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2010年5月17日 (月)

スズメバチに助けられっぱなしの名探偵カッレ君「ミレニアム~ドラゴン・タトゥーの女」

M0000000546_sub2_large 雑誌「ミレニアム」の編集記者ミカエルは、不正の噂のある実業家の違法行為を暴露するも、証人・証拠不足で逆に名誉毀損となり有罪判決を受ける。しかしその調査能力と信頼性を買った大企業の元会長が、彼に40年前のある事件を調査するように依頼、有罪で雑誌社を離れたミカエルはその話を受ける。

Millennium_mshk_100255_large ある事件とは元会長の親族の娘、溺愛していたハリエットが突然失踪した事件。すでに迷宮入りしているが元会長はこの事件の真相をなんとか知りたがっていた。僅かしか残っていない手がかりを元に調査を進めるうちにある暗号にぶつかった。意味不明な暗号は、ある日彼に届いた謎のメールで解決するが・・。

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Millennium_mshk_111113_large 本作は、スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる推理小説3部作の第1部。ラーソンの処女作であり、最後の作品となった。本国スウェーデンではベストセラーとなり大人気を博したそうだけど、ラーソンは第1部の発売もシリーズの大成功も知ることなくこの世を去った悲劇のベストセラーでもある。。

M0000000546_sub1_large この映画の見所は、不良少年のようなユニセックスな存在のリスベット。入れ墨だらけに鼻ピアス、無愛想で攻撃的。謎の多さと洞察力の凄さ、理解不能な行動に目が離せない。いつもイライラしていて、落ち着きなく煙草をくゆらす。そんな彼女無くて、この難事件は解決できない。それがまたかっこいい。

M0000000546_sub3_large 良い表現つかえば、雰囲気のある、言い換えれば全体にどんよりとした暗さのある映画だけど、本気度は充分伝わってくる。観たすぐよりも、じわじわと身体に染みこんでくる感じ。最初は不要なシーンだと思った「サディストの豚」とリスベットに「刻印」された後見人が第2部で彼女に復讐を・・と伏線らしい。

Millennium_mshk_88038_large 原題は「女を憎む男」。女性への暴力、偏執的虐待がシリーズのテーマだとか。とても痛々しい描写が続き、見ていてツライ部分も多い。R15だけど、R18だよ、これ。デートには不向きな映画です・・。ちなみにグンブロ映画部長ロシェpapaグンブロ教祖なごみさん、グンブロ女王まこさん、野菜配達人Agleeくんとの鑑賞でした。

ミレニアム~ドラゴン・タトゥーの女 7点 ★★★☆

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