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2009年6月 4日 (木)

「静」の凍てつく緊張感、記者魂が悲しい真実をえぐる。「消されたヘッドライン」

333436view003 ワシントン・グローブ紙の、敏腕だけど一癖ある記者カル(ラッセル・クロウ)は、ジャンキー殺人事件を取材しているウチに、次の日に起きた大軍需産業を追究する、議員の秘書の死と奇妙な関連性に気がつく。その議員と謎の死を遂げた秘書と親友議員は愛人関係にあった。

333436view012 「戦争の民営化」を攻撃する議員の矛先を弱めるために仕掛けた罠か・・。いきなりの画面から緊張感ほとばしる展開で息を呑む。このスリリングな演出で、がっちり映画に入り込めました。派手なカーチェイスやアクションもない、骨太な社会派サスペンスドラマ。

333436view004 ラッセル・クロウの新聞記者の役が結構ハマり役で、警察の捜査も届かぬ謎へと及んでいく推理と情報。友情や信頼を上回る、真実を追求しようとする記者魂を熱演。あと、やり手でキリキリ胃を痛めそうな「これぞ新聞の編集長」を演じたヘレン・ミレンも見事。

333436view005 「動」ではなく「静」のサスペンス。分かりやすいストーリー展開は好感。ただインパクトを与えるための「驚愕のラスト」に捕らわれすぎたか、確かに驚いたが、話の流れからあまり納得のいくすっきりとしたラストでなかったのが残念。が、それを差し引いても良作とお薦め。エンドロールで輪転機が印刷する新聞記事のヘッドラインに・・。

「消されたヘッドライン」 7.5点

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