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2009年7月24日 (金)

おとうさん、さんぽにいきましょうよ・・「星守る犬」村上たかし著

おとうさんとハッピー(犬)の物語は切なく哀しい。
本の帯にこう書かれている。
「読み終えた瞬間、「おとうさん」という声が、遠くからかすかに聞こえた。
涙が出た。
せつなくて、うれしかった。重松 清さん(作家)」

「星守る犬」という言葉は、「犬が星を物欲しげに見続けている姿から、手に入らないものを求める人を表す」そうだ。

物語は、林道奥に放置されたまま朽ちたワゴン車に遺された謎をひもとく物語、ある家の少女に拾われた野良犬ハッピーと、その家のおとうさんとの「生」と「絆」を描いた物語。

子供の時などに犬や動物を飼ったことのある人なら、一度は経験したことのある後悔、残された想いをフラッシュバックさせてくれます。動物との言葉のない絆に、時には鬱陶しく感じ、冷たくした経験も。
「なぜそんなことをしてしまったんだろう」
そんな想いを切なく思い起こしながら、読んでしまいます。

「星守る犬」村上たかし著

Hosimamoru3

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