北れい吉という類稀なる狂気
北れい吉という狂気
226事件の思想的中核だった北一輝を兄にもつ北れい吉。
恐ろしいほどに狂気に満ちた輩で、しかも衆議院議員であったという
事実に驚かされる。鳩山派、自由民主党(最終)。
【以下引用】
昭和15年(1940)2月13日北昤吉衆議院議員が第七十五回
帝国議会衆議院予算委員会の質問で、第一次世界大戦時に独逸が行
った例を挙げ、「軍用犬以外の犬猫は全部殺してしまふ、さうすれば
皮は出る、飼料はうんと助かります。」と犬猫不要論を唱えた。
北議員は
「犬は豚や鶏と違い、唯物を食って大して益する所がない。
皮が不足しているので犬猫を撲殺することに陸軍が努力してはどうか、
非常時であるから統制を強化しなければならぬ。軍用犬以外の犬猫は
全部殺してしまへば皮は出る、飼料はうんと助かります。
農林大臣には犬猫の数及び一年の飼育に要する分量等御聴きしたい。
独逸では現にあった」
という持論を展開した。
この北の論調は、奇しくも3年後に札幌で実現することになった。
「犬の突撃攻撃隊で立派な忠犬にしてやろう」(八王子市)
「ワン公もお国のために奉公を!」(北海道)
憤りしか感じない愚かな政治家。
自分の皮を剥いで国に尽くせばいい。
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