秋の紅葉真っ只中の松川渓谷に行ってきました(秘湯編)
信州松川渓谷にある高山温泉郷はちょっと変わった秘湯がいくつかあることでも有名です。もちろん全部は回れませんが・・。まずは、五色温泉。名前の由来は、その日の天候や気温で温泉の湯の色が五色に変わるからです。乳白色、コバルトブルー、黒、クリーム、そして濃緑色の5色。
宿の館内は、古くはランプの湯として親しまれた山中の一軒宿という風情を残しており、素朴で味わいのある雰囲気です。かつて与謝野晶子がこの宿に投宿した際に残した歌があるそうです。
五色の湯 板の囲いのうちがわに
うす墨をする 秋の夕ぐれ
露天風呂は宿の中を通り抜け、外に出ると簡易な脱衣所の先に、渓流が見えるところにありました。ちょうど先客と入れ替わる形で誰もいませんでした。今日の湯は、濃緑色ってとこでしょうか。白濁の緑がかった感じで、硫黄の匂いもぷんぷんとヌメっとした湯ざわりです。やや熱めの湯も心地よいです。
紅葉の木々が見えて、渓流の音もBGMにとてもリラックスムード。黒く細い湯の花が特徴的で、身体にこびりつく感じです。これが身体に良いのかなぁ。ここの露天風呂は混浴でした。
しばらくするとちいさな子供連れの家族3人がやってきました。紅葉が美しい静かな山間の秘湯、とってもほのぼのとした世界です。
五色の湯旅館
長野県上高井郡高山村五色温泉
電話 026-242-2500
入館料 500円(子供も同じ)
日帰り入浴受付 10:00~15:00
泉質 含ラジウム硫化水素泉
続いて、その五色温泉から少し下がって、松川渓谷温泉 滝の湯へと行きました。ここも宿と併設の日帰り温泉ですが、さっきの五色温泉より値段は安めで湯治場として手軽に泊まれそうです。温泉は、その宿泊施設の横を通って下へと降りていきます。紅葉の中を降りていくと温泉の受付棟が見えてきます。
自然美しい景色の中に温泉があります。さっきの五色温泉と比べると匂いは抑え気味で、湯の色は無色です。お湯あたりは心地よい感じです。お風呂全体は野趣タップリの岩風呂で、意外に広いです。
ここも混浴でバスタオルを身体に蒔いた女性が多くいました。こちらは入浴客も賑わっていて、20人近くの人がいましたが、その半分が女性でした。紅葉が手の届くくらいのパノラマで、眼下には渓流が流れ、いつまでも居られそうな温泉でした。
(写真は滝の湯さんへ連絡し公式HPから転用させていただきました)
松川渓谷温泉 滝の湯
長野県上高井郡高山村奥山田3681-377
電話 026-242-2212
入浴料 大人500円/子供300円
営業時間 10:00~18:00
休館日 無休
泉質 カルシウム・ナトリウム塩化物・硫酸塩泉
そして、すっかりと良い気持ちのまま帰路へつきますが。
やはり今日も高速道路は渋滞です。無料化するともっと混雑するのかなぁ。高速道路料金は1,000円で十分やすい思うし、それよりも営業用のバスやトラックをやすくしてあげた方が良いと思います。そっちが安くならないと、流通コストが下がらずに、結果物価が落ち着いてはこないんだからね。
高速道路料金は多少贅沢税って訳じゃないけど、払っても良いんじゃないかな。
むしろガソリン税を下げて欲しいッス。そっちこそ日常に使う経費なんだから。
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