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2010年2月24日 (水)

白川郷ライトアップと能登の旅その8(終章~寄り道)

白川郷・能登のバスツアー、最後の最後です。

世界一長いベンチ=The LongestBench

Dscf2415 能登の志賀町にある増穂浦の海岸線に、世界一長いベンチがある。ホントはツアーコースにはなかったのだが、添乗員の志賀さんの機転で「今日はバレンタインデーですし、海と夕焼けがキレイなベンチで人気のスポットに寄りますね~」って提案があった。輪島の朝市から厳門に向かう途中だ。

Dscf2417 国道から沿って増穂浦に降りると駐車場にバスが乗り入れる。「これじゃバスが方向転換できねえぞ、どうすんだよぉ!」老いたバスの運転手が添乗員に食ってかかるのが、前の席に座っている私にも聞こえる。予定外の行動に怒っているようだ。でもその辺りは添乗員の方が上手、うまく言いくるめられていた。

Dscf2424 ここ、白浜青松の増穂浦は、鎌倉の由比ヶ浜、紀州の和歌浦と並んで、日本三大小貝の名所だそうです。色とりどりの歌仙貝で有名な増穂浦が一望できるベンチはなんと全長460mもあるそうで、その先までが見えない。1346人も座った記録があるそうで、ギネス認定です。

Dscf2419

Dscf2418 そのベンチの先の方まで歩くと、岸壁の母の石碑を発見。ここ志賀町は、岸壁の母のモデルになった端野いせさんの生誕の地だそうです。岸壁の母は二葉百合子さんの唄で有名だけど。あまり詳しくは知りませんでした。実在した人の話だったんですね。

Dscf2422 夫と娘に早くに死に別れ、養子でもらった息子が満州に出兵、そのまま生死も分からず、6年間引き揚げ船が来る度に舞鶴の岸壁で待ち続けたんですね。その後戦死告知書が発行され、端野さんはその後1981年に死去。

 ところが息子は生きていたことがその20年後に分かったそうで。81歳で死ぬまでずっと息子が生きていると信じていたそうですが。なぜ息子は生きていると名乗りでなかったのか分かりませんが、6年間も東京から舞鶴に引き揚げ船が来る度に訪れた努力は戦後間もない交通事情では並大抵じゃなかったんでしょうね。

Dscf2421

旅程表
【一日目】
寄居=飛騨高山=白川郷=能登ロイヤルホテル泊
【二日目】
輪島塗漆器工房=輪島朝市=
世界一長いベンチ=厳門=(千里浜なぎさドライブウェイ)=寄居

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コメント

>ホントはツアーコースにはなかったのだが
   upこんなサプライズ!もあるんですね。
運転手さんを言いくるめちゃうあたり、さすが添乗員さんですsmile
海に向かった長いベンチ、春・夏の夕暮れ時~夜には
たくさんの恋人たちで埋め尽くされるんでしょうね~wink
私も家の近くにこんな場所があったら、毎日そこに行って海を眺めますよ。
海を見てると、気持ちが落着きますmist


岸壁の母は、私も歌の世界だけだと思ってました。
息子さんも端野さんが舞鶴で生きていることをわからずにいたのでしょうか。
亡くなる前に会えたらよかったのに・・・。
切ないですねweep


投稿: かなで | 2010年2月24日 (水) 05時52分

かなでさま☆

ここの海岸は夕陽がキレイだそうですよ。ロマンチックでしょうね。波の潮騒の音は心が癒されます。私も家の近くにあったら、休日の度に来ていそうです。

岸壁の母、中国にいた端野さんの息子は、母が舞鶴で待っているということを、実は知っていたそうです。しかし帰ることも連絡することも無かったようで、その理由ははっきりと語られていないそうです。年老いて入院していながらも、色々と頂き物を受けても「息子が帰ってきたら・・」となかなか手を付けなかったことも多かったとか。死ぬ間際まで一日たりとも息子のことを忘れなかったそうです。

なぜ連絡を取らなかったのか、色々な推測がされていますが、なんか「大地の子」とかの場面を思い出しちゃいました。これもまた、戦争が生んだ悲劇なんでしょうね。

投稿: lastsmile | 2010年2月24日 (水) 10時49分

 世界一長いベンチですか。こういうのをわざわざ作ってギネスに申請するというところが笑えますね。やろうと思えば、ベンチぐらいはどこでも作れるでしょうが、記録が破られないのは、ばかばかしいからかな。まっ、そこがロマンか?。
 いつも思うのだけど、ギネスって変な記録が多いですね。

投稿: マサエ。 | 2010年2月24日 (水) 18時53分

マサエ。さま☆

ちょっとした町おこしには「一番」っていうのは分かりやすくていいのかもですね。
夕陽のきれいな海岸へのアピールにもなるし、良い着眼点かなって思いました。観光客の誘致で地元活性化が田舎の宿命ですね。ギネスっていうのもどーかとも思いますが、ま、分かりやすいし伝えやすいってことで(^_^;

投稿: lastsmile | 2010年2月24日 (水) 20時37分

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受信: 2010年3月12日 (金) 20時30分

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