お盆休みの激安パックツアー!上海・蘇州・杭州4日間も。1日目(4)河坊街・中国新幹線編
夕食で腹ごしらえした後は、新幹線で上海へ移動するまで、河坊街を散策する。河坊街は杭州の有名な山、呉山の麓にある街並みで、道幅が12m、全長が460mにぎっしりとお店が建ち並ぶ。杭州の歴史と文化の体感できるストリートで、「天には極楽、地には蘇州と杭州」と言わしめた世界がある。
夕暮れの河坊街は、木造の家屋に古様式の建物が立ち並ぶ。800年以上昔の南宋の代の街並みを再生したように作られてるそうだ。かつて南宋時代、都はは杭州で栄華を誇った。河坊街も経済貿易の中心地だったそうだ。ただ街並みを観るだけでなく奥深い中国の文化があった。
活気に満ちた河坊街散策を終え、バスに乗り込み、新幹線の杭州駅へと向かう。
駅にはいると、杭州駅は乗客でごった返し。日本のイメージからすると帰省ラッシュ以上の混み方にびっくり。本数が少ないためもあるようだ。この夏の時期だと立ち席の自由席も当日だととれないらしい。
時間が来るまで待合所で多くの人が座る場所もないくらいの待っている。出発時間も20分前になってくると、その改札入口がギュウギュウ詰めの開演待ちのアイドルコンサート会場のよう。大変な混雑だ。エネルギッシュな中国語の怒声が飛び交う。
出発15分前、改札入口のドアが開くと雪崩を打ったように争ってプラットホームへと人が流れる。ところが、ところがである。もう一関門あった。高架通路からプラットホームへ降りる階段の前で、再度足止め。ここでまた5~7分位待って、やっと新幹線のプラットホームへ。
これは席取りでもみ合いとなることへの緩和策なのだろうか。とにかく面倒。スーツケースを持って移動の我々にとっては一苦労・・。指定された2等席に乗り込み、一息。ちなみにこの新幹線と呼ばれてる列車、実は「動車組」CRHで在来線の線路を使用して、新幹線ではないそうだ。
車窓から流れる景色は街のネオンからやがて闇に包まる。疲れもあっていつのまにか熟睡。1時間40分後上海到着。広々とした上海駅は、時間も遅いせいか静然とした構内。バスまで移動して深夜のハイウェイを宿泊先の虹口世紀大酒店まで移動。
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