信州白濁の名湯を訪ねて(8)善五郎の滝と水芭蕉
ついにさんざん持たせたこの旅日記も最終章です。もう2週間も前のことなので記憶も定かではなくなっています・・。多分に創作も織り交ぜながら・・。さて乗鞍高原温泉地から山の方に登ってすぐに眺望の良いポイントが出てきます。数台車の置けるスペースがあってそこからの乗鞍岳の眺望は素晴らしいです。
そこに車をとめて1キロほど山の遊歩道を歩いたところに善五郎の滝があります。せっかく来たのだから、と気の乗らない家人を連れて滝まで下りていくのですが、この霜柱のりっぱなこと!さすがに寒冷の山地。1キロの山道も雪で足元をとられながらでこれがまた、なかなか大変なわけで・・。家人はむっつり。
静寂の中にサクサクと歩く足音の他には時々鳴く野鳥の声が。あいかわらずなんていう鳥だか分かりません。ま、読む人は自分の好きな鳥の鳴き声をイメージして読んでください。と、水音が大きくなって、川の先に大きな滝が見えてきました。横幅10m、高さ30mと豪快な水しぶき。滝の横の氷柱も見事です!!
最後は山栄荘のおっちゃんが「水芭蕉の群生地が近くにあるんだよ」と教えてくれた、群生地に寄って帰ります。乗鞍高原のメイン道路から少し入った路地にある湿地に、水芭蕉が咲き並んでいます。ただ ここんとこの急な冷え込みで、寒そうに花びらが少し傷んでる感じでした。デリケートな花だからですね。
いよいよ自宅に向かいます。
・・実はこの日、4月18日は日曜日なんですが、仕事の関係で今夜に新潟に移動、夜入り・・。ということで早めに引き揚げ。梓川の神秘的な碧色水面と、美しい乗鞍の大自然が最後まで旅人の目を楽しませてくれました。
最後まで読んでくれた人、とっても感謝します。
検索で来られた方、何かの参考になれば!です!(おしまい)
| 固定リンク
最近のコメント