郷土菓子として愛されている仙台駄菓子@駄菓子 石橋屋
駄菓子。
育った年代・時代の違いこそあれ、子供の時に喜んで食べていた駄菓子。もらったお小遣いを握りしめて駄菓子屋に走った遠い日。その甘さと風味が、子供ん時の「想い出」という魔法のスパイスにかかって、誰の心の中にも印象深く切なくもノスタルジックな味が残っているはず。
仙台事務所のK教授に連れられて、仙台駄菓子の製造本舗 石橋屋に行ってきました。ちょっと前の話です。しだれ桜がきれいな頃のお話。石橋屋は創業が明治18年の老舗中の老舗。「ここのあんこ玉が絶品、ホントに美味しいんだから」とK教授絶賛のあんこ玉。知る人ぞ知る「あんこ玉」だそうで。
石橋屋は時代を感じる風格のある建物、しだれ桜と見事に一枚の絵のよう。
店内にはいるとうっすらと暗い蔵のような雰囲気。そこにショーケースの中に、上品に駄菓子が並んでいます。上品に駄菓子って言うのも変だな。そもそも駄菓子って高級菓子の「上菓子」と比べ安価な材料で作られてたもの。
店内には昔の駄菓子やを描いた風俗画もかけられていて、老舗の雰囲気たっぷり。店内にはいるとさっそくK教授、「あんこ玉ありますか?」と。「ええ、ありますよ」・・しきりにK教授は「売り切れていないかなぁ」と心配顔だったので、素直に嬉しそう。ついついつられて自分も買いました。
その他にも物色し、試食させてもらうと「とってもおいしいです」(しつこい?)とりあえずアソートになっていた【趣味の菓子】8種類12個入(税別650円)を買いました。買い物も終わって外に出て。「ん!?」ふと店の奥の自宅の駐車場に・・。ベンツが停まってる。う~ん儲かってますな。
安価で、でも庶民の味を守ってきた駄菓子のお店で・・ベンツ、見ちゃいけないもの見たような・・そんな気分です。
駄菓子製造本舗 石橋屋
住所:宮城県仙台市若林区舟丁63
電話:022-222-5415
営業時間:9:00~19:00
年中無休
http://www.ishibashiya.co.jp/
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