お盆休みの激安パックツアー!上海・蘇州・杭州4日間も。2日目(3)寒山寺・運河めぐり編
江蘇州シルク研究所へショッピングで寄ってそこのレストランで昼食を。円卓による蘇州料理。昨夜と同じように8名席の円卓に群馬 太田からの4人家族と同席で戴く。蘇州料理が他の中華とどこが違うかと聞かれると・・よく分からないが、味は淡泊で素材を活かす・・らしい。
食事も一段落した頃、中国楽器を抱えた2人組がテーブルにやってきた。演奏してくれるらしい。・・がリクエストで有料だとか。「ああ・・」という感じでがっかりだけど。ここは想い出に25元払って「夜来香 」を演奏してもらった。(演奏リストの中で知ってるの、この曲しかなかったから。)
つぎはバスで少し移動して寒山寺へ。寒山寺は、4世紀の南北朝時代に建立。その後、唐の時代にこの地に草庵をむすんだ風狂の男 寒山の名前が付けられて寒山寺になったそうだ。風狂とは、日本で言えば「一休さん」みたいな人らしい。
その奇行は中国人に愛されたそうだ。
全盛期の寒山寺の面積は広大で、「馬に乗って山門を見る」と言われるほどだったそう。当時の旅行者は、まず寒山寺を参詣してから蘇州の市街に入ったという。寒山寺の鐘は漢詩でも詠まれ、その音色の美しさは有名だそう。それにこの鐘をつくと10年長生きできるとか。撞くのは有料だそうで。
続いて寒山寺を後に、市内を通る運河を遊覧船に乗船。この蘇州、「東洋のヴェニス」と呼ばれてるそうだが、実際ヴェネツィアよりも歴史は古いらしい。この遊覧船は45分間の運河めぐり、寒山寺の近くから出航する。徐々に陽射しが出てきて水の上からの散策も涼しげな感じだ。
最初は道路に沿ってゆったりと進んでいく。流れる運河の水量はとてもゆたかで、波打つ水面に船は揺られながら徐々に蘇州の人たちの生活の場に踏み込んでいくようだ。運河は少し狭くなり両側には住宅が並ぶ。洗濯物が干されたり、住んでる人が話してたり。
やがて遊覧船は大きな運河へと出て行く。ほんのさっきまでは2隻の遊覧船が行き違うのも苦労するくらいの川幅だったのに。のんびり両岸を眺めていると、船員がにこやかに、絵葉書とトランプを船内で販売し始めた。最後はタイガーバームまで・・。絵葉書くらいは分かるけどねぇ。。
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