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2010年5月14日 (金)

樹が神になる日(1)@上社御柱祭 里曳き

遠く北アルプスを望む諏訪。
甲高く澄んだ声で木遣り唄が響くと、里引き開始の合図のよう。

「ヨイテコショー!」
「ヨイサ!ヨイサ~!」「ヨイサ!ヨイサ~!」

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Dscf1239 そして御柱の先頭にV字に組んで付けられたメドデコといわれる木に男達がまたがり、大きく左右に揺れながら、諏訪大社に向かって練り歩いていく。メンデコにまたがった男達が、観客を煽るかのようにおんべを振る。

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Dscf1306 木に乗る者、木を曳く者、周りで煽る者、みな一体になってかけ声を合わせる。
「ヨイサ!ヨイサ!ヨイサ!ヨイサ!」
氏子のほとばしる熱気と、それを見守る地元の人たち、観光客がひしめきあいが祭りを高揚させていく・・・。

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Dscf12052 数えで7年に一度(6年おき)の4月と5月に、モミの大木が16本選定、切り出され、その地方の氏子たちが有名な山出し(山の上から大木に氏子達が載って落としていく)、そして里曳きを行う。諏訪大社の上社・下社それぞれに8本ずつ人間の力だけでその大木を運び、大木を神木として建てるという天下の奇祭。

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Dscf1306_2 今回、GW期間中なのに格安の御柱バスツアーがあることを知って、6年に一度の奇祭を観に行くコトしました。渋滞も予想される覚悟の上でのツアー参加です。天気は上々の藤岡から、バスで揺られること3時間以上時間をかけて、御柱里曳きが行われる諏訪大社門前へと到着です。さすがにもの凄い混雑です。

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Dscf1233 御柱の迫力ある練り歩きを観ていると、ちょうどお昼休みの時間。お昼の時間帯では、さすがの氏子達も昼休み、もちろんお酒は飲んでいましたが・・。静かな時間帯に、堤防ではのんびりとランチタイム。御柱の周囲でも息抜きしていました。さてその間をぬって、諏訪大社にいってきます!(続く)

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旅行主催:クラブツーリズム 日帰りバスツアー
「七年に一度!御柱祭~上社里曳き~舞茸弁当におやつも!花の高島城へ」
出発日:2010年5月2日
群馬県藤岡発:5,980円

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