしたの?それは秘密です。ひとつ言えることは、たいした仕事じゃないって事です、はい。もはや私の興味は夕ごはんを食べるのを浜松か次の移動地静岡か。思案してる時に浜松勤務先のM女王さまから優しいお言葉。

Dscf5617 M女王さまがなんと夕ごはんにお付き合いしてくれる!ってことで、テンションも上がってきました。「女王」ってなんの女王かというと大のお笑い好きのMさん、しかもコアなお笑いファン(*^_^*)。時々彼女から新情報を得ております。夜ごはんで行ったお店は帰路にある浜松駅に隣接したメイワンにある「魚がし鮨」です。

まずは握り「菫(すみれ)」です。握りが10かん。「魚がし鮨」は静岡県沼津を中心に東京~静岡でチェーン展開しているようです。そもそもこのM女王と静岡のO会長(お笑いの会長)からコアなお笑いネタを教えて貰うことが多いっす。最近だと、みうらじゅんの「一気コール選手権」!
(以下、昨年12月に紹介した記事です↓)
http://lastsmile.cocolog-nifty.com/lastsmile/2008/12/post-6fee.html

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う~ん折角の美味しい料理の紹介もみうらじゅんのネタ絡むとどうか。ということも気にせずに次は「自家製あつあつ玉子焼き」です。コレまじ美味い!!玉子焼きって馬鹿に出来ない美味さ、驚きました。

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続いては静岡名物の黒はんぺんを使った「黒はんぺん焼き香ばしく焼き上げたばかりのはんぺんにレモンを搾っていただきます。この黒はんぺん、美味しいお店とそうじゃないトコとはっきりしてますね。ここは美味しい!
そうそう。M女王のお気に入りの「天津 木村」の「あると思います!」と言いたくなる美味しさ。

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そして最後は「生桜エビの刺身」。まさに静岡じゃないと味わえない一品です。生桜エビの柔らかな甘さとしゃきっとした口触り。これは体験しないと美味く表現できない味です。

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Dscf5580 いや、静岡、旬の海の素材を堪能しました。それに久しぶりにM女王とも色々な話ができて懐かしい話にも花咲きました。ちょうど一年前は、会社の新システムのスタッフの一人として何度も高崎まで出張して会議に参加してくれたりしました。高崎の一二三食堂のちゃあぱんも懐かしいよね。

また高崎にきてね。ということで駅でお別れして、宿泊先の静岡市に向かいます。
(浜松駅新幹線構内にある河合楽器のコーナー)

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2009年6月24日 (水)

浜松・静岡行脚の旅その1「浜松でカレーのお店」

Dscf5581 浜松駅を降り北口から出るとモザイカルチャー世界博2009のモニュメントが目を惹きます。1年ぶりの浜松。もちろん仕事できました、もちろん。こうやって断っておかないと、ここから先のことが(自分でも)仕事か○○か自信がなくなってしまうんで・・。はい。

Dscf5588 花いっぱいのモニュメントはとってもキレイですね。モザイカルチャー世界博というのは「花と緑のワンダーランド」ってことで秋に行われる緑のアート展のようです。花と緑をつかって「緑花像景アート」が数多く展示されるそう。上の写真は「風と波」という作品だそうです。

Dscf5615_2 さてお仕事は午後からなんでここらへんでお昼をとります。北口を右に出て浜松アクトシティーへ。アクトシティーは、浜松市と民間の施設が一体化したホテル・イベントホールをもつでっかい複合施設。駅から直結して2Fへ行くと動く歩道でゾーンを移動していきます。

Dscf5590 ここのレストランゾーン地下1Fにあるインド料理店「クマール」でランチにします。ランチ時間帯はセットがあります。カレーとナン、それにドリンクがつくもの、さらにサラダがつくセット、追加で一品料理のつくモノもありました。席につくとインド系の店員が注文取りに来ました。

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Dscf5612 ランチメニューを目の前に置くと
「カレーどれにします?」「チキンで」
「飲み物は?」「アイスコーヒー」
コースをどれにするか聞かずにそのまま下がっていく。そしたらいきなりサラダを持ってきましたよ。。サラダ付きコース選んでいないのに。とぼけたお店です。味はまぁまぁ。サービスにやられた感じですね。

Dscf5614 さて浜松の事務所に向かいます。この事務所は年に1度は行ってますが、毎年必ず道に迷います・・。今回も地図を片手に事務所に向かいます。毎年同じコトしてたんじゃお馬鹿さんです。いくら方向音痴の私でも学習機能はありますから。今年の課題は誰にも聞かずに事務所に行くこと!(なんと低い目標)

そして今年は!・・やはり迷って道を聞きました・・。ホントのお馬鹿さんでした。
(写真はアクトシティーの屋上庭園「ショパンの丘」にあるショパンの像レプリカ=実物の2/3だそうです)

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2009年6月23日 (火)

東京日本橋事始め

Dscf5475 新潟の業務委託イベントの道路申請(平たく言うと観光チラシを日本橋の道路で配る許可)で、日本橋警察署に行ってきました。リスク管理のプロ Sさんも付きあってくれるとのこと、で東京日本橋散策のはじまり。まずは都選定歴史的建造物の三菱倉庫は船体を思われる昭和5年の建設。

Dscf54762 最初に断っておきますが。。これは仕事ですので、はい。勤務先の東京事務所から2駅区間の日本橋なので、食後の運動と日頃の運動不足解消のために歩いて行きました。久々の東京散策で仕事の目的もそっちのけでキョロキョロと。さて郵便発祥の地には郵便制度の父、1円切手の前島密の胸像。

Dscf5482_2 さて中央警察署に書類の手続もなんとか終わりました。この警察署も分かり難いところにあって、ちょっと探しました。たぶん一人だと辿り着けませんでした、はい。Sさん感謝ッス。ということで今回の目玉は、国道1号線の起点を見ること(仕事じゃないんかい!)。

Dscf5490 やってきました、日本橋。日本橋川にかかる中央通りのこの橋が日本の道路網の始点となっているそうな。 花崗岩製の第十九代の日本橋は明治44年に架橋されたもので、かなり歴史のある橋で重要文化財となっている。ただその上を首都高速道路が走っていて頭上が狭々しい。

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Dscf5492 日本の道100選にも選ばれている中央通りには記念碑が建てられています。日本橋は1603年(慶長8年)だから関ヶ原の戦いの頃ですね。いやぁ古い歴史。色々と説明が書かれています。そして道路元票のところには日本主要地点までの距離が書かれています。

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Dscf5499 次に行ったのが、日本銀行(申請が終わったんならとっとと事務所に帰れ?おっしゃるとおり・・)。この旧館は明治29年に完成、明治中期の西洋式建築物としては、東京・赤坂の迎賓館とならぶ代表作として、重要文化財にも指定されています。

Dscf5504 当たり前ですが警備も厳重に、警備員も入り口に立っています。なんでも事前申し込みで見学ツアーも出来るとか。う~ん、工場見学なら最後は試飲とかお土産があるから、ここでも見学ツアーの最後は、参加者に出来たての1万円札をプレゼントとかあればいいのになぁ。

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Dscf5506 最後に、日銀旧館前の交差点から始まる「江戸桜通り」です。このネーミングは2005年からの名称だそうで、石碑に書かれた文字は12代目・市川団十郎丈の文字ですって。曇り空だからこそ陽射しも気にせずに散策できました、いや足も良い感じの疲労感。(だから仕事しろって・・)

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2009年6月22日 (月)

直球の表現で心の琴線に響く「生きるススメ」戸田誠二著

ものすごく直球のショートマンガ短編集です。
1Pから長いので8Pくらい。最後の「ラスト・ムービー」が24P。好き嫌いあると思いますが、心の琴線に触れる内容です。

「掟」
幼稚園に通う少女が、TVで「農村の暮らし」のドキュメンタリー番組の中、村人が飼っている鶏を食べるシーンを観て「かわいそう。」少女は幼稚園で鶏を飼っているのだ。そんな少女に小学生の兄が「お前だって今、牛食ってるじゃん。同じジャン。」兄に軍配が上がった。
「・・・もう食べない」
少女はベジタリアンになった。そして6日目。家族でファミレスへ。兄はハンバーグ・セットを注文。少女は黙って下をうつむいたまま。母が優しく声をかける。

「・・・もういいよ。よくがんばったね」
母の言葉で号泣する少女。泣く声がファミレスの中に響く・・。
私たち人間は他の生き物を殺して生きてる。この齢で少女はその真理を体感したのだ。

「小さな死」

『中学の時に哲学ではセックスのことを「小さな死」というのを知りました』
この言葉から始まる6Pには、ある病気(HIVのことを言ってると思われる)に感染している、中学生時代にクラスメートで偏見と差別を受けた少女の話から、十分な知識に優しく守られた大学の時の友人、そして社会人になってできた(HIVの)恋人との触れあいで「死」を考え理解していく話です。

・・・セックスもします。
気をつければほぼ100%うつりません。
・・が私はそのたびにいつも
ある種の覚悟をします。
これで死ぬかもしれない。でもいいと。
泣けるのはこんな自分がうれしいからです。
・・私はこのときはじめて私なりに 小さな死を理解しました。

このほかにも印象に残る言葉があります。

「花を咲かせない方法ってあるの。
・・・水も栄養も十分与えるのよ。
そうすると植物は安心して花を咲かせないわ。
咲かせるのはその逆。」

読んで、心に残る作品もいくつかあったけど、あまりぴんと来ない作品も多かったのもまた事実。ただ全部、自分の気持ちに合う必要もない。ほんの一握りのページだけが心に深く刻まれた、それで十分です。インディーズの作家のようです。もし興味のある人は詠んでみてください。

最後に。
表紙裏(表4)に書かれているショートストーリーも意味が深いです。
(文字が見にくいので、吹き出しを下に書きます)

「人生」

・・・ヘンな夢を見た・・・

ひとつのタマネギ。

《これがあなたの人生です》

「(これが?)・・玉ネギみたいですね」

《皮一枚が歳一歳です》

玉ネギの皮をむきながら
「・・・本体がないんですけど」

《そういうものです》

「しかも・・・
涙が止まりません」

《そういうものです》

http://www2.odn.ne.jp/~cbh42840/life.html

「嫌になったり、くじけたり。
それでもあなたがいるだけで、日々はこんなにも愛しい」

(表紙帯より)

「生きるススメ」戸田誠二著
http://www2.odn.ne.jp/~cbh42840/index.html

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2009年6月21日 (日)

ブレない本物のプロが圧倒的大自然に挑む「劔岳 点の記」

332002view001 日露戦争後の明治40年、日本地図完成のために立山劔岳への登頂に挑む、陸軍測量手の柴崎(浅野忠信)ら測量隊。陸軍の面目のために、劔岳制覇の名誉を民間の日本山岳会に奪われるなと厳命。あくまで「地図をつくる」目的の柴崎達と、劔岳制覇が目的の山岳会の小島(仲村トオル)達との競争が始まる。

332002view009 美しくも厳しい大自然の力を見せつける立山連峰、その奥に鋭い姿をみせる劔岳。霊峰信仰もあり行く手は難問ばかり。案内人・長治郎(香川照之)、ノブ(松田龍平)たち測量隊にも焦りが。冷静に地図作りのために三角点設置を最優先に考える柴崎にも迷いが。

332002view003 とにかく大自然の映像に目を見張るばかり。大スクリーンいっぱいに迫り来る自然は、特に白く迫り、鮮やかに彩り、そして見上げるばかりに厳しい。自分は山頂登頂が目的なのか、地図作りが目的なのか。自問し大自然の中で迷い、答えを見出すプロ・柴崎の姿。

332002view008 事実を元にした新田次郎の原作を圧倒的映像にした本作は、ドキュメンタリータッチで、脚本上の面白さを感じない人もいると思う。しかしCGやSFX氾濫の映画作りでここまで映像美を感じる作品は貴重だと思う。撮影も困難を極めたと思う。そのリアリティーが圧巻。

332002view011 はたして測量隊と山岳会の登頂争いに勝つのはどっちか?修験行者の言葉の意味は?特にエンドロールに流れるクレジットの名前に肩書きのないのが印象的。この作品を、監督とかカメラとかそういう肩書きを取り外して、全員の力で作り上げたという強い想いの表れだと思う。

「劔岳 点の記」 8点

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2009年6月20日 (土)

「小次郎と三たび逢う その時のために」バガボンド 30巻(井上雄彦)

吉岡一門との一乗寺下り松の死闘で傷ついた武蔵は、牢獄の中で身体を癒しながらも、自己を見つめ直す。天下無双を否定する武蔵に、後世に「五輪の書」を著す武蔵像の片鱗が見えてきた。
今までの戦いの中で、「勝ったのは自分なのか」自問する武蔵。

おつうにつきまとう亡霊という設定は、今までのリアリティーを求めていたバガボンドにはあり得なかった設定となった。亡霊に連れられて、おつうの見た悲劇の現実。それがおつうになにを与えるのか。

小次郎もまた新しい旅立ちの時を迎えた。しかしそれは、武蔵と三たび相まみえるための、船出でもあった。前巻までの荒々しいまでの「動」から、内面をえぐる様な「静」の展開となった本書。登場人物も顔を見せながら新展開への序章を彩る形となった。

じゃっかんスピードダウンした感もある本巻では、吉岡決戦で登場人物も読者も傷ついた心を癒すような、そんなゆったり感も。確かに20巻までの丁寧な書き込みも弱くなった気もするが、他のコミックとは一線を画した名作には間違えない。

心ふるわせて続編を待とう!!

バガボンド 30巻(井上雄彦)

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2009年6月19日 (金)

つっこませてください。こんなイカス看板(その3)

Dscf5303 ホントですよね。

信じてます、はい。

Dscf5142ええ、どこからみてもビルですね。

そんな強調しなくても大丈夫ですよ。

誰がみても「ビル」ですから。

Dscf55292 見事な連係プレー。

ホルモンで元気になって横の風俗に一直線とは。

これもコラボの一種か。

Dscf5450 ちょちょ、ちょっと待ってください。

そんないきなり、言われても・・。

それじゃ窓口の
おねえさんを、
かみついてもいいっすか?

・・・いててて。
すみません。。

(こんなブログ、ダメですよね・・次から真面目にいきます・・)

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2009年6月18日 (木)

3人のプロの殺し屋と一人の民間人のせめぎ合い。グラスホッパー(伊坂幸太郎)

かけがいのない妻の命を許せない交通事故で奪われた。その犯人は、なぜか警察も手が出せない謎の会社の放蕩息子。教師の鈴木は、妻の復讐を果たすために、職を辞してその組織への侵入する。そこで目にしていくモノは。。

鯨、蝉、押し屋。3人のプロの殺し屋と、妻の復讐に燃える鈴木とが、重なり絡み合いながら、疾走していく。
「押し屋とは何者なのか?」
鯨、蝉、鈴木の話が、交互に切り替わりながらも、結末へとたたみ込んでいくそのスピード感。それは3本の小さな支流が、やがて大きな本流へとうねりを上げて合流していく圧倒感ともいうべきか。

話の内容は道徳観のない「殺し屋」の世界ながらも、鈴木と亡き妻、蝉と岩西、鯨と亡霊。それぞれの言葉のやりとりの妙さ、おかしさ、含蓄に、つい引き込まれていく。

最近映画化された「重力ピエロ」の他、ラッシュライフ、死神の精度なんかの著書で人気のある伊坂幸太郎だけど、その中でも異色の1冊だと思う。読後はなんとなくやりきれなさと、妙な納得感、疾走の後の完結感、なんかを感じる1冊。読んでて薦められる本じゃないけど、読んでも損のない1冊だと思うな、きっと。

「グラスホッパー」伊坂幸太郎著 7点 ★★★☆

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2009年6月17日 (水)

つっこませてください。こんなイカス看板(その2)

Dscf54553_2 お上さまぁ~

市民も。。

エレベーター使わせてくだせぇ・・。

Dscf5453 いったいいつから準備してんだろ。

この薬局・・。

Dscf5308_2  あの~。
自分は念力ないんで・・。

死んじゃいますか?

そう言われても・・なんか。

わざわざ英訳にしてまで訴えなくても。

Dscf5302 日々カラオケ三昧って感じですな。

「あいのて」研究に余念がないのか。

う~む、おそるべし。

(すみません。こんなブログで・・)

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2009年6月16日 (火)

くさいセリフもその想いの熱さで心に響く「ROOKIES -卒業-」

332812view005 二子玉川学園(ニコガク)野球部に返り咲いた川藤監督は、安仁屋、御子柴、新庄らと夏の甲子園を目指す。そして新学期、赤星と濱中というクセのある新入生が新たな野球部員として入部。実力はありながらも練習を拒む赤星と、誤解から平塚をヒーローと思いこむ濱中。

332812view003 佐藤隆太、市原隼人、小出恵介たちが汗を流し、力を尽くし、そして涙する熱血ドラマ。「おいおい試合中だぞ」って、つっこみどころ満載のシナリオ。「夢にときめけ、明日にきらめけ!」と熱く語るくさいセリフ。それらも気にしなくなるような胸に響く心地よい感動。

332812view006 人気のコミック原作をTVドラマがヒット、その勢いでドラマの出演者もそのままに、急に決まった映画化のようです。「鉄は熱いうちに打て」の言葉のように、綿密に練られたシナリオよりもドラマの勢いが冷えぬうちに旬のまま映画にした感じ。

332812view001 試合中の選手の気迫、必死さがひしひしと感じられて、スタンド席にいる臨場感で1球ごとに力が入ります。それにほどよく笑いを誘ってくれるので感情移入できます。悪ガキどもが野球への熱い思いを呼び戻し、夢に向かって汗を流し叫び、力を合わせそして涙する。青春っていいなぁ。固いこと言わずに、純粋にたまにはこういう気持ちの良い涙を流してもいいかな。

「ROOKIES -卒業-」 7点 ★★★☆

Rookies1

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2009年6月15日 (月)

つっこませてください。こんなイカス看板(その1)

Dscf5306_2ま、なんとストレートな。
そうっすか、じゃあ食わせてもらおうかな!

Dscf5383 いや、そのくらい自分でもできますよ。
そうですかぁ。
じゃあ。
お言葉に甘えて。。。

Dscf5451 そりゃないっすよ、その言い方。
だってあんた。
焼かせくれって
いったんじゃ・・。

Dscf5297 え?え?
なにをいたしてんですか?
いちごも・・・て。
その「も」が、気になる・・。

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2009年6月14日 (日)

稀代の戦術家、二人の艦長をオリオンが導いたもの「真夏のオリオン」

332860view001 第二次世界大戦末期、アメリカ海軍の沖縄攻略の燃料補給路を絶つため、日本海軍はイ-77をはじめとする5隻の潜水艦を配備した。イ-77の艦長・倉本(玉木宏)やイ-81の艦長・有沢たちの前に立ちはだかるのは、智将・名将スチュワート艦長率いる駆逐艦パーシバル。

332860view008 駆逐艦パーシバルは、卓越した戦術で日本の潜水艦防衛ラインを切り崩していく。倉本艦長とスチュワート艦長、稀代の天才戦術家二人による海上と水中からの息を呑む頭脳戦・命をかけた巧みな戦術の攻防が繰り広げられる。命の大切さを知る二人による命の奪い合いが・・。

332860view003 水中深く姿を消したイー77。駆逐艦は水中探知機ソナーでその位置を探索する。そこへ静寂の深海深くに流れるハーモニカの調べ。「真夏のオリオン」の美しいメロディーに駆逐艦は耳を疑う。それは魚雷1本を残すのみとなった潜水艦と駆逐艦との最終決戦を告げるものだった。

332860view002 終戦後64年の時間を経て届いた1枚の楽譜にまつわるドラマ。戦争映画と言うよりも恋愛映画。冬の星座オリオン座も、夜明け前なら夏でも見えるという。それは吉兆と語り継がれていた。そのオリオンを見上げる、倉本艦長とスチュワート艦長が思いを語るシーンも印象的。

332860view005 オリオンよ。愛する人を導け
帰り道を見失わないように

(真夏のオリオンの楽譜に託されたメッセージ)
何度も苦境に立たされる倉本艦長。
「艦長、どうします!?」「艦長!!」
動揺する乗員を見回して冷静に一言。
「飯(めし)にしよう」
腹が減っては戦は出来ぬってことね♪

「真夏のオリオン」 8点

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2009年6月13日 (土)

新潟の九州ラーメンも侮れません「きんしゃい亭」新潟駅前店

Dscf5339 新潟では何店舗もチェーン展開しているきんしゃい亭は、名前の通ったお店です。博多とんこつに近い味わいの店として有名。この駅前店はお得なランチメニューもあります。時々想い出しては食べたくなるラーメンです。
新潟駅の繁華街の中にありますが、夜は歓楽街にあるので遅くまでやってるお店です。中は少々狭いです。

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スープは豚の油の浮いたこってり豚骨醤油スープに紅ショウガと白ごまがのっています。そこに細めの縮れ麺をカタメにいれて貰います。(店の人に麺の硬さの希望 訊かれます)

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注文のきん定は、ラーメンの他、混ぜご飯、わかめの酢モノ、高菜、キャベツの油あえがついてます。ここはとんこつスープがおいしいです。濃厚なんだけど飽きません。それに細縮れ麺と相性が良いみたいです。そして高菜。これも良い味です。わかめの酢モノもさっぱりとして口直しになるんで、またスープいっちゃいますね。

以前は、店のおばちゃん、おつりを渡すときに、「はい、200万円!」とか、かならず「○○万円」ってベタな親父ギャグかましてましたが、最近は言わなくなりました。評判が悪かったのか、飽きたのか、それとも誰も反応しなくなって寂しくなったのか。
それは謎です。(理由は別に知りたくありません、はい)

九州らーめん きんしゃい亭 駅前店
TEL 025-241-5791
新潟県新潟市中央区東大通1-6-6
11:00 - 26:00

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2009年6月12日 (金)

懐かしの名曲「木蓮の涙」スターダスト・レビュー

2005年にニッカウヰスキーのCMソングで流れた名曲。
このCMも話題になったCMですね。

ねぇ?女房を酔わせてどうするつもり

あの思わせぶりが絵になりましたね、石田ゆり子さん。
あれは石田さんが呟くから絵になるんですよね。
ま、それ以上は書きませんが。

その当時の懐かしいCM映像と、スターダスト・レビューと小田和正がコラボでこの名曲を歌っている映像です。小田和正、すっかり自分の曲にしてしまってますね。こういう悲劇な歌を歌わせると、小田オーラばらまきです。

個人的にはこの曲、詞が大好きです。

逢いたくて 逢いたくて
この胸のささやきが
あなたを探している
あなたを呼んでいる

いつまでも いつまでも
側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね 心は置き去りに

やがて 時はゆき過ぎ
幾度目かの春の日
あなたは眠る様に 空へと旅たった

木蘭のつぼみが
開くのを見るたびに
あふれだす涙は 夢のあとさきに
あなたが 来たがってた
この丘にひとりきり
さよならと言いかけて 何度も振り返る

作詞:山田ひろし
作曲:柿沼清史。
「木蓮の涙」スターダスト・レビュー

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2009年6月11日 (木)

格安ランチが嬉しいッス!湯島ホルモン「良ちゃん」

Dscf5288 東京JR御徒町駅近くにある湯島ホルモン「良ちゃん」は店の前を通る度に気になっていました。だって炭火で焼く匂いが、店の前に満ちて・・。この店に右手には前にブログで紹介したインドカレーのデリー(激辛カシミール)、左手にはクールビューティーMさま御用達の韓国家庭料理店チョンハクトンが。

Dscf5274 まさにここは食のゴールデンラインです。で。ここはランチが実に安い。モツ煮定食480円、炭火焼ハラミ丼500円、ビビンバ500円、炭火焼焼き鶏丼680円、ホルモン炒め定食680円、特製カルビ丼730円・・。その他にも定食メニューや季節限定の冷麺もあったり。迷いますねぇ・・。

Dscf5271 店に貼出してあるメニューみてもらうと分かるけど(上の写真をクリックすると拡大します)、この辺りからするととっても安いデスねぇ。鶏ガラスープ0円という貼りだし紙も。そう、テーブルにポットに入ったスープと薬味のネギが。それを自由に飲んでOK!これ美味しいッス!お代わりしちゃいました。

 

一緒に行ったスザンヌ君が注文した「特製カルビ丼」がコレです!
美味しそにこんがり焼かれたカルビ肉がたっぷりと、ご飯の上に置いてあります。おおお!美味しそーです。スザンヌ君、豪快に頬ばります。

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コレが自分の注文した「炭火焼焼き鶏丼」
大きくぶつ切りされた鶏肉が、香ばしそうに炭火で焼かれて。タレがあったかご飯にしっかりと染み込んでます。鶏肉もとっても美味しんですが、このタレの染みたご飯がまたなんとも・・。

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ランチもかなりお得だけど夜も安くてイケてます。

湯島ホルモン「良ちゃん」
〒113-0034 東京都文京区湯島3-42-2 JR御徒町駅 徒歩4分 TEL03-5816-5562
昼の部 月~金11:30~14:00 夜の部 金以外17:00~24:00(L.O.23:00) 

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2009年6月10日 (水)

天才二人のTOB駆け引きに息を呑む、そのクールさと脆さ「ハゲタカ」

333057view001 かつては「ハゲタカ」と恐れられたファンドマネージャー「鷲津」は、閉鎖的日本マーケットに失望し、海外で隠遁生活を送る。そんな彼の前に、かつての盟友・柴野が現れ、日本有数の自動車メーカー・アカマ自動車を買収危機へ手を貸して欲しいと・・。

333057view020 敵対TOBを仕掛けてきた「劉」率いるファンド会社とは何者か、その溢れる資金力に戸惑いながらも、辿り着いた相手の巨大な正体に敗北感。しかしそこから鷲津のマネーゲームが仕掛けられる。情報と相手の裏をかく展開、もはや誰もが劉の勝利を確信した時・・。

333057view019 最近民放では多くなってきたTV連続ドラマの映画化。NHKとしては珍しいが、良質の硬派作品となった。NHKの好むプロフェッショナリズムのひとつの答え=練り上げた技ではなく、生き様として=がある。派手なアクションがなくても緊迫感溢れる展開に息を呑む。

333057view012 成熟した経済社会に蔓延するマネーゲーム。ファンド系のTOB攻防、自由経済という怪物化した生物を操りながらもそのうねりに飲み込まれていく。実はTVドラマ見てなかったので人間関係が分かり難い部分も。「ハゲタカ」鷲津と「赤いハゲタカ」劉、天才二人のクールさの影にある脆さが余韻を残す映画。

333057view002 「アカマ(自動車)の中でね、
 派遣社員を扱う部署って人事部じゃ
 ないんだ・・。調達部なんだよ。
 俺たちは部品と同じなんだ。」

「人生の悲劇はふたつしかない。
 ひとつは金のない悲劇、
 もうひとつは金のある悲劇。」

「ハゲタカ」 8点 ★★★★

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2009年6月 9日 (火)

ちょっと前なら覚えちゃいるが・・ペペロンチーノラーメン@ナバホラーメン

5月の期間限定ラーメンということで、ロシェpapaくんの「ナバホラーメン」のペペロンチーノラーメンを、なんと!6月になって戴きました!
もうメニューから無いのに、無理して作ってくれました。ありがと、ロシェ。
で、味はニンニク効いてて野菜もエビも贅沢に盛り沢山の一杯、美味しいです。

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この日のCDのお題はキース・リチャーズ「メイン・オフェンダー」とセウ・ジョルジによるデヴィド・ボウイの名曲カバーCD「ライフアクアティック」
男キースは生き様がロック、「血を入れ替えに来たのさ」の名言も鮮烈ながら、そのギターのカッティングは比類なし!セウ・ジョルジは今度聴かせてね。辛口でロケンロールなラーメンをこれからも「よろしく!」

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2009年6月 8日 (月)

壮烈なそして暗澹たる人間VS機械の未来戦争「ターミネーター4」

331380view002 2003年、殺人の罪で死刑となるマーカスは、科学者セレナ博士にその身体を提供することを同意する。薄らいでいく彼の視界とともに、15年の時は流れ・・。2018年、核攻撃10年後の、砂漠のように荒廃した世界に、マーカスは目覚める。記憶を失ったまま。

331380view006 人類を救う運命の男、ジョン・コナーは抵抗軍前線のリーダーとして、機械軍の攻撃をしのぐ日々。そんな彼の前に、傷ついたマーカスが現れる。彼の正体に驚くジョンは、マーカスの話にさらに驚く。さっきまで抵抗軍見習いの若者と一緒だったのだ、カイル・リースという名の。

331380view017 シリーズ第四作は、原題「魂の救済」というタイトル、最後にその意味を知る。シリーズ1作では、ジョン・コナーの未来の母、サラと未来から来たカイルの活躍、そして2作目はその二人の子、ジョンと母の活躍。そして本作はジョン以上に、新たな男、マーカスの存在が光る。

331380view008 シリーズ前作まで観ていなくても1作目だけで話の筋は分かる内容。新展開シリーズの1作目という位置づけらしい本作。機械VS人間の壮絶な闘いの荒廃さは、映像全体が砂漠化した世界だからではないように思う。すさみきった世界に人はいかに生きるか。それを問うのか。

 

「ターミネーター4」 8.5点 ★★★★

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2009年6月 7日 (日)

またまた来ちゃいました、仙台「韓国家庭料理 ジャン・ト」

Dscf5226 性懲りもなく、仙台勤務のK教授とともに「北目1」こと韓国料理ジャン・トに何度となく足を運んでおります。この頃はお店の人からも、いちおー警戒もされつつ顔しっかり覚えられて温かく迎えられ、K教授もご満悦の様子。カウンターに人がいようが構わずカウンターへ。

Dscf5229 最初はテーブルも空いてますよ、と声もかけて貰いましたが、K教授の揺るぎないカウンター席への執着を見抜き、「カウンターですよね」と。あれほどタバコの煙の嫌いなK教授も、隣の客が喫煙にも沈黙。「そこまで!」と彼の熱い思い入れが伝わってきます。

Dscf5221 これまでいくつか注文したモノを紹介します。写真の「冷麺」は、メニューにも書いてありますが、盛岡麺とソウル麺のどちらかを選択。これはソウル麺です。ソウル麺の方が細いそうです。細いけど弾力のある麺です。でもここのソウル麺は、安いゴム麺と違って美味しい!

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Dscf5247 これは前にK教授が注文した「ダッカルビ丼」の激辛ヴァージョン。K教授がお店の人と話題作りでこっちの話ネタを振ってきます。「この人、辛いの強いんですよ!」ということで、「激辛」をなんとなく注文することに。写真じゃ違いは分かりませんが、かなりキてます。

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Dscf5238 そんな人を餌にしているK教授は、お店の人に「身体に良くって美味しいですよ♪」と薦められて、ニコニコして注文したサムゲタン(参鶏湯)。韓国風の漢方おかゆです。でてきたサンゲタンは写真では分かりませんが、グツグツ煮えたぎってました。K教授、一言「美味い!!」

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これはマジ美味そうでした。じっくりと煮込んだ鶏丸ごと、それに高麗人参とか薬膳食材が一緒に塩こしょうで味付けるらしいです。韓国の夏バテ対策料理として人気だそう。

最近では昼前になると、店の名前も言わずに、「今日は癒しにする?」の一言で決まります。「独身に戻りたい」とぼやくK教授に引き連れられて、しばらくは癒しの韓国料理のステキな笑顔に逢いに通うことでしょう。

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2009年6月 6日 (土)

美しい圧巻、新たな宇宙伝説に『長寿と繁栄を』。「スタートレック」

Img1_1242897063 うまれた時に父を失ったジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)は、自身を模索しながらもひょんな事から宇宙艦隊に入隊。そして3年後バルカン星の災害?の危機に出動するエンタープライズ号に、スポック、マッコイ、個性溢れる乗員達と乗り込んだカークだったが。

Ch11152_large  冒頭、宇宙空間に現れる巨大物体、そのまがまがしい姿はあまりに圧倒的な宇宙船だと気がつくや、いきなりの激しい戦闘が始まる。エンタープライズ号に圧倒的強さを見せつけるその宇宙船というにはあまりに異質な存在。もうスクリーンから目が離せない状況になっていく。

Startrek05_2 SFX・VFXバリバリの宇宙戦も大迫力ですが、宇宙船信妨害用のドリル上での肉弾戦バトルも手に汗握るシーン!カーク少年がスポーツカーで疾走するのが、この映画を象徴するかのように、ダイナミックにエキサイティングに宇宙を全力疾走する快感は圧巻、大興奮です。

329887view007 TV版のストーリーは殆ど覚えていなくて、カーク船長とスポックの存在くらい。初めて観るのと変わらぬ知識だったけど、面白い!大満足。ブラックホールを起こす超重量爆弾の迫力映像に息を呑む。ただタイムパラドックスもそうだけど2時間で収めるためかなり都合の良い展開も。シリーズ化予感の傑作です。

「スター・トレック」  9点

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2009年6月 5日 (金)

味噌屋せいべえ@上野御徒町のつけ麺

Dscf5205 季節柄、上野御徒町周辺で、ついついつけ麺のお店を探してしまう今日この頃。東京事務所のスザンヌくんと一緒に行くとボリューム中心の傾向も否めません。ということで今日のお店は、JR御徒町駅近くの「味噌屋せいべえ」。松坂屋交差点周辺でおおきく看板が出ています。

Dscf5193 カウンター中心のこのお店はチェーン店で、以前あった「くるまやラーメン」が倒産(民事再生)後、そのオーナーが再建してやっている花研という会社のチェーン店らしいです。花研は、豚骨系の「ばんから」と味噌系の「せいべえ」のチェーンをもってるみたいです。

Dscf5200_2  くるまやラーメンって正直好きじゃなかったです。店によっての味の差も大きかったし。そんなことも影響あったんじゃないな、倒産も。ということも考えずに、つけ麺を注文。味噌系醤油の味でちょっとしょっぱ辛い感じ。でも悪くないです。くるまやより美味しい。

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Dscf5194_3 一緒に行ったスザンヌくんの注文はコレ。メモしなかったから不正確だと前置きしておいて「豚玉みそスペシャル」とかいう全部のせだったかな?中太の麺の上にもやしとさらに生姜焼きみたいに焼き肉が。そして生卵がぽかりと。+ライス注文。スザンヌ痩せる気ゼロ。

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2009年6月 4日 (木)

「静」の凍てつく緊張感、記者魂が悲しい真実をえぐる。「消されたヘッドライン」

333436view003 ワシントン・グローブ紙の、敏腕だけど一癖ある記者カル(ラッセル・クロウ)は、ジャンキー殺人事件を取材しているウチに、次の日に起きた大軍需産業を追究する、議員の秘書の死と奇妙な関連性に気がつく。その議員と謎の死を遂げた秘書と親友議員は愛人関係にあった。

333436view012 「戦争の民営化」を攻撃する議員の矛先を弱めるために仕掛けた罠か・・。いきなりの画面から緊張感ほとばしる展開で息を呑む。このスリリングな演出で、がっちり映画に入り込めました。派手なカーチェイスやアクションもない、骨太な社会派サスペンスドラマ。

333436view004 ラッセル・クロウの新聞記者の役が結構ハマり役で、警察の捜査も届かぬ謎へと及んでいく推理と情報。友情や信頼を上回る、真実を追求しようとする記者魂を熱演。あと、やり手でキリキリ胃を痛めそうな「これぞ新聞の編集長」を演じたヘレン・ミレンも見事。

333436view005 「動」ではなく「静」のサスペンス。分かりやすいストーリー展開は好感。ただインパクトを与えるための「驚愕のラスト」に捕らわれすぎたか、確かに驚いたが、話の流れからあまり納得のいくすっきりとしたラストでなかったのが残念。が、それを差し引いても良作とお薦め。エンドロールで輪転機が印刷する新聞記事のヘッドラインに・・。

「消されたヘッドライン」 7.5点

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2009年6月 3日 (水)

仙台の朝市

Dscf5112_2 仙台の朝市の朝は遅い。
7時を過ぎてもまだ準備中のお店がほとんど。
朝市だから朝早くやらなきゃいけないことはないけど。それだったら別に名前を朝市にしなきゃ良いのになぁ。とぼやきながらも散策。細い路地に軽トラックが停まって商品を卸しています。

Dscf5118 魚介コーナーはそんな中でも早いほう。でも店先には活きの良い魚が、まだあまり並んでいません。仙台のお魚もきっとお寝坊さんなのでしょう。細い路地から店の中にはいると集合テナントになっていて奥までお店が並んでいます。

Dscf5094  で。
寂しかったので、昼休みを使ってもう一度来ました。
今度はしっかりとお店も人も賑わっていました。こうなって市場って感じです。だったら「仙台朝市場」じゃなくて、「仙台市場」にすればいいのに・・。

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これこれ!
やはり仙台だったらお魚でしょ。ホヤでか!
スーパーにあるパックに入れられた魚なんかじゃなくて「そのままの魚」って良いですね。それをこうやって店先に並べるのが、市場ですよ。(朝市じゃなくても・・しつこい?)
活気ある場所に来て、元気を貰いました!買えないのが残念。

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2009年6月 2日 (火)

あっという間に。

一年ってはやいものです。
もう6月、一年の折り返しの月を迎えました。
冬から春、そして夏を迎えようとする6月。そんな今日は自分の誕生日。
実は知命(天命知命「天命を知る」)の歳を迎えました。

論語によると、天が自分自身に与えた使命を自覚する歳なんだそうです。
まだまだ未熟ですね。でも体力は間違えなく・・。

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近くの田には水が滔々と張られる季節になりました。
遠くの浅間山とその風景が、夕焼けが真っ赤に染まり、水田はそんな赤をほんのり映しています。

もう少し自然体で、素直に生きていこうかな、
そんな気持ちにさせてくれる風景でした。

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2009年6月 1日 (月)

上野不忍池 初夏の蓮模様。(平沢進 「LOTUS」)

不忍池に青々と蓮がたゆらいでいます。
花の時期は7~8月なのでまだ開花していませんが、水面に浮かぶその姿がとっても安らぐ感じです。

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「蓮の葉商い」って言葉があります。
うらぼんに使う蓮の葉を珍重したことなどから、季節物を扱う商人を「蓮の葉商い」と呼ぶようになったそうですが、季節物という短かい時間に売り切るので、品質が悪くとも問題になりにくいことから、「きわもの売り」という意味にもなったようです。

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「蓮の葉女」という言葉もあります。
蓮っ葉女(はすっぱおんな)、蓮っ葉(はすっぱ)とか聞いたことありますか?お転婆、生意気などちょっと女性に対してあまりよい意味ではないですね。
語源は色々な説があるみたいですが、そんな中でも「蓮の葉が風や水面の波によりゆらゆらする様や蓮の葉の朝露がころころと転がる様子」という説がキレイですね。

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今はまだ花をつけていませんが、夏の時期が楽しみです。

かつてテクノポップの雄 P-MODELのリーダーだった平沢進のソロ・プロジェクトの1曲、「LOTUS」は、東南アジア(タイ)に深い影響を受けていた頃の1曲です。
蓮(LOTUS)のアジア流のイメージに合った美しい旋律だと思います。

「LOTUS」 平沢 進 (「Simcity」より 1995)

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