お盆休みの激安パックツアー!上海・蘇州・杭州4日間も。1日目(3)花港観魚編
西湖十景のひとつ「花港観魚」は西湖の遊覧船から下りてしばらくのところにある。花港観魚はかつては魯という南宋時代の内侍の別荘だったらしいが、その名前の通り、花は1000本の牡丹と、魚は7000匹を越える緋鯉。別荘を元に徐々に拡大し大きな庭園になったそうだ。
紅魚池では多くの観光客が足を止め、舞うように集まる緋鯉に目をとめている。かつての中国の高官たちの優雅な趣を感じてしまう風景。こんな贅沢な楽しみをしてたんだね。真っ赤な魚の群れが、あたかも紅葉した落葉が池に漂うかのようにたゆらいでいた。
蒋荘と名付けられた記念館へむかう渡り廊下は、歴史的な風情ある宋の世界を垣間見せてくれる。
小高くそびえる牡丹亭を見上げる「牡丹園」では残念ながら季節柄、牡丹の花は見られなかった。しかし静寂な緑の世界は、心を和ませてくれる。ただ、暑い。ホントに湿度の高い蒸し暑さに加えてのテクテクと散策で水分が欲しい感じ。しかし中国はそこらじゃ水飲みないし。
見どころ満載の花港観魚をはじめ西湖十景とは、西湖周辺の数多い名所から特に選ばれた十ヶ所ということだ。ツアーの関係でまわるのはここだけ。ちなみに庭園の外にはレンタルサイクルがずらりと並んでいた。中国のレンタルサイクルは目立つようなこんな派手な色をしているそうだ。
夕食は中華での円卓料理、杭州郷土料理と言うことだが、基本は中華料理。今回のツアー参加者32名をグループ分けして、自分たち家族とツアー中一緒の円卓になったのは、群馬 太田から来られた同じく4人家族のかた。高校の教師ご夫婦と二人のお嬢様。とっても品のあるご家族でした。
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