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2010年7月10日 (土)

ワールドカップ・メモリアル・・「もう泣くな、俺たちは戦争に負けたわけじゃない」

W杯も残るところ、3位決定戦と決勝戦。もうすぐW杯も終わっちゃうなぁ・・。暑い夏も終わった・・(いや、夏はこれからだけどね)。W杯は日本の“意外な”大健闘でとっても盛り上げてもらった。
(でも・・予想は 後半大外れしてしまった・・。)

ということで、W杯で想い出すちょっと昔のお話を。
Jose 「もう泣くな、俺たちは戦争に負けたわけじゃない」

この言葉は元パラグアイ代表のゴールキーパー(以下 GK)で代表キャプテンだったホセ・ルイス・チラベルト。W杯でフランスに負け、フィールドに泣き崩れるチームメイト一人一人を抱き起こしながらかけた言葉は彼らしい表現だった。
  
  
  

Lancamento_jugem_cc チラベルト。

攻撃的GKという言葉は彼のためにあるようなものだった。GKとしての高い能力=ボールへの反応(反射神経・身体能力)、判断力とリーダーシップ=はもちろんのこと、彼の偉業はゴール数である。プロになってからの決めたFK・PK数は62点。2006年に記録更新されるまで、世界の名だたるFW(フォワード)やMF(ミッドフィルダー)を抑えて、GKながら世界一の決定数だと言うことは驚くばかり。

  

C0040315_21424586 そして一番驚く記録は、なんといっても1999年にハットトリック(1試合中に一人で3得点)を演じたこと。GKがハットトリックというサッカー史上初の快挙。2002年W杯でもパラグアイがベスト16進出に貢献、ドイツとのトーナメント1回戦では当時世界最強と称された守護神カーンを相手にFKを放つ名場面を演じた。(残念ながらゴールを決められなかったが・・)

GKながらしゃしゃり出て、フィールドをドリブルで駆け回る姿は、スタンドプレーが目立ち、それにブラジルのスーパースター ロベルトカルロスの顔面に唾を吐くなど横暴ぶりも報道され、傲慢な性格にも見受けられるが、実は大変な慈善事業家

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Tira00_2 国民的英雄ながら、貧しい子供や身体の不自由な子供を特に大切にして、届く手紙には必ず手書きで応え、募金活動や慈善事業に熱心に取り組んでいる。パラグアイで行われた世界大会に出場辞退した理由が「経済的に混迷するパラグアイでは国際大会よりも学校や病院が必要」という信念も持っていたりする。

2002年日韓W杯の時に、長野県松本にキャンプインした時も松本の児童施設を訪問している。今でもそれを忘れないように松本市はチラベルトカップとして子供のサッカーを育成しているそうだ。

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「将来は貧しい子供達の為の病院を作るのが夢」
「いつか大統領になって、自国の貧しい人達を助けたい」

チラベルトは2004年に現役を引退後、大統領を狙っているとの噂もまことしやかに流れている。

  

ああ、もうすぐW杯も終わっちゃうね。あの耳障りなブブゼラもすっかりと耳に馴染んだ今日この頃・・寂しくもあるなぁ。
(土日ちょっと不在します。記事は自動更新しますが、戴いたコメントは月曜にお返ししますね)

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