« もう家族かと思ってた、そんな一言が暖かい「しあわせの隠れ場所」 | トップページ | 冬場は一度はいっとかなくちゃ、今年も牡蛎ラーメン@仙台廬山 »

2010年3月 1日 (月)

叙情豊かな世界で心の琴線に触れ・・。「海街diary 3 陽のあたる坂道」

大ベテラン 吉田秋生さんがスローペースで書き綴っている海街シリーズの第3弾。鎌倉を舞台に四姉妹の日々と成長を描くこの作品、父の一周忌から始まる今回は、長女・幸四女・すずの恋話を絡めて、ゆったりとしみじみと語り継いでいきます。
思いで蛍」「誰かと見上げる花火」「陽のあたる坂道」「止まった時計」の4編が収められています。このサブタイルの付け方も上手いなぁ。

Dscf2710 幸とすずの話が中心ですが、次女の佳乃のお酒大好き、酒豪っぷりの話には笑えますし、三女・千佳の天然ぶりも相変わらずでほのぼのと本作を彩っています。少年漫画とか少女漫画とかを越えた、吉田ワールドを作った感じがします。

映画を観るような風景と人物の描き方は、時には遥かの世界を見渡すかのように遠く、時には内なる心理の中まで描くかのように深く。マンガだけども小説を読むかのように深く伝わってきます、あらためて吉田さんの筆力の高さに魅せられます。
漫画が苦手じゃない人で、この作品を見たことがない人は、機会があったら見てほしいな、そんな作品です。

海街diary 3 陽のあたる坂道 吉田秋生(flowers コミックス)

Dscf2702

以前の海街ダイアリーの記事は↓こちらからクリック

鎌倉の四季を感じ、家族の絆を想う。「海街diary 2 真昼の月」

鎌倉4姉妹の暖かさ「海街diary 1 蝉時雨のやむ頃」

|

« もう家族かと思ってた、そんな一言が暖かい「しあわせの隠れ場所」 | トップページ | 冬場は一度はいっとかなくちゃ、今年も牡蛎ラーメン@仙台廬山 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 叙情豊かな世界で心の琴線に触れ・・。「海街diary 3 陽のあたる坂道」:

« もう家族かと思ってた、そんな一言が暖かい「しあわせの隠れ場所」 | トップページ | 冬場は一度はいっとかなくちゃ、今年も牡蛎ラーメン@仙台廬山 »