名盤の旅~夏の渋滞ドライブにうってつけのエヴァーグリーン邦盤「A LONG VACATION」大瀧詠一
50~60年代のアメリカンポップスへのオマージュが満載の本作は、81年に発表された大瀧詠一の一つの頂点となったアルバム。
松本隆のどこかクールでファッショナブルな歌詞と、永井博の色彩豊かなトロピカルなジャケットと相まって、大瀧詠一のメランコリーでPOPなメロディーがコラボした傑作。そのどこか懐かしい、そして優しく切ないメロディーは飽きることない。
アメリカンポップスを日本流に咀嚼して一流のJポップに昇華させた。最初の「君は天然色」の明るいイントロが流れ、大滝ワールドが繰り広げられる、そのカラフルな世界は時として過ぎ去った私たちの「あの夏の日の風景」をも彷彿とさせてくれる。
そのクールな珠玉のメロディーはまさに夏のドライブにうってつけ。80年代を代表する名盤だけに、所有してる人も多いはず。この暑~い夏に、ぜひ棚から引っ張り出して聴き直してみて。
A LONG VACATION
1. 君は天然色
2. Velvet Motel
3. カナリア諸島にて
4. Pappi-doo-bi-doo-ba物語
5. 我が心のピンボール
6. 雨のウェンズディ
7. スピーチ・バルーン
8. 恋するカレン
9. FUN×4
10. さらばシベリア鉄道
1981年作品
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