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2010年2月21日 (日)

白川郷ライトアップと能登の旅その5(能登金剛 厳門)

Zero 広末涼子、中谷美紀、木村多江。
3人の女優が凛とした美しい表情で、
内なる自分の闇の部分をも見据えるかのようだ。

『ゼロの焦点』の鮮紅のポスターが
ここ、厳門(がんもん)にはあちらこちらに貼ってある。

松本清張の『ゼロの焦点』は残念ながら
読んだことも観る機会もなかった。

この厳門がその『ゼロの焦点』の舞台になっているという。

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厳門は波食によって形成された天然の洞門。
幅6m、高さ15m、奥行き60mにも及ぶその大きな奇岩には
小舟が通り抜けられるほどの穴がくくり抜けている。

Dscf2453

この男性的なごつごつとしたこの景勝美のこの地に
『ゼロの焦点』の記念碑が立っていた。

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雲たれてひとりたけれる荒波をかなしと思へり能登の初秋
(松本清張歌碑)

ヒロインの運命を悲しく語り継いだ歌だという。
しかしこの日の日本海は歌のように荒波ではなく
穏やかに、碧の海面をたゆたゆと讃えている。
透明感のある冬の海は美しく、吸い込まれるかのようだ。

Dscf2468

千畳敷岩の上を波が流れるかのように洗い去っていく。
そんな荒々しいドラマの舞台になったとは思えぬ
静かな光景が広がる・・。
そういえば景勝地にある望遠鏡って子供たちは喜んでみてたな。

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海岸線を彩る奇岩には、猪鼻崎なんてユーモラスなのも、
なんとなく猪の鼻に見えてほのぼのとする。
ゼロの焦点、観てみようかな。そんな気持ちになった。

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能登半島国定公園(能登金剛)
石川県羽咋郡志賀町

旅程表
【一日目】
寄居=飛騨高山(古い街並み散策)=白川郷(光と雪が織りなす幻想的なライトアップ見学)=能登志賀の郷温泉・能登ロイヤルホテル泊
【二日目】
輪島塗漆器工房(見学)=輪島朝市(日本三大朝市を見学)=
厳門(昼食/奇勝を散策)=(千里浜なぎさドライブウェイ)=寄居

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コメント

「ゼロの焦点」の推理小説、懐かしいです。
「目の壁」と共に私が清張の小説のファンになったきっかけでしたから。
清張全集を読み過ぎて、記憶の中ではもうごちゃごちゃです。(笑)
彼は、人間を時代や社会的な影響の中で生きて行かざるを得ない存在として捕らえ、個人の意思や努力ではどうにもならない宿命を切り取って、生きることの哀歌を書いた作家だと思います。
誰もが陥るかも知れない闇や犯罪‥だから時代を超えて共感を呼ぶのでしょう。
美しくも厳しい能登の海を久々に見せていただきました。

投稿: sonata | 2010年2月21日 (日) 11時35分

sonataさま☆

松本清張読破ですか!素晴らしいですね。
この歌碑に書かれている言葉も、作品を知っていると意味深いのでしょうね。

2時間推理ドラマなどでお約束になりつつある「最後は崖の上に集まって真相が判明する」というパターンは、この作品から始まったとか。

映画観れば良かったなぁ・・ちょっと後悔です。

投稿: lastsmile | 2010年2月21日 (日) 14時32分

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