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2009年10月 3日 (土)

秋の休日の志賀高原・万座・草津へそして八ッ場(やんば)も。(その2)

いよいよ長野と群馬の県境。渋峠は、群馬県六合村と長野県山ノ内町の間にある峠です。渋峠は標高2,172mの高さでなんでも日本国道の最高地点だそうです。

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降りてきている雲にその眺望は包まれていましたが、その山肌の厳しさと紅葉のバランスがとてもキレイでした。このルートは標高が高いので冬季は閉鎖される見たいです。

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Dscf5906 そしてやっと目的地の万座プリンスホテルへ到着したのは12時半。家を出てから3時間半・・ホテルの周りは雲につつまれて白い景色でした。簡単にお昼をとって、露天風呂へと向かいます。標高1800mの露天風呂です。お風呂の泉質は白濁の酸性硫黄泉で、硫黄成分含有量が日本一だとか。

Dscf5907_2 残念ながら噂の眺望は雲に邪魔されていましたが、サスガに通年自動車で行ける温泉地としては日本最高所の温泉の景色です。それでも十分楽しめました。豊かな湯量の温泉は確かに硫黄の匂いが満ちていてます。ここはスキー場でも有名で、昔は「私をスキーに連れてって」の撮影地にもなったところです。

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そしてますます雲と霧とで視界の悪い中、草津へと向かっていきます。ホントに視界数メートルという状態でなんとか草津へ到着。そして草津温泉館という日帰り温泉施設に立ち寄りました。天然温泉100%の掛け流しは、さすが草津温泉です。森の中の露天風呂も野趣たっぷりでした。ちなみに露天風呂には誰も入っていませんでした・・。

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Dscf59272 草津から国道292号線を通ってそして国道145号線で渋川方面へ向かいます。途中、噂の八ッ場(やんば)ダム建設予定地を通ります。予定地には「やんば館」なるものがあって、八ッ場ダムのここまでの経緯が記録として残っています。当初は地元民反対を強く訴えていた様子がよく分かります。(しかし今は・・)

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このダムを造るための異様な風景、この高さまで水がいくのでしょう。大自然に恵まれたこの吾妻渓谷の美観と貴重な自然を破壊する機械侵略者の様相を呈してます。このあと渋川・伊香保インターから関越自動車道で、お約束の渋滞にはまりながら帰宅は6時過ぎでした。ずっと運転ですっかりとお疲れモードの休日でした。(おしまい)

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