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2010年3月24日 (水)

異聞「ホームズ」と割り切って観れば◎「シャーロックホームズ」

334016view007 19世紀末、ロンドン。産業革命後世界のリーダーとして発展進歩するこの街で、凶悪な事件が発生する。若い女性の連続猟奇殺人事件は、不気味な黒魔術の儀式で行われ、その現場に乗り込んだシャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)と相棒の医師ワトソン博士(ジュード・ロウ)の活躍で解決する。

334016view005しかし逮捕され処刑が決まった主犯のブラックウッド卿は、ホームズに自らの復活を予言し、実際に処刑後2日目に墓から生き返ってしまった。その黒魔術と呼ぶ力を駆使してロンドンの街を不安と恐怖に陥れるブラッドウッド卿。しかしホームズとワトソンの迷コンビが、明晰な頭脳と鋼の肉体で立ち向かっていく。

334016view003 静かな英国紳士というイメージから、原作にあるボクシングはプロ並みというキャラ設定をさらに特化し肉体派キャラに昇華させ、ワトソンもその人間味を深く描くことでホームズとの「友情と腐れ縁」を面白おかしく描いた。シャーロックホームズというイメージを確立している人には違和感タップリなんだろうけど。

334016view006 英国の暗く複雑な雰囲気を持った原作イメージを、とにかく単純明快なアクションの連続という米国人好みのハリウッド風に仕上げた印象。さらに刑事コロンボみたいな、薄汚くさえないホームズが、インディージョーンズばりのアクションという設定(映画に一部グロいシーンがある点も若干似てるか?)にも驚く。

334016view001 結論、この映画はパラレルワールド(もう一つの現実世界=平行世界)のシャーロックホームズの活躍映画なのだ。19世紀の英国の映像の再現、あの暗くオイルっぽいよな情景は見事。終盤、原作に登場する宿命のライバルの教授の存在を匂わせて終わるので続編もあるのでしょうね。なかなか面白かったです。

先に映画を観られたブログお友達のマサエ。さんあばたさんの感想の差に興味津々、鑑賞後、お二人の意見に「なるほどねぇ」と納得の1本です。

シャーロックホームズ 7.5点★★★☆

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