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2010年1月 4日 (月)

今パンドラと心の絆が繋がり広がっていく「アバター」

Avatar1 兵役で下半身不随となって車椅子生活を送っていた海兵隊のジェイクは、急死した兄の代理で衛星パンドラへとアバタープログラム参加をすることになった。衛星パンドラに眠る稀少貴重な鉱石を得るために、原住民ナヴィとそっくりな遺伝子操作した肉体(アバター)に同調させ、彼らに潜り込ませるためだ。

Avatar4 下半身不随だった人間の肉体からアバターと呼ばれるもう一つの躍動的肉体を得たジェイクはその同調の時だけ自由を得たのだった。そしてスパイとしてジャングル深く入ったジェイクは、危機一髪のところをナヴィ族の王女ネイティリに助けられる。ネイティリと出逢い、そのパンドラの神秘に魅せられていく・・。

Avatar3 構想14年、製作に4年以上、「プロジェクト880」と仮称されたこの映画は、キャメロン監督のイメージ通りの映画を作るのに必要な技術が進歩するまで待っていたそうだ。空想の衛星で繰り広げられる壮大な叙情詩、目の前に広がる映像美は圧巻で、3D映画ではなくても2Dでも十分に楽しめるものだった。

334089view009 ストーリー自体は、自然破壊をする強欲な人間とその自然と共に繋がって生きているナヴィ族との闘いと冒険ロマンのありがちな話。圧倒的破壊力で支配しようとする人間にナヴィ族は槍と弓で立ち向かう。それは西洋人達が大航海時代に繰り広げてきた植民地政策、開拓政策、血と破壊の歴史とに重なっていく。

Avatar5 ナヴィ族のもつ弁髪には、大自然の植物や動物たちとコンタクトできる不思議な力があった。それらと繋がる時に、ナヴィ族は知識を得、動物とは信頼関係をつなげることが出来る。自然とのコンタクトを切り始めた現代人への警鐘。あの不気味に見えたナヴィ族が、終盤には人間よりも美しく高貴に見えてきた。

アバター」7.5点★★★★

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» なんだか気味悪い「青いヤツ」だけど・・・ [日々を奏でる]
映画「アバター」を観ました。元海兵隊員だったジェイクは、惑星パンドラの先住民ナヴィ族にそっくりな体に自身の体をリンクさせ、ナヴィ族に潜入する。パンドラの美しい世界に魅せられたジェイクは、いつしか人間としての任務に疑問を抱き始め、ナヴィ族との間に結ばれた強... [続きを読む]

受信: 2010年1月 6日 (水) 11時00分

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