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2010年1月14日 (木)

初めてのごくせん体験、任侠先生が現代の教育へぶつかる。「ごくせん」森本梢子著

Gokusen3 ごくせんは、仲間由紀恵さん主演のドラマや映画で人気だけど、まだ観たことがなかった。いつもあまりドラマを観ていないので、どうしても観ず嫌いになってしまう傾向がある。
今回、東京のクールビューティーMさんから「面白いから読めや!」と命令が下り、お借りして拝読したが、これがなかなか面白かった。

不良高校として名高い学校の新任先生として赴任した山口久美子は、おさげにめがね、ジャージといった一見地味な風貌だけど、その正体は実は、広域やくざ黒田組三代目

Gokusen2 ちょっと世間ズレした感覚だけど、持ち前の任侠心で最初は相手にさえしなかった不良生徒から徐々に認められ、慕われるようになっていく。先生としてやっていくために「やくざ」であることを隠し続けるが、その隠し方もちょっとずれていたりして、失笑もので笑える。ちょっとばれそうになってはらはらドキドキもこの手の漫画の重要な要素。
そしてなによりも、現代の教育と先生という人種への『在り方』を示唆していて、その奇抜な行動に「そうだよ、やってくれたぜ!」という爽快感と妙に説得力を持っていたりもする。

Sizukanaru1 極道漫画では男性誌で長期連載を続けている『静かなるドン』があって、こちらは夜は極道3代目の切れ者だけど、昼は冴えない女性下着会社の下っ端デザイナーという設定。やはり昼と夜のギャップが笑いを誘い面白い。

どちらも一般人としての常識と非常識をもっていて、そのギャップに親しみとおかしさ、そしてかっこよさが出てくるんだと思う。この2つの差は、男と女の差であることに間違えないが、恋愛というものに対しての位置づけの差かな。

ごくせん 森本梢子著 (集英社発行 女性漫画誌 YOU掲載)

Gokusen1

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